ウェブサイトおよびその他のメディア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/24 16:39 UTC 版)
「NORADのサンタ追跡」の記事における「ウェブサイトおよびその他のメディア」の解説
NORADのサンタ追跡プログラムは、常にさまざまなメディアを利用してきた。1950年代から1996年まで、電話のホットライン、新聞、ラジオ、蓄音機のレコード、およびテレビによる広報活動が行われた。北米の多くのニュース番組では、クリスマスイブの天気予報のコーナーの一部としてNORAD Tracks Santaが取り上げられている。 1997年以来、このプログラムはインターネット上でも広く知られるようになった。モバイルメディアやソーシャルメディアがコミュニケーション手段として普及し普及するにつれて、これらの新しいメディアもこのプログラムの広報活動に採用されている。NORAD Tracks Santa ウェブサイトとそのレイアウトは、インターネットテクノロジーの変更、およびその年のパートナーとスポンサーの変更により、1997年から現在にかけて変更されている。 2008年9月、NORADは、ソーシャルメディアでのプレゼンス強化の一環として、 Twitterアカウント@NORADSantaを開設した。 2004年から2009年までの間、Google Earthをダウンロードするためのリンクと、ダウンロードするためのKMZファイルが提供され、サイトにアクセスした人々はGoogle Earthでもサンタを追跡できた。2009年から2011年まで、Google Earthでの追跡はNORAD Tracks Santa サイトのみで表示され、Google EarthのKMZファイルは提供されなくなった。2011年、iOSおよびAndroidアプリを提供。このアプリは、アップデートと「Angry Birds」に似たゲーム機能を備えていた。 1月中旬から11月30日までに、NORAD Tracks Santaのサイトにアクセスすると、「12月1日に戻ってきてね」(Come back Dec. 1)とのメッセージが表示される。 12月になってから、利用可能なすべての機能を備えたNORAD Tracks Santaのウェブサイトが公開される。12月24日、クリスマスイブになると、NORAD Tracks SantaのWebサイトのビデオページでは、通常、異なるタイムゾーンごとにの深夜、1時間ごとに更新される。 「サンタカム」のビデオは、有名なランドマークの上を飛んでいるサンタのCGI画像を表示する。各ビデオがに添付されたボイスオーバーでは2011年のクリスマスシーズン終わりまで、NORADの職員による映している都市や国についての説明が行われ、2012年になると、ナレーションはアメリカ空軍軍楽隊によって演奏された音楽に置き換えられた。 2013年のクリスマスシーズンにはナレーションに戻った。 有名人によるナレーションも行われている。ロンドンの「サンタカム」ビデオでは、ジョナサン・ロスが2005年から2007年までナレーションを行い、リンゴ・スターが2003年と2004年に同じビデオのナレーションを担当した。2002年、アーロン・カーターは3本のビデオのナレーションを担当した。 一部の「サンタカム」ビデオに描かれている場所とランドマークは、何回かにわたって変更されている。 2009年には、29本の「サンタカム」の映像がウェブサイトで配信された。過去数年間で、24から26のビデオが投稿されている。 2012年以来、Analytical Graphics社は、Cesium プラットフォームを使用して、以前よりも正確な全球地形と衛星画像でサンタの位置を視覚化するための3Dマップを作成、提供した。NORADは2013年のクリスマス、19億5800万件の問い合わせがあったと報告。クリスマスイブ、ウェブサイトには100万人の閲覧者が訪れ、1200人のボランティアが11万7371件の電話に応答した。Twitterのフォロワーは14万6307人、Facebookでの「いいね」の数は1億4500万回だった。同年、NORADはMicrosoftと契約して、Bing Mapsの2Dマップを利用することに決め、Googleとの5年間の契約を終了した。 2014年、NORADはサンタ追跡への約2000万回の問い合わせ件数を記録した。
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