エリア3 マネーストリート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:32 UTC 版)
「ドリフトスピリッツ」の記事における「エリア3 マネーストリート」の解説
現在、ニューヨークのストリートレース界では二大パーツメーカー「ケミック&モレック社」とニューアークから来た「グレートオクティカスタムズ」による対立が激化しており、「ビッグゲーム」と呼ばれるテリトリーと車を賭けたバトルが行われ、相手に負けたら車を渡す上、各陣営で解体して新パーツ制作の研究材料にするというルールを敷いている。 この対立に悩んだニューヨーク市は両社の仲裁役を果たす世界中から集めたドライバー集団「リブラ」を招致し、一旦均衡を保つものの依然として緊張状態であることに変わりはなかった。 主人公と奈美子の活躍により、ケミック社とオクティ社との会談がネットを介してライブ放送され、新型パーツ制作、福祉企業の参入、共同出資による会社の設立を発表するも、リブラが二社の共同計画を阻止しようと暗躍する。 技術主任のラージ 搭乗車種…ALCYONE SVX (CXD) ニューヨークを拠点とするパーツメーカー「ケミック&モレック社」の幹部でチーム「ケミック技術部」のリーダー。肥満体型の中年男性。常に手にはハンバーガーとドリンクを持っている。語尾に「~ダス」と付ける。よく行きつけのハンバーガー屋「カイザーバーガー」で商品を買い占めている。 奈美子の父ヒュウガを探しにニューヨークを訪れた主人公と奈美子から研究材料を得られる思いチーム総出のバトルを仕掛ける。自身もオクティ社からのパーツを研究して「ラージバーガー号」ことアルシオーネのエンジン強化を図るも敗北する。 野心家のアビゲイル 搭乗車種…RK Coupe フルネームは「アビゲイル・リー」。パーツメーカー「ケミック&モレック社」の幹部でチーム「ケミック営業部」のリーダー。おかっぱ髪のアジア系女性。得意のセールストークで2年足らずして販売員から幹部に昇進した。 主人公と奈美子が自社と接触していることを聞きつけ、専属ドライバーとして取り込むためチーム総出のバトルを仕掛ける。実際は主人公の車からパーツを分析して、オクティ社に対抗する力を手に入れ役員昇進が魂胆であったが、連戦しても衰えない主人公のスペックに驚愕し、本来の計画を明かした上で真剣勝負を申し込む。 バトル後に半年前ヒュウガとバトルしたことを3人に話し、自社の社長への取次ぎを依頼されたことを語った。 宣伝部のオリビア 搭乗車種…CHALLENGER SRT8 フルネームは「オリビア・フローレス」。パーツメーカー「ケミック&モレック社」の幹部でチーム「ケミック宣伝部」のリーダー。ウェーブがかったブロンドヘアーの女性。元々スーパーモデルとして活動していたが、クルマ好きが高じてケミック社に転職。現在は宣伝広告部課長として活動している。 明るい性格で常に物事を前向きな姿勢でとる。 新型パーツの披露会を含めた「ビッグゲーム」を開催し、宣伝部全体で主人公と奈美子と対決する。 バトル後、転職後も車での実力を見せるため練習をしていた所ヒュウガと出会い、彼の手解きを受けて成長したことと、社長リチャードの居場所を伝えたことを語った。 天才技術者リチャード 搭乗車種…RX-8 (SE3P) フルネームは「リチャード・サマー」。パーツメーカー「ケミック&モレック社」の社長(CEO)。ブロンドヘアーの若い男性で眼鏡をかけ、パーツのアクセサリーを付けた紅色のスーツを着用。 機械への技術面は優れているものの人前に出ることが苦手で、前社長である父「メイナード・サマー」からの会社の引き継ぎを辞退していた。社員の期待に応えるため引き継ぎをしたものの、「ビッグゲーム」への行為や会社の存亡で本当に「正しい」ことは何なのかについて葛藤している。悩み事があると「社長に似た人」として素性を隠し、打ち解け合う友人らと共にニューヨークを流している。 サマンサからの連絡を受けて主人公と奈美子の前に現れ、ヒュウガの情報と引き換えに友人たちとのレースを提案する。 二か月ほど前にヒュウガからバトルを挑まれるも、エンジンルームの中を見たことによってオクティ社との対立は本意ではないことを見抜かれたことを語り、オクティ社との和平への道を切り開くことを決意する。会見会場にて自らの意志で演説、ジェレマイアを新社長として迎え入れて退社。オクティ社との交渉に向けて個人事務所を設立した。 智謀のジェレマイア 搭乗車種…M5 Helter Skelter フルネームは「ジェレマイア・スノー」。パーツメーカー「ケミック&モレック社」の副社長(COO)にして「ビッグゲーム」の提案者。銀色のロングヘアーの男性。 役員から絶大な支持を受け、社長のリチャードの陰で大半の業務を仕切っていた。そのためリチャードを解任して新社長となり替わろうと目論む。本社のフロント前に保管されていたチューンドカー「ヘルター・スケルター」を駆け、これまでの自分の「正しさ」を証明するため主人公にバトルを申し込む。 バトル後はリチャードによって新社長として迎え入れられ、彼の考えるオクティ社との和平への道を切り開くことが「正しいこと」を承知し、全社員に「ビッグゲーム」を禁止する内容の契約を取り結ぶ。そして社長業より技術面が優れているリチャードに別の仕事をさせるため、あえて彼を解任した。
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