サスケたちが使う術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 05:24 UTC 版)
「サスケ (漫画)」の記事における「サスケたちが使う術」の解説
猿飛の術 樹の上、空間を問わず猿のように自由自在に移動する術。猿飛忍法の基礎を成すものであり、相応の体術が伴わなければならない。 微塵がくれ 出口の無い洞窟などの地面が土になっている狭い空間に入り、自土の中に潜って身を隠した上で仕掛けた火薬を爆発させる。 追ってきた相手を爆殺したり、身代わりの死体を用意して自爆したと見せかけたりして欺く甲賀忍術のひとつ。 分身の術 半秒と同じところにとどまらず素早い速さで移動し、四方八方へ現れては消えることで自分を何人にも見せる。八つ身〜十身以上できなければ一人前の忍者ではない。 サスケはかつて四つ身ができたが、小猿を育てたり農作業に従事したりする間に腕が落ち、三つ身までしかできなくなってしまう。影分身 自分とそっくりの影武者を複数人立てて欺く。もしくは影武者とともに分身を行うことで通常よりもはるかに多くの分身を作り出して相手を惑わせる。通常の分身と区別するため影分身と呼ばれる。 サスケは母の双子の妹の4人の息子たちが自分とそっくりなため影分身が成立しており、柳生十兵衛に襲撃されたサスケを救うため叔母が息子たちをけしかけて分身の術を行使させたことで難を逃れた。また、九鬼一族の長・炎海の4人の息子たちは4つ子であることを利用してサスケ親子と叔母を惑わし追い詰めていった。 八方つぶての術 素早く移動して色々な場所から相手に手裏剣を投げ、味方が何人もいるかのように見せかける。 こだま返しの術 相手に崖上に逃げたと見せかけ、崖下に戻ってきて土遁の術で身を隠す。 風移し 声を出せない場合、風に乗せて羽毛を流して仲間に合図を送る。植物の種や紙を使うこともある。 移し身 動物の皮をはいでその中に入り、動物になりすまして相手の目をくらます。 炎がくれの術 炎に包まれて自分が燃えているように見せかけ、赤い布と耐火性の強い布に身を隠しながら地面に潜って身を隠す。火遁の術と土遁の術の組み合わさったもの。 火遁ほうせん花の術 炎の中に隠れ、赤い布をまとって飛び出して火が飛び散ったように見せかけて逃げる。 竜神の術 水上に浮かべた筏で焚き火をして、上から巨大な筒をかぶせることで筒の中の酸素を薄くして周囲の水を吸い上げる。ヒスイが沈んでいる沼の水を吸い上げるために大猿が弾正に教えた。 火焔車 トゲのついた縄を自分の周りにめぐらし、その縄に沿って火薬をまいておく。敵が縄にかかった瞬間、自分は飛びのいて火薬に火をつけて相手を焼き殺す。 目が見えない相手、口がきけない相手の襲撃を予測した時に予防法として予め仕掛けておく。 蛍火の術 ヒカリゴケや海ボタルを使って自分の体を発光させて相手を驚かす。ヒカリゴケは月の光が無いと光らないという弱点があるが、海ボタルは水をかければいつでも光らせることができる。 岩石なだれ渡り 追ってくる敵を岩場の崖に誘い込み、岩崩れを起こして多数の敵をまとめて倒す術。自分自身の足元の岩ごと崩した後、落下する岩石の不規則な動きに合わせて石から石へと飛び移って回避しなければないため難易度が高い。 ギダンの法 忍法を構成する「三活法」の1つ、「練活」における訓練法の1つで、自分の体重を消す法。濡れ紙や水面に敷いたムシロの上を歩いて練習する。 春花の術 敵の風上に立ち、粉末状の痺れ薬をまく。風向きの読みを間違えると自分に降りかかってしまう。 帰り山彦 身体に鈴をつけて敵と戦い、相手が鈴の音を意識するようになったら様々な場所に仕掛けた鈴で相手を惑わして動きを封じたり罠に誘導したりする。 鈴以外にも状況に応じて様々なものが利用される。 霧がくれの術 霧を発生させて相手の視界を奪ったり惑わしたりする術。霧隠才蔵が得意とする。 霧ケシの術 分身の術よりもすばやい動きで多数の敵を幻惑し、高い木にひっかけておいた縄を敵の数名に結びつけ、合図と共に上空高く持ち上げてしまう。瞬間的に仲間が消されたように見えるため、敵はパニックに陥る。霧隠才蔵が得意とする。 送り筒 長い筒を地面に埋め、遠く離れた場所から声を出して敵をあざむく。 内観の法 自分に暗示をかけ、身体や心の病を治す。一種の自己催眠術。 寸白(すばく)の法 弱い毒素を持つ虫や木の実を食べて一時的に病気の容態を装う。 空蝉(うつせみ)の術 セミの抜け殻は木にとまっているように見えても本体は既に別のところにあることから名づけられた術。色々な道具や動物を使って遠くにある草木を遠隔操作し、敵がそれに気を取られた隙を狙って逃走したり攻撃したりする。 エトリの術 領主の鷹狩りに従事する鷹使いの下につく役職「餌取」に従事する人々が、鷹の餌の確保のために動物を殺傷する中で編み出した様々な技術の流れをくむ猿飛忍法の内の1つ。 水のない場所での水分補給の手段で、動物の血液を飲むことで喉の渇きを癒す。 蚊幕 敵の通りそうなところへしびれ薬を塗った毛針を仕掛けておく。 犬万 ミミズの死骸を腐らせたもので強烈な悪臭を発する。猫に効くマタタビのような効果があり、周囲の犬を呼び寄せる。 犬憑き 風移しの応用技。犬万を染み込ませた羽を相手に取りつけて犬を呼び寄せ動きを封じる。
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