キャンプ・ウォレス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 16:19 UTC 版)
「フォート・ユースティス」の記事における「キャンプ・ウォレス」の解説
キャンプ・ウォレスは、1918年、キャンプ・アブラハム・ユースティスからジェームズ川に沿って数マイル上流に砲兵の訓練射場として創設された附属施設である。30の兵舎、6つの倉庫、8つの食堂で構成されたこの施設は、160エーカー (0.6 km2)の地籍を有し、カーターズ・グローブ農場の西隣、ルート60の南、ジェームズ・シティ・カントリー近傍のキングスミル農場の東に位置している。 荒地や川を見下ろす崖も存在し、第2次世界大戦中には、地対空戦闘訓練に使用された。陸軍最初のロープウェイが設置され、その後、そのロープウェイは、予備艦隊に近いフォート・ユースティスに移設されて、引き続き試験が行われた。そのロープウェイは、船から陸、陸から船および陸から陸へ貨物を輸送し、浜または港における輸送を補完し、船舶の航行が困難な卸下地点を活用し、あるいは車両の通行が困難な陸上地域を横断できるようにすることを目的としていた。 1971年、アメリカ陸軍は、アンハイザー・ブッシュ社との土地交換に合意し、 フォート・ユースティスからスキッフイズ川を挟んでちょうど反対側にある広大な区画を手放した。かつてコロニアル・ウィリアムズバーグが所有していた土地と同様に、キャンプ・ウォレスの所在した地域は、目覚ましい発展を遂げた。1975年には、近傍にテーマパークのブッシュ・ガーデン・ウィリアムズバーグが開園し、巨大なビール醸造所およびキングスミル・リゾートも建設された。
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