オロチ編の終焉後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 18:41 UTC 版)
『'97』で八神庵や神楽ちづると共にオロチを封印したが、その直後ネスツに拉致され、能力の一部をデータ化して奪われた上に大量のクローンを作られてしまう。おまけにネスツ側のミスで草薙の力を弱められてしまい、「ネスツ編」では全力で炎が出せなくなっている。その結果、操作キャラクターとして、草薙京-1(京-1)・草薙京-2(京-2)・KUSANAGI・K9999が登場した。京が拉致された理由としては、全世界をネスツの手でコントロールするための足となる殺人兵器を作り出す上で、地球意思であるオロチに対抗し得る力を武力として利用しない手はなかったからだという(結果的にクローンは事態を察知したハイデルンに回収される)。ネスツの研究施設からの脱出に成功した京は自分の力を弄ばれたことに怒り、復讐も兼ねてネスツと決着を付けることを決意する。 『KOF'99』(以下『'99』と表記)ではネスツから脱走している最中であったことから庵と共に隠れキャラクターとなっており、服装も学ランではなく新しい衣装になっている。オリジナルの京が隠れキャラクターとして扱われたのは現時点でアーケード版『'99』のみである。 『KOF2000』(以下『2000』と表記)では自らの足で再び、かつてオロチと戦った場所へ行く。そこで自身のボロボロになったグローブを眺めながら、ネスツと決着を付けない限りは日本にいるユキの元へ帰らないことを決意する(『2001』では紅丸にそのことを注意されている)。エンディングでは粛清を受けたクローンゼロが息を引き取る前に接触し、自らが死に物狂いで会得した「最終決戦奥義・無式」の力がゼロ・キャノンに利用されたことを知らされ激怒する。しかし、ネスツ編以後の『2003』では力を取り戻したのか、「最終決戦奥義・無式」を「三神技之壱」として使用していた。パラレルワールドの『MI』(以下『MI』と表記)シリーズでは未だ力を取り戻せていないようであり、この技がない(『MI2』では性能違い版が使用している)。 『2003』では京・庵・ちづるが封印したオロチの解放を目論む「遙けし彼の地より出ずる者たち」を名乗る一族の1人・無界を退けるが、その直後に現れたアッシュ・クリムゾンの襲撃によりちづるが力を奪われ、オロチの封印を解かれてしまう。ちづるを襲ったアッシュに対して激しい怒りを抱き、アッシュや「遙けし彼の地より出ずる者」が暗躍するKOFでの闘いに身を投じる。 『XII』では、何も背負うものがなく闘うことができたのは紅丸たちと出会った異種格闘技大会であり、95年度の大会でオロチの力を纏ったルガール・バーンシュタイン、そして自らの宿敵である八神庵に出会ってしまってから、オロチ一派との激闘やネスツとの闘いなどいつも何かのしがらみを背負って闘っていると回想している。 『XIII』では、最終的にアッシュが自らの存在の消滅と引き換えに「遙けし彼の地より出ずる者たち」の陰謀を防いだことでアッシュに関する記憶を失ったが、日本チームエンディングで庵と対峙した際に自分でも理由の分からない苛立ちを感じていた。
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オロチ編の終焉後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 10:21 UTC 版)
『'97』の「三種の神器チーム」のエンディングにおいて、血の暴走に抗ってオロチの動きを封じたことで、オロチ共々京の渾身の一撃を受け消息不明となっていたが、拉致された京を追ってネスツ基地に侵入。『'99』にて最終ボスのクリザリッドを倒した際にある条件を満たしていると、庵と(もしくは京と)闘うことができる。また、庵チーム専用のエンディングでは、結局京と会うことはなく、その後も京の行方を捜し続けることになる(ハイデルンら傭兵部隊などでも掴めなかった基地をどう発見したのかは不明。庵自身はネスツに目を付けられていた)。その途中の『2000』でネスツに拉致されそうになったユキを偶然ながら助けている。『2001』では、その実力を見込まれてセス、ヴァネッサ、ラモンの三人に雇われる形でチームを組むが、当然ながらチームとしての信頼関係は皆無。それどころか、エンディングでは実は彼らから最重要人物として狙われていた事実が判明した上で激突しており、事の経緯がどうなったかは判明していないが、その後も何事も無かったかの様に庵は登場している為、返り討ちにした模様(庵チーム)。 『2003』(以下『2003』と表記)にてオロチを復活させ、主にオロチの力を捧げることを目論んでいる「遙けし彼の地より出ずる者」の一族である無界によってオロチの封印が解かれてしまい、『XI』では同一族の禍忌と紫苑を退けるものの、封印が解かれた影響で暴走してしまい、チームを組んでいた京と真吾を倒してしまう。さらにその場に現れたアッシュ・クリムゾンに不意打ちを受けた上に、神器の力とオロチの力を奪われてしまう。その後日談でもあるアニメ『The King of Fighters: Another Day』では、アッシュを追い詰めて殺すために、炎を出せないまま闘う彼の姿が見られ、炎無しでも高い戦闘能力を発揮する。 『XII』はストーリーこそないものの、『XI』で炎を奪われた設定を引き継いでおり、炎を出せない状態で闘っている。 『XIII』でアッシュが消滅した後、八神の力の象徴であるひび割れた勾玉が残り、660年の長い時間を経て混じり合いもはや切り離すことができなくなったオロチと八尺瓊の力を全て捨て人として生きるか、再び血の呪縛に囚われることを承知で元に戻るかの選択を迫られるが、庵は迷わず勾玉を手に取り力を取り戻し、マチュアたちと別れた後(八神チームエンディング)に京の元へ一対一の闘いを挑んだ(日本チームエンディング)。
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