ソユーズTMA-11Mとは? わかりやすく解説

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ソユーズTMA-11M

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 05:56 UTC 版)

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ソユーズTMA-11M
ISSにドッキングしたソユーズTMA-11M
徽章
ミッションの情報
宇宙船の種別 ソユーズTMA 11F747
乗員数 ミハイル・チューリン
リチャード・マストラキオ英語版
若田光一
コールサイン Vostok
発射台 バイコヌール宇宙基地 ガガーリン発射台
打上げ日時 2013年11月7日 4時14分15秒 (UTC)[1]
ミッション期間 187日21時間44分間
乗員写真
(左から) 若田、チューリン、マストラキオ
年表
前回 次回
ソユーズTMA-10M ソユーズTMA-12M

ソユーズTMA-11Mは2013年に行われた国際宇宙ステーション(ISS)への有人宇宙飛行。第38次長期滞在の3人の乗組員を宇宙ステーションへ運んだ。なお、TMA-11Mはソユーズの1967年の初飛行以来の120回目の飛行であった。2013年11月7日にTMA-11Mはドッキングに成功し、ISSは2009年10月以来のスペースシャトルのない状態での9人体制となった。

ミッションではソチオリンピック聖火が宇宙に運ばれた。ロケットとソユーズの外殻にはオリンピックシンボルが描かれた。ミッション中、聖火トーチはロシアのオレッグ・コトフセルゲイ・リャザンスキー英語版の手によって史上初めてISSから宇宙空間に出て、ステーション外に到達している。

乗組員

地位[2] 乗組員
船長 ミハイル・チューリン, RSA
第38次長期滞在
3回目の宇宙飛行
フライトエンジニア 1 リチャード・マストラキオ英語版, NASA
第38次長期滞在
4回目の宇宙飛行
フライトエンジニア 2 若田光一, JAXA
第38次長期滞在
4回目の宇宙飛行

バックアップ要員

地位[3] 乗組員
船長 マクシム・スラエフ, RSA
フライトエンジニア 1 グレゴリー・R・ワイズマン英語版, NASA
フライトエンジニア 2 アレクサンダー・ゲルスト, ESA

搭載貨物

TMA-11Mはソチオリンピックオリンピック聖火を搭載しており、聖火が宇宙へ行ったのは初めてのことであった[4]。トーチは5日後、ソユーズTMA-09Mで地球へ帰還している。

ギャラリー

[脚注の使い方]
  1. ^ NASA. “Consolidated Launch Manifest”. NASA. 2011年6月6日閲覧。
  2. ^ JAXA. “Astronaut Koichi Wakata Selected as Member of ISS Expedition Crew”. 2011年2月17日閲覧。
  3. ^ astronaut.ru (2013年). “Орбитальные полёты”. 2013年5月29日閲覧。
  4. ^ Sochi 2014 Flame lit in Olympia kicking off record-breaking torch relay”. Russia Today. 2013年9月29日閲覧。



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