ゴールデン枠との決別、インディーズ団体乱立、CS中継の拡大とは? わかりやすく解説

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ゴールデン枠との決別、インディーズ団体乱立、CS中継の拡大

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 15:03 UTC 版)

プロレス中継」の記事における「ゴールデン枠との決別、インディーズ団体乱立、CS中継の拡大」の解説

2000年馬場逝去後全日本社長に就いていた三沢光晴が、馬場夫人オーナー馬場元子との確執から代表取締役社長職を解任されると、三沢以下殆どの選手社員全日本退社しプロレスリング・ノア旗揚げその際放映権持ち全日本大株主でもあった日本テレビ手放し同年6月19日中継打ち切り発表し同年6月21日終了した28年にも及ぶ同番組終了は、あまりにも突然であった。なお、番組枠掛布雅之司会プロレス情報番組コロッセオ」に切り替わるものの、翌2001年4月からは新番組プロレスリング・ノア中継」(以下、ノア中継)を開始一方全日本資金難人材難ピンチ迎え外国人選手フリーランスに支えられ生き残ったものの暫くの間地上波中継ゼロの状態へと転落することとなってしまった。 WPWは全国ネット局放送バラバラであったものの、ドーム大会になるとゴールデン枠で、真夏祭典G1 CLIMAX決勝戦日曜夕方高校野球優先ABCテレビだけは時差放送)で、それぞれ特番放送していた。しかし他局が「K-1」や「PRIDE」など他の格闘技番組次々と放送するようになったことや、いわゆるビッグマッチでのプロレス中継における度重なる乱闘劇やノーコンテスト判定、および昨今バラエティ番組によく見られるテイストゴールデンでの中継導入したことから、次第ファン俗に言う一見さん」がプロレス中継から離れていくこととなり、テレビ朝日2002年5月ドーム大会以降ゴールデン枠での特番から撤退。G1決勝戦特番2003年最後に全国ネットから外れてしまった。2004年4月からは放送時間1時間から30分に短縮されてしまう。 2000年代からは、スカパー!SKY PerfecTV!)の普及などで衛星放送での中継が目立つようになるノア中継日本テレビCSチャンネルある日テレG+で、新日本中継テレビ朝日BSチャンネルであるBS朝日などにメイン放送シフトしていった(ただし従来地上波プロレス中継時間短縮させながら継続している)。また、乱立するインディーズ団体女子プロレス団体中継にも、CS放送一役買っており、格闘技専門チャンネルFIGHTING TV サムライ」(サムライTV)を筆頭に、スポーツ系の各チャンネル中継している。またこの頃からプロレス中継ネット配信行われるようになり、日本テレビノア中継サイトから過去試合有料閲覧できるようになった(現在は終了)他、新日本オフィシャル動画配信サイト等でも名勝負動画を見ることが可能となっている。 一方長年において全日本女子試合中継しフジテレビは、1998年から番組タイトルを「格闘女神ATHENA」にリニューアルし、エンターテイメント性の高い番組へと移行させていたが、団体二度不渡りやテレビコンテンツとして成り立たなくなった状況などから2002年20年上の女子プロレス中継歴史に幕閉じた(ただしフジテレビ放送終了以前からフジテレビ社屋での全女お台場大会興行行っており、放送終了後もお台場興行自体ノーTVの状態で行っていた)。 2003年新日本退団していた橋本真也設立したプロレスリングZERO-ONE中継番組破壊王プロレスZERO-ONE」がテレビ東京スタートベッキー後半森下千里)やプロレス通で知られる勝俣州和番組盛り上げ、月1回の(後半2月1度ペースオンエアーであった。(概ね土曜夕方75分間)だが、こちらは自然消滅した2004年武藤敬司社長体制新生全日本地上波レギュラー番組プロレスLOVEテレビ東京スタートテレビ東京制作一切かかわらずGAORA放送素材使ってアテレコの形で実況入れて全日本番組作りテレビ東京放送してもらう新しいスタイル番組であった。そのため視聴率などは気にする必要が無かったが、番組制作予算全日本予算と合わなくなったことで翌2005年終了。だが2006年に、スペシャル版として深夜枠復活放送された。 設立直後から日本テレビ蜜月関係にあり、団体として安泰続いていたノアだったが、小橋建太腎臓がん長期欠場入った2006年あたりから観客動員視聴率ともに低迷し始め2008年9月読売テレビ放送終了し、さらに日本テレビ2009年3月をもって地上波放送打ち切り55年にわたる日本テレビプロレス中継終止符打たれた。

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