クトゥルフ神話作家・作品とは? わかりやすく解説

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クトゥルフ神話作家・作品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 14:59 UTC 版)

クトゥルフ神話」の記事における「クトゥルフ神話作家・作品」の解説

広義クトゥルフ神話作家とされる者は多数上るが、いくつかの世代分ける事が理解助けとなる。 ラヴクラフトの先達 ラヴクラフト影響与えた先達ホラー作家たち。ラヴクラフト自身これらの作家作品から積極的に固有名詞借用するなどしてクトゥルフ神話世界構築助けとした。エドガー・アラン・ポーナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語(1838) アンブローズ・ビアスカルコサ住民1893ロバート・W・チェンバース:黄の印/黄衣の王(1895) アルジャーノン・ブラックウッドウェンディゴ(1910) アーサー・マッケンパンの大神1890)、黒い石印(1895)、白い粉薬のはなし(1895)、白魔(1899) ハワード・フィリップス・ラヴクラフト 東雅夫ラヴクラフト作品幾つかの系統分け、これら原点作品壮大な変奏曲以後神話作品であると述べた数字執筆年/発表年。クトゥルフ物語クトゥルフの呼び声(1926/1928) インスマス物語インスマスを覆う影(1931/1936) ヨグ=ソトース物語ダニッチの怪(1928/1929) ナイアーラトテップ物語闇をさまようもの(1935/1936)、未知なるカダスを夢に求めて後述ユゴス物語闇に囁くもの(1930/1931) 古のもの物語狂気の山脈にて(1931/1936) 大いなる種族物語時間からの影(1934/1936) グール物語ピックマンのモデル(1926/1927) ドリームランド物語未知なるカダスを夢に求めて(1926/没後1948妖術師物語チャールズ・ウォードの奇怪な事件(1927/没後1941)、戸口にあらわれたもの(1933/1937) マッド・サイエンティスト物語死体蘇生者ハーバート・ウェスト(1921/1922)など その他の怪奇譚:宇宙からの色(1927/1927)など ラヴクラフト世代 ラヴクラフト同時期にパルプ・マガジン活躍していた同世代作家たち。これらの作家たちとの固有名詞アイデア交換相互借用によりクトゥルフ世界成り立っていく。クラーク・アシュトン・スミス妖術師の帰還1931)、サタムプラ・ゼイロスの物語1931)、魔道士エイボン(1932)、アウースル・ウトックアンの不運(1932)、名もなき末裔(1932)、アタマウスの遺言(1932)、彼方からのもの(1932)、アヴェロワーニュの獣(1933)、ウボ=サスラ(1933)、アゼダラクの聖性(1933)、二重の影(1934)、死体安置所の神(1934)、墓の落とし子(1934)、イルゥルニュ城の巨像(1934)、七つの呪い(1934)、塵埃を踏み歩くもの(1935)、ヴルトゥーム(1935)、白蛆の襲来1941フランク・ベルナップ・ロング喰らうものども(1928)、ティンダロスの猟犬(1929)、恐怖の山1931)、脳を喰う怪物(1932)、暗黒の復活1980リチャード・F・シーライト (Richard F. Searight):知識を守るもの没後1992ロバート・E・ハワード影の王国(1929)、夜の末裔1931)、バル=サゴスの神々1931未訳)、暗黒の男1931)、黒の碑1931)、闇の種族(1932)、大地の妖蛆(1932)、屋根の上に(1932)、妖蛆の谷(1934)、アッシュールバニパルの焔1936)、墓はいらない(1937)、闇に潜む顎没後1970)、黒の詩人(1971※ダーレス補) ドナルド・ワンドレイ足のない男(1932) オーガスト・ダーレス風に乗りて歩むもの(1933)、ハスターの帰還1939)、エリック・ホウムの死1939)、サンドウィン館の怪1940)、イタカ1941)、戸口の彼方へ1941)、永劫の探究(1944-1952)、闇に棲みつくもの1944)、丘の夜鷹1948)、彼方からあらわれたもの1951)、谷間の家(1953)、ルルイエの印(1957)マーク・スコラ―共著邪神の足音(1930)、潜伏するもの(1932)、モスケンの大渦巻き1939)、湖底の恐怖1940ラヴクラフトダーレス合作暗黒の儀式1945)、生きながらえるもの(1954)、ピーバディ家の遺産(1957)、異次元の影(1957)、破風の窓(1957)、アルハザードのランプ(1957)、閉ざされた部屋1959)、ファルコン岬の漁師1959)、魔女の谷1962)、屋根裏部屋の影(1964)、恐怖の巣食う橋1967)、インズマスの彫像没後1974ヒュー・B・ケイヴ (Hugh B. Cave):臨終の看護1939ヘンリー・カットナークラーリッツの秘密1936)、セイレムの恐怖(1937)、暗黒の口づけ(1937ブロック共作)、(1937)、狩りたてるもの1939)、侵入者1939)、ヒュドラ1939)、恐怖の鐘1939ロバート・ブロック星から訪れたもの(1935)、ブバスティスの子ら1936)、無貌の神1936)、哄笑する食屍鬼1936)、冥府の守護神1936)、闇の魔神1936)、奇形(1937)、セベクの秘密(1937)、窖に潜むもの(1937)、暗黒のファラオの神殿(1937)、妖術師の宝石1939)、尖塔の影1950)、無人の家で発見された手記1951)、首切り入江の恐怖(1958)、アーカム計画1979) ヘンリー・ハーセ (Henry Hasse):本を守護する者(1937) マンリー・ウェイド・ウェルマン謎の羊皮紙(1937) ロバート・バーバー・ジョンスン:遥かな地底で1939ロバートA・W・ロウンデズ(Robert A. W. Lowndes):深淵の恐怖(1941/1965完全版)、グラーグマント1941。3人共作) カール・ホール・トムスン:緑の深淵の落とし子1946ジョセフ・ペイン・ブレナン第七の呪文1963ラヴクラフト代作 ゼリア・ビショップ (Zealia Bishop):イグの呪い(1929)、墳丘の怪1940) アドルフォ・デ・カストロ (Adolphe Danziger De Castro):電気処刑器(1930) ヘイゼル・ヒールド石像の恐怖(1932)、博物館の恐怖(1933)、永劫より(1935) ウィリアム・ラムリー:アロンソ・タイパーの日記1938アーカムハウス世代 ダーレスによるアーカム・ハウス設立、およびクトゥルフ神話再編進んでからの作家たち。アーカム・ハウスから作品刊行した者を含む。コリン・ウィルソン精神寄生体1967)、賢者の石1969)、ロイガーの復活1969)、古きものたちの墓1999D・Rスミスアルハザードの発狂1950) ジェイムズ・ウエイド:深きものども1969ブライアン・ラムレイ大いなる帰還1969)、縛り首の木1970)、魔物の証明1970)、盗まれた眼(1971)、黒の召喚者(1971)、ニトクリスの鏡(1971)、海が叫ぶ夜(1971)、ダイラス=リーンの災厄(1971)、ド・マリニーの掛け時計(1971)、狂気の地底回廊(1971)、セメントに覆われたもの(1971)、タイタス・クロウ・サーガ(1975-1989)、名数秘法1982)、続・黒の召喚者1983)、妖蛆の王1983)、ダゴンの鐘1989)、けがれ(2005ラムジー・キャンベルハイ・ストリート教会1962)、湖畔の住人(1964)、城の部屋(1964)、恐怖(1964)、妖虫(1964)、ヴェールを破るもの(1964)、ムーン・レンズ(1964)、異次元通信機(1964)、暗黒星の陥穽(1964)、呪われた石碑(1964)、パイン・デューンズの顔(1980リン・カーター墳墓に棲みつくもの(1971)、シャッガイ(1971)、二相の塔1973)、最も忌まわしきもの1973)、時代より1975)、ナスの谷にて1975