キャンプ・シュワブの事故と事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 14:49 UTC 版)
「キャンプ・シュワブ」の記事における「キャンプ・シュワブの事故と事件」の解説
1961年7月11日:辺野古のバー店内で、女性従業員(47)が刃物で刺殺。海兵隊員2人が犯行を自供。1人は無期懲役。 1969年12月7日:午後0時5分頃シュワブ訓練場で訓練中の313師団所属のF105が墜落、乗員2名が死亡。 1974年10月23年:辺野古のカフェで女性経営者(52)が店内で就寝中、強盗目的の米兵(19)にブロックで殴られ死亡。翌年4月犯人の米兵が逮捕され、懲役13年の判決。 1978年12月29日:民家、畑、道路等にむけて水陸両用車から機関銃の誤射が放たれた。 1982年7月31日、名護市内で、シュワブ兵が、日本人女性を暴行殺害。 1984年5月18日:実弾射撃訓練で発射された機関銃弾が、区域外に停車していた車両に命中。10月31日:飛行中のCH-53ヘリコプターのドアが民間地に落下。 1989年11月29日:米海軍USSオルデンドルクから飛び立ったSH2Fヘリが訓練中10時50分頃、辺野古崎の南東2、3キロの海上に墜落し、乗員3名の内1名が行方不明。 1990年1月10日:爆薬輸送車両が国道329号線で横転し辺野古区の民家のブロック塀に衝突、米兵1人が負傷。 1994年11月16日:訓練中のUH-1ヘリコプターが基地内で墜落、1名が死亡し4名が重軽傷。12月14日:米軍の大型貨物車両が国道329号で横滑りし、辺野古区歩道横の電柱をなぎ倒して3m下の土手に転落。 1996年12月16日:水陸両用車両2台が訓練中に沈没(乗組員は全員救助)。 2009年3月24日、基地近くで爆発が発生し、一人の海兵隊員が死亡し、2人が負傷した。海兵隊は、海兵隊が爆発が起こったときに不発弾を処理するための不発弾を準備する爆発物処理チームの一員であると発表した。 2011年、元兵士の証言から枯葉剤 (エージェントオレンジ) が1960年代にキャンプシュワブと沖縄のその他の米軍基地で保管および使用されていたことが明らかになった。米国政府は否定し、また日本政府は調査を拒否した。 2016年3月13日、シュワブ兵が那覇のホテルで福岡県からの観光客女性を性的暴行し逮捕される。 2018年6月22日、シュワブレンジ10からの流れ弾が3.5km離れた西海岸にある数久田の小屋のガラス窓から部屋内に着弾した。基地から最短でも1.2kmは離れた地域への着弾となる。しかし米軍は捜査協力を拒み、補償が遅れ、所有者は自腹で修理を強いられた。 2019年4月13日、シュワブ兵が北谷女性殺害事件をおこす。その後の調査で米軍憲兵隊 (MP) と県警の連携、女性側からのストーカーとレイプの訴えによる接近禁止の軍事保護命令やリバティー制度が徹底されず在沖海兵隊が外出許可を出していたことが問題となった。
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