ソユーズMS-13とは? わかりやすく解説

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ソユーズMS-13

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 02:57 UTC 版)

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ソユーズMS-13
ISSに接近するソユーズMS-13
名称 ISS 59S
任務種別 ISS乗員輸送
運用者 ロスコスモス
COSPAR ID 2019-041A
SATCAT № 44437
任務期間 200日 16時間 44分
周回数 3,216 [1]
特性
宇宙機 ソユーズMS
宇宙機種別 ソユーズMS 11F747
製造者 RKKエネルギア
乗員
乗員数 3
乗員 アレクサンドル・スクボルソフ
ルカ・パルミターノ英語版
打ち上げ アンドリュー・R・モーガン英語版
着陸 クリスティーナ・コック
コールサイン Cliff
任務開始
打ち上げ日 2019年7月10日16:28:21 UTC[2][3]
ロケット ソユーズFG
打上げ場所 バイコヌール宇宙基地 LC 1/5
任務終了
着陸日 2020年2月6日09:12:45 UTC[4][1]
着陸地点 カザフのステップ
軌道特性
参照座標 地球周回軌道
体制 低軌道
傾斜角 51.6°
ISSのドッキング(捕捉)
ドッキング ズヴェズダ後方側
ドッキング(捕捉)日 2019年7月20日22:47:50 UTC[1]
分離日 2019年8月26日03:35 UTC[5]
ドック時間 36日 4時間 48分
ISS
(再配置)のドッキング(捕捉)
ドッキング ポイスク天頂側
ドッキング(捕捉)日 2019年8月26日03:59 UTC[5]
分離日 2020年2月6日05:50:28 UTC[1]
ドック時間 164日 1時間 51分

左からモーガン、スクボルソフ、パルミターノ
ソユーズ計画
(有人宇宙飛行)

ISS飛行59Sとしても認識されるソユーズMS-13は、ロシア人コマンダーとアメリカ人およびイタリア人フライトエンジニアからなる第60次長期滞在英語版のクルーをISSに送り届けるために(初めての月着陸から50年を記念して[2])2019年7月20日に打ち上げられた有人のソユーズミッションである。 ソユーズMS-13は142回目のソユーズ宇宙船の飛行となった。 その後の宇宙飛行士の輸送は商業乗員輸送プログラム英語版で行われることになっていたので、一時はこの飛行がNASAが契約した最後のソユーズでの飛行となっていたが[3]、2019年初頭にNASAは商業乗員輸送プログラムの遅延を考慮して、より確実性を高めるために追加のソユーズの座席を2つ購入することを検討した。


クルー

地位 打ち上げ機メンバー 着陸機メンバー
コマンダー アレクサンドル・スクボルソフ, RSA
第60次/第61次長期滞在
3回目の宇宙飛行
フライトエンジニア 1 ルカ・パルミターノ英語版, ESA
第60次/第61次長期滞在
2回目の宇宙飛行
フライトエンジニア 2 アンドリュー・R・モーガン英語版, NASA
第60次/第61次長期滞在
1回目の宇宙飛行
クリスティーナ・コック, NASA
第59次/第60次/第61次長期滞在
1回目の宇宙飛行

[6]

バックアップクルー

地位 Crew member[1]
コマンダー セルゲイ・リジコフ, RSA
フライトエンジニア1 トーマス・マーシュバーン英語版, NASA
フライトエンジニア2 野口聡一, JAXA

再配置

ソユーズの乗組員は2019年8月26日にMS-13宇宙船をズヴェズダモジュールの後方側ポートからポイスクモジュールへと移動し、手動でドッキングを行った[5]。これはソユーズMS-14がズヴェズダに自動ドッキングするための場所を空けるためで、これによって2019年8月24日にポイスクの信号増増幅器の不具合でMS-14の最初のドッキングの試みが中止された後でズヴェズダへの自動ドッキングの道が開かれた[7]。最後にソユーズ宇宙船が再配置されたのはソユーズTMA-16Mミッション中の2015年8月だった[8]

参考文献




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