クトゥルフ神話の創作神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/14 14:31 UTC 版)
「地球本来の神々」の記事における「クトゥルフ神話の創作神」の解説
ゾ=カラール(ZO-KALAR)、タマシュ(TAMASH)、ロボン(LOBON) 初出はラヴクラフト『サルナスの滅亡』であり、人間の都市サルナスで信仰されていた三神であるということ以外はほとんど不明であった。彼らの加護ではボクルグの呪いに抵抗できず、サルナスは滅ぶ。 具体的なキャラ付けはTRPGにて設定されたもので、ゾ=カラールは誕生と死の神、タマシュは幻影を用いる神、ロボンは槍を持つ神とされる。 またジョン・R・フルツ&ジョナサン・バーンズの『Wizards of Hyperborea』(未訳)にて、ハイパーボリアにおける彼らの信仰が言及される。 コス(KOTH) 夢の神。クトゥルフやヨグ=ソトースと協力したこともある(アッシュールバニパルの焔)。設定がバラバラで統一されていない。 ナス=ホルタース(またはナス=ホルトハース NATH-HORTHATH) セレファイスの主神。セレファイスのトルコ石の神殿には、1万年前から顔ぶれの変わらない80人の神官が住んでいる。 ライオンを神聖な動物と見ており、黒い影のようなライオンを持つ。このライオンを使う場合は、好感を持った人を助けるときである。ハイパーボリア時代のナス=ホルタースは月の神として扱われた。 ナシュト(NASHT)とカマン=タ(KAMAN-THA) 二人組の神官。ドリームランドの入口で、目覚めの世界からの訪問者の入国を見定める。 イホウンデー スミスの『魔道士エイボン』にて言及される、古代ハイパーボリアで信仰されたヘラジカの女神。地球本来の神々とされる一方で、イホウンデーを創造したスミスは彼女をナイアーラトテップの妻とした。 ヴォルヴァドス 太古のムー大陸で崇拝された、人類に友好的な神。力は強く、旧神や旧支配者とされることもある。 イオド 邪神。宇宙からやって来た神であり、太古のムー大陸で崇拝された。別カテゴリのようだが、地球本来の神々にカウントされることがある。
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