ソユーズTM-19
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/11 01:40 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ソユーズTM-19 | |||||
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徽章
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ミッションの情報 | |||||
ミッション名 | ソユーズTM-19 | ||||
質量 | 7,170 kg | ||||
乗員数 | 2(打上げ時) 3(帰還時) |
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コールサイン | Ага́т | ||||
発射台 | バイコヌール宇宙基地 ガガーリン発射台 |
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打上げ日時 | 1994年7月1日 12:24:50 (UTC) | ||||
着陸または着水日時 | 1994年11月4日 11:18:26 (UTC) | ||||
ミッション期間 | 125日22時間53分36秒 | ||||
遠地点 | 222 km | ||||
近地点 | 202 km | ||||
公転周期 | 88.5分 | ||||
軌道傾斜角 | 51.6° | ||||
年表 | |||||
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ソユーズTM-19 (Союз ТМ-19 / Soyuz TM-19) は、宇宙ステーション・ミールへの往来を目的とした、19回目の有人ミッションである。コールサインは「アガート(メノウ)」。
機長のマレンチェンコとフライトエンジニアのムサバイエフは共に初飛行である。両名はベテラン宇宙飛行士のゲンナジー・ストレカロフとともに宇宙へ向かい、彼は数日間のミール滞在の後、ソユーズTM-18で帰還する予定だった。しかし、乗組員の物資を運ぶ予定だった2機のプログレス補給船のうちの1機の運行が取りやめられたため、ストレカロフは搭乗できなくなった。このような事情で、珍しい新人同士での飛行となった。
7月3日に、無事にドッキングが行われた。11月3日にはクルス自動接近システムの作動実験を行った。ムサバイエフ、マレンチェンコ、メルボルトの3名がソユーズTM-19に乗り込み、ミールから190m離れたところから再ドッキングした。翌日の地球への帰還も、事故なく成功した。
乗組員
打上げ時
- ユーリ・マレンチェンコ (1) -
ロシア
- タルガット・ムサバイエフ (1) -
カザフスタン
帰還時
ミッション
- ミールとドッキングした。
- 乗組員の交代を行った。
- 医学の実験を行った。
- 材料学の実験を行った。
- 2人の宇宙飛行士は、外部断熱の修理を行うために、1994年9月9日に5時間6分の宇宙遊泳を行った。
- 2人の宇宙飛行士は、同じ目的のために、1994年9月14日に6時間1分の宇宙遊泳を行った。
- プログレスの手動ドッキングの最初の成功例となった。
備考
2人の宇宙飛行士は、ソユーズTM-18で到着していたワレリー・ポリャコフと共に、ミールの16代目の住人(ミールEO-16)となった。このミッションの最中には、ステーションに多くの技術的な問題が発生した。
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「ソユーズ TM-19」の例文・使い方・用例・文例
- ソユーズという,ソビエトの宇宙船
- スペースシャトルは近いうちに引退するため,ロシアのソユーズが現役で再使用可能な唯一の有人宇宙船になる見込みだ。
- ロシアの宇宙船「ソユーズTMA-17」が2009年12月21日,カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。
- 12月23日,宇宙船ソユーズがISSにドッキングし,野口さんや米国とロシア出身の2人の乗組員はISSに乗り込んで5か月のミッションを開始した。
- 6月2日,野口聡(そう)一(いち)さんと他の宇宙飛行士2人がロシアの宇宙船「ソユーズTMA-17」で宇宙から帰還した。
- ソユーズ宇宙船は日本時間の6月2日午前9時ごろにISSから分離した。
- 古川さんと他の2人の宇宙飛行士が乗ったロシアのソユーズ宇宙船は,6月8日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地を飛び立った。
- ソユーズ宇宙船は6月10日に国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに成功した。
- スペースシャトルの役割は今後,ロシアの宇宙船ソユーズおよび,日本やヨーロッパの無人補給機によって果たされる。
- 3人の宇宙飛行士を乗せたソユーズ宇宙船のカプセルはカザフスタンの雪に覆われた平原に無事着陸した。
- 11月22日の早朝,ソユーズは地上約100キロの大気圏に突入した。
- 星(ほし)出(で)彰(あき)彦(ひこ)さん(43)と他の2人の宇宙飛行士を乗せたロシアのソユーズ宇宙船が7月15日,カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から国際宇宙ステーション(ISS)へ向けて打ち上げられた。
- 約9分後,ソユーズは打ち上げロケットから分離し,指定の軌道に乗った。
- 7月17日,ソユーズはISSとのドッキングに成功し,約2時間半後,3人の飛行士はISSに移動した。
- 若(わか)田(た)光(こう)一(いち)さんと2人の同僚宇宙飛行士は,11月7日,ソユーズ宇宙船で国際宇宙ステーション(ISS)に到着した。
- トーチはその後ソユーズ宇宙船で地球に戻された。
- 彼らはロシアの宇宙船「ソユーズ」でカザフスタンに着陸した。
- 大西さんとあと2人の乗組員,ロシアのアナトーリ・イヴァニシンさんと米国のケイト・ルビンズさんは,ロシアのソユーズ宇宙船でカザフスタン中部の大草原地帯に着陸した。
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