グロス (言語学)とは? わかりやすく解説

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グロス (言語学)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/21 05:59 UTC 版)

言語学におけるグロス(日: (行間)注解[1][2]: (interlinear) gloss)とは、例文とその意訳の行間に形態素ごとに付される逐次訳のこと。


注釈

  1. ^ cop, purp, vlz 以外は原則として『学術用語集 言語学編』[1](以下、『学術用語集』)に拠る。
  2. ^ 『学術用語集』にはさらに「使役文」という訳語も見られるが、注解が文、さらには語をも細かく形態素に分解して表示を行う性質を持つ以上、ここでは当てはまらないと判断される。
  3. ^ 『学術用語集』には「条件文」という訳語が見えるが、注解が文、さらには語をも細かく形態素ごとに分解して表示するという性質を持つ以上、ここでは当てはまらないと判断される。前掲書にはほかに conditioal clause にあたる「条件節」、conditional mood にあたる「条件法」が見える。
  4. ^ 『学術用語集』では connective と同じ「連結詞」とされている。
  5. ^ 『学術用語集』の dual number より。
  6. ^ 『学術用語集』の exclusive we より。
  7. ^ 『学術用語集』では femine とあるが、少なくとも英語にそのような単語は存在しない。前掲書には「女性形」に対応する feminine gender の項目は存在する。
  8. ^ 『学術用語集』で imperative と引くと imperative sentence への誘導が記されているが、グロスは文、さらには語すら細かい形態素に分解して表示を行う性質を持つものであり、ここでは当てはまらないと判断されるため、sentence の箇所は無視した。
  9. ^ 『学術用語集』の inclusive we より。
  10. ^ 『学術用語集』中の nominalization の訳語。nominalizer は掲載なし。
  11. ^ 『学術用語集』にはさらに「受動文」という訳語も見えるが、注解が文、さらには語をも細かく形態素ごとに分解して表示するという性質を持つ以上、ここでは当てはまらないと判断される。
  12. ^ 『学術用語集』の preterit〔e〕 tense より。

出典



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