セイルーン王家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 02:56 UTC 版)
「スレイヤーズの登場人物」の記事における「セイルーン王家」の解説
エルドラン セイルーン王国の国王。詳しい年齢は不明だが高齢で、病床で症状は良くないらしいが、歳で体力が弱って長々こじらせているだけらしい。フィリオネル以下、会見や食事をしているが、リナの前(小説本編)には出ていない。 フィリオネル=エル=ディ=セイルーン 声 - 安西正弘、TRY第1話・REVOLUTIONでは稲葉実 セイルーン王家の第一王位継承者。通称フィル王子。ドワーフをそのまま引き伸ばしたような体格をした、四十がらみのむさいおっさん(リナ談)だが、父が在位中のため、未だ王子である。その身分からは想像できない、一見すると山賊か盗賊といった風貌をしている。平和主義者であり戦いを好まない。また、自分の生命や利益よりも国民の生活を尊重しているため、人望は厚い。しかし、一度戦闘になれば"平和主義者"を冠にきせた必殺技(「平和主義者クラッシュ」「人畜無害キック」等)で鉄拳制裁を加える。平和主義者なので武器等は使わず全て素手による攻撃であるが、普通の剣士や魔道士でも手を焼く亜魔族ですらあっさりと倒してしまう。外伝と本編の双方に出てくる。「すぺしゃる」第1話のゲストキャラクターでもあった。 アニメや漫画『超爆魔道伝』では純魔族や魔獣ザナッファーを相手に大立ち回りを演じ、リナ達が手を焼くほどの大量の亜魔族を一人でなぎ倒すなど、人間離れ加減がより凄まじくなっている。 クリストファ=ウル=ブロッゾ=セイルーン 声 - 岡和男 セイルーン王家の第二王位継承者。通称クリス。フィリオネルの弟で、兄とは似ても似つかない美形中年。王になれない不平を常々息子のアルフレッドに吹き込んでいたらしく、結果アルフレッドを黒幕とするセイルーン王家お家騒動の原因を作り、計画を打ち明けられた時も止めずに話に乗った。アルフレッドが捕まり自分の行いを後悔しアルフレッドを庇うが、脱走しフィリオネルを殺そうとするアルフレッドを刺殺、自らも自害しようとするがフィリオネルによって止められた。 NEXTではこれらの設定はなくなっており、あくまで兄の補佐役に徹している。アルフレッドにフィリオネル暗殺の計画を打ち明けられておらず、計画とも無関係だった。立場上疑われる自分が事件解決の指揮を取るために王位継承権を放棄するなど、原作の設定を根底から覆す善人ぶりを見せた。 ランディオーネ 声 - 稲葉実 セイルーン王家の第三王位継承者。通称ランディ。フィリオネルとクリストファの弟で辛うじて青年といえる年齢。司祭(プリースト)だが役職上の肩書きで使える呪文は「治癒(リカバリィ)」程度。フィリオネルと共にお忍びの旅をしていたが、フィリオネルのせいで影が薄くないがしろにされていることを恨んで配下の魔道士を使いフィリオネルを暗殺し王になろうとするが、王になった後なにをするかは考えていなかった。暗殺計画のため一般人に危害を加えたことでフィリオネルを激怒させてしまい、人畜無害キックで吹っ飛んだブラス・デーモンに巻き込まれて死亡。その死も特に気にされた様子はなく、ある意味不幸かもしれない。 グレイシア=ウル=ナーガ=セイルーン 第一王位継承者フィリオネルの長女。該当項目を参照。 アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン 第一王位継承者フィリオネルの次女。該当項目を参照。 アルフレッド 声 - 結城比呂 第二王位継承者クリストファの息子。下級魔獣召喚などの呪文を使う。物心ついたころから親にフィリオネルへの恨み言を聞かされて育ち、フィリオネル暗殺計画を立てる。リナに第一印象で「典型的な自己陶酔型」と称され、実際その通りの人物で、自分こそがセイルーン王に相応しいとか自分が王になれば世界を支配できると考えている。フィリオネル暗殺計画を立てるがカンヅェルがリナを殺すことを優先したため計画は失敗。部下の口から黒幕だとバレ口封じにリナ達と戦うも敗北し捕まる。脱走してフィリオネルを殺そうするもクリストファの手にかかって死亡した。 NEXTでは原作と違いカンヅェル達が魔族だと知った上でカンヅェルと契約を交わし、フィリオネル暗殺計画を立てる。自ら黒幕であることを明かすが、裏切ったマゼンダの手に掛かり命を落とした。
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