ラヴクラフトによる設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/14 14:31 UTC 版)
「地球本来の神々」の記事における「ラヴクラフトによる設定」の解説
ドリームランドを舞台とした『蕃神』にて言及され、『未知なるカダスを夢に求めて』に登場する。 原語は『Gods of Earth』であり、地球本来の神々、地球の神々(ちきゅうのかみがみ)、大地の神々(だいちのかみがみ)、地上神(ちじょうしん)などと邦訳される。また『Great Ones』と表記されることもあり、こちらは大いなるもの(おおいなるもの)と邦訳される。 対義語は蕃神(地球外からやって来た、異形の神々)。 ドリームランドの人々は、彼ら<大いなるもの>を信仰する。彼ら神族は、美しい人の姿をしている。人間族と子をなすこともあり、神の血を引く子孫は美しい容貌を受け継ぐ。かつては霊峰ハテグ=クラ山の城に住んでいたが、人間族に姿を見られることを嫌い、秘境カダスの城へと移り住んだ。力では、人間族の魔術師にすら抜かれ得るほどであり、「脆弱な」神々と呼ばれる。ノーデンスと、ナイアーラトテップら蕃神が、彼ら神族を保護している。 だがそもそもラヴクラフトは、ヒュプノスやノーデンスなど、既存の伝説の神々を(アレンジしたうえで)自作に登場させている。つまりクトゥルフ神話の地球には、既存神話の神と、クトゥルフ神話の創作神が、共存する。
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