)、陳列室の恐怖(1976)、モーロックの巻物(1976)、窖に通じる階段(1976)、奈落の底のもの1980)、極地からの光1980)、深淵への降下1980)、ウィンフィールドの遺産1981)、星から来て饗宴に列するもの1984)、炎の侍祭1985)、暗黒の知識のパピルス1988)、ヴァーモントの森で見いだされた謎の文書1988)、ヴァラードのサイロンによるエイボンの生涯1888)、羊皮紙の中の秘密1888ゲーリー・メイヤーズ妖蛆の館1970初期版フリッツ・ライバーアーカムそして星の世界へ(1966) フレッド・チャペル暗黒ダゴン1968)、恐るべき物語1984)、残存者たち2010D・JウォルシュJr (Donald J. Walsh Jr.):呪術師の指環(1971) ジョージ・ヘイほか:ネクロノミコン断章1978T・E・Dクライン (T. E. D. Klein):角笛をもつ影1980A・A・アタナジオ (A. A. Attanasio):不知火1980) ディヴィッド・ドレイク (David Drake):蠢く密林1980マーチン・S・ハーネスアルソフォカスの書1980) ジョン・グラスビイ (John Glasby) ウォルター・C・デビルJr (Walter C DeBill Jr.) ダーレス死後の世代 ロバート・M・プライス悪魔と結びし者の魂1996)、緑の崩壊1997)、『夜の書』への注釈1997)、地を穿つもの1997)、裏道1997スティーヴン・キング呪われた村1978)、クラウチ・エンドの怪1980)、ザ・スタンド1980)、N(2008ハワード・ウォルドロップとスティーヴン・アトリー:昏い世界を極から極へ1977ピーター・トレメインダオイネ・ドムハイン1992) ブライアン・ムーニイ:プリスクスの墓1994) ベイジル・コッパー:暗礁の彼方に1994ブライアン・ステイブルフォードインスマスの遺産1992) マイカル・マーシャル・スミス(Michael Marshall Smith):海を見る1994) フランクリン・シーライト (Franklyn Searight) - 上記リチャード・F・シーライトの息子 ジェームズ・アンビュール (James Ambuehl):ルー=クトゥの魔神たち未訳) トレイシー・アンビュール (Tracy Ambuehl) トマス・リゴッティ (Thomas Ligotti):愚宗門1987) スコット・ディヴィッド・アニロウスキイ (Scott David Aniolowski) リチャード・A・ルポフ (Richard A. Lupoff):ダニッチの破滅1997カール・エドワード・ワグナー (Karl Edward Wagner):また語りあうために1995) ジェフリー・トーマス (Jeffrey Thomas) W・H・パグマイア (W. H. Pugmire) スタンリー・C・サージャント (Stanley C. Sargent) キム・ニューマン大物1993ジョン・R・フルツスリシック・ハイの災難1997) J・トッド・キングリア (J.Tod Kingrea):ファン・グラーフの絵1997ローレンス・J・コーンフォード:下から見た顔2001)、アボルミスのスフィンクス2001)、万物溶解液2001)、ウトレッソル2001合作)、ウスノールの亡霊2001)、霊廟の落とし子2001)、指輪の魔物2001ニール・ゲイマン世界が再び終わる日1994)、翠色の習作2004アラン・ムーア中庭2003)、ネオノミコン2010)、プロヴィデンス2015エリザベス・ベア非弾性衝突2007) ナディア・ブキン:赤い山羊、黒い山羊2010ケイトリン・R・キアナン:禁じられた愛に私たちは啼き、吠える2010ジョー・R・ランズデール血の色の影2011) ブライアン・ホッジ:ともに海の深みへ2013) ジョン・ランガン:牙の子ら2014

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