アルゴリズムこうしん
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「ピタゴラスイッチ」の記事における「アルゴリズムこうしん」の解説
アルゴリズムたいそうを発展させた行進。2003年度から放送。出演と歌唱は同じく、いつもここからの2人。2人以上で縦一列になって輪唱のように1人ずつ動きをずらして行う。前の人の動きと後ろ人の動きが関連性を持ったものになっており、動きがかみ合うとぶつかりそうでぶつからない。2人で行進する場合は、先頭の人が「歩幅は小さく」と号令を言うのがきまり。2010年以降の新作では、通常の1.5倍-2倍速のテンポで行進する「アルゴリズムこうしんMAX」のパターンが追加されている。 先頭から順に以下のような動きと一歩前進を繰り返す(最初のステップで先頭が1.を、次のステップで先頭が2.、次の人が1.を、その次のステップで先頭が3.、次の人が2.、その次の人が1.を、…の順)。これにより、同じ場所に誰がやってきても、その場所では全員が必ず同じ動きをすることになる。 膝を曲げながら、前方に腕を伸ばす(いわゆる「前ならえ」) 腕を胴に当てて上体を後ろに反る(偉ぶって反り返る様子) 後方に向いて上体を前にかがめる(いわゆる「お辞儀」) 進行方向右を向いて手を額にかざし、右と前(進行方向に対して後と右)を見回す 膝を曲げながら大きく腕をかく(いわゆる「平泳ぎ」のポーズ) 大きくしゃがんで、地面に落ちているものを拾う所作をする(いわゆる「栗拾い」のポーズ) 空気入れ(フロアポンプ)を2回動作させるまねをする 腕を2回横に開く(これにより「体内に空気が入った」所作になる) 2巡したら、「そろそろ終わりかな」と、手をぐるぐる回す。 先頭が「そろそろ終わりかな」を3回繰り返したら、全員が(直前にどの動作をしていても)片足を上げて終了。 行進の前に、山田・菊地のどちらかが「ひとりで行進」をする事もある。「ひとりで行進」は曲が1巡した所で、曲がフェードアウトして終了する。「○○のみなさんといっしょ」の前には、その場所で撮影した物が放送される。 フィリピンのとある刑務所では、囚人達の教育の一環で導入されている。 これまでの参加者(人名の所属団体は撮影当時のもの)。 レーシングチームのみなさんといっしょ(DyDomiuレーシングチームの選手と整備士 = 高橋裕紀、櫻井大幸ほか) 横浜中華街のコックさんといっしょ 忍者のみなさんといっしょ 千葉市緑消防署のみなさんといっしょ終了後、「火事と救急は119番!」と2人目、隊員達がいった後、全員で敬礼する。 川崎フロンターレのみなさんといっしょ(我那覇和樹・鬼木達・寺田周平・今野章・アウグスト・マスコットキャラクター「ふろん太」) プロレスラーのみなさんといっしょ(KAIENTAI-DOJOの選手達 = 大石真翔・旭志織・PSYCHO・房総ボーイ雷斗・小幡優作・YOSHIYA) 海上保安庁 巡視艇まつなみのみなさんといっしょ 航空会社のみなさんといっしょ(全日空の操縦者・キャビンアテンダント・整備士)NHKでは公共放送という立場上、企業名・商品名の露出が禁じられているため、前述の「アルゴリズムたいそう 飛行機にかかわるみなさんといっしょ」と異なり尾翼の「ANA」ロゴが伏せられていた。 鉄道会社のみなさんといっしょ(京王電鉄の乗務員と整備士) 水族館のみなさんといっしょ(伊豆・三津シーパラダイスのスタッフ) 安来節保存会のみなさんといっしょ田んぼ横のあぜ道を歩くバージョン(山田先頭)と、ステージ上の舞台を歩くバージョン(菊地先頭)がある。 ウィーン少年合唱団のみなさんといっしょ8人が代表で行進して残りの団員がコーラスを担当、伴奏はピアノで行われた。練習はいつもここからのバージョンが用いられた。 ブルーマンのみなさんといっしょ バレエ団のみなさんといっしょ(東京シティ・バレエ団のバレエダンサー)途中で行進が2組加わる。最後にいつもここからの2人がダンサーらに取り囲まれるフィナーレがある。 東京消防庁ハイパーレスキューのみなさんといっしょ JAXA宇宙科学研究所のみなさんといっしょ2010年12月28日に、ISAS相模原キャンパス内のM-Vロケット実物大模型の前で撮影された。放映時には、本編の前にJAXA・ISASや小惑星探査機「はやぶさ」の解説が挿入された。 ラグビー選手のみなさんといっしょ(パナソニック ワイルドナイツの選手達 = 霜村誠一、相馬朋和、三宅敬、北川智規、木川隼吾、若松大志、ダニエル・ヒーナン)終了後、霜村が飛んできたラグビーボールをキャッチし、パントキックした後、ラガーマン達は走りさっていく。MAX1.5倍バージョンは1人目が「夢に向かって…」といって全員が左腕を上げて「トライ!!」と叫ぶ。 アイスホッケー選手のみなさんといっしょ(東北フリーブレイズの選手達 = 田中豪、菊池恭平、橋本三千雄、大久保智仁、篠原亨太、若林クリスヘッドコーチ)テクノルアイスパーク新井田のリンク内(氷の上)で行進を行った。いつもここからは長靴を、選手は全員スケートシューズを履いて行った。 ASIMOのみなさんといっしょASIMO3体と行進した。通常より若干テンポを落として行われた。ASIMOはいつもここからの2人に続けて歌って行進した。 バレーボール選手のみなさんといっしょ(サントリーサンバーズの選手達 = 山本湧、栗山雅史、塩田達也、星谷健太朗、椿山竜介、山村宏太) 日本舞踊のみなさんといっしょ(花柳寿太一郎、尾上紫、若柳吉優、若柳美香康)国立劇場で、和楽器による演奏(囃子)と長唄による歌唱で行われた。最後にいつもここから以外の4人が舞踊を踊る。 おかあさんといっしょのお兄さん・お姉さんといっしょ先述のアルゴリズムたいそう(2018年版)に続いて実施。2018年版(小林よしひさ・花田ゆういちろう・小野あつこ・上原りさ)(2018年1月当時の出演者) 先述のアルゴリズムたいそう(2018年版)に続いて実施。山田と菊地の代わりに、小野と花田が歌唱しながら行進を行った。 2019年版(花田ゆういちろう・小野あつこ・福尾誠・秋元杏月)(2019年12月当時の出演者) 先述のアルゴリズムたいそう(2019年版)に続いて実施。山田、菊地、小野、花田の史上初となる4人歌唱バージョンで行われた。 ゴールボール選手のみなさんといっしょ選手は全員アイシェード(目隠し)をした状態で行う。冒頭でゴールボールについての解説が流される。
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