apt
「apt」とは、目的や時期や場所などに対して「適切な」「ふさわしい」という意味や「~する傾向にある」や「~の才能がある」「利発な」という意味を持つ英語表現。
「apt」とは・「apt」の意味
形容詞「apt」の意味は大きく4つに分けられる。1つめは「適切な」「ふさわしい」という意味である。目的や状況が適切であることを意味する際に用いられる。2つめは「~しがちである」「~しやすい」という意味である。過去の行動や習慣などから想定される傾向や、人の生まれつきの傾向などに対し使われる。基本的に好ましくない傾向の時に使われる表現である。3つめは、「多分~だろう」「~しそうだ」という意味である。通常「be apt to」の形で使われる。4つめは、「~の才能がある」「利発な」という意味である。「apt」の原義は「適した」であり、そこから派生した意味が多い。「Apt.」とは
「apt」は「アパートメント」という意味の「apartment」の略語としても使われている。主にアメリカではアパートに住んでいる場合、住所を書く際には「Apt.」または「#」を書き、続けて部屋番号を書くのが一般的である。
「apt」の語源・由来
「apt」の語源は、ラテン語で「合わせる」という意味の「apo」である。そこから、ラテン語の「合わせた」を意味する「aptus」、古期フランス語で「適切な」を意味する「apte」を経て、「apt」に至った。「適合させる」「順応させる」という意味の「adapt」は、接頭辞「ad-」と「apt」が組み合わさったものであり、「apt」と「adapt」は同語源である。「apt」を含む英熟語・英語表現
「be apt to」とは
「be apt to」は、「~する傾向がある」「~しそうである」という意味の英語表現である。「~する傾向がある」という意味では、人の性質や習慣などに基づいて言及する際に使われる表現であり、基本的に好ましくないことに用いるものである。例えば、「Bob is apt to be late for school, especially on Mondays.」(ボブは特に月曜日に学校に遅刻する傾向がある。)のように使用される。「~しそうである」という意味における「be apt to」は、人の性質や習慣などとは関係なく、その時々の状況から予想し、「多分~だろう」という意味を表現するものである。例えば、「It is apt to rain.」(雨が降りそうだ。)と表現できる。
「be apt to」の言い換えとしては、「tend to」や「be prone to」「be likely to」がある。「tend to」は「~する傾向がある」という意味であり、その傾向が好ましいものでも好ましくないものであっても用いられる。「be prone to」は「~しがちである」という意味の表現であり、ケガや病気などのネガティブな傾向を表現する際に使われる。「be likely to」は「~しそうである」という意味であり、特に根拠がない場合でも使用できる。「be apt to」は過去の経験などに基づいて言及する場合に使用されることが多く、過去とのつながりが強い。一方で、「be likely to」は過去とのつながりは強くない。
「be apt at~」
「be apt at~」は、「~が得意である」「~の才能がある」という意味の英語表現である。例えば、「My sister is apt at making English speeches.」(私の妹は英語のスピーチが得意だ。)や「He is apt at playing the piano.」(彼にはピアノを弾く才能がある。)のように用いられる。「be apt at~」の言い換え表現としては「be good at~」や「have a talent for~」がある。
「apt」の使い方・例文
・The house is old and is apt to leak when it rains.(その家は古く、雨が降ると水漏れしがちです。)
・You are apt to stay home all day on your days off and laze around.
(あなたは休みの日は一日中だらだら過ごす傾向がある。)
・He had a reputation for being an apt student.
(彼は利発な学生だと評判だった。)
・She was apt at mathematics, so she majored in mathematics at university,
(彼女は数学が得意だったので、大学では数学を専攻した。)
・He is apt to forget to turn off the lights in his room.
(彼は部屋の電気を消すのを忘れがちだ。)
・We are apt to wish what we can’t have.
(私たちは手に入らないものを欲しがる傾向がある。)
アプト【Apt】
アプト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/02 10:02 UTC 版)
Apt | |
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行政 | |
国 | ![]() |
地域圏 (Région) | プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏 |
県 (département) | ヴォクリューズ県 |
郡 (arrondissement) | アプト郡 (郡役所所在地) |
小郡 (canton) | アプト小郡 (役所所在地) |
INSEEコード | 84003 |
郵便番号 | 84400 |
市長(任期) | オリヴィエ・クレル (2008年-2014年) |
人口動態 | |
人口 | 10297人 (2022年) |
人口密度 | 257,8人/km2 |
地理 | |
座標 | 北緯43度52分37秒 東経5度23分49秒 / 北緯43.876945度 東経5.396945度座標: 北緯43度52分37秒 東経5度23分49秒 / 北緯43.876945度 東経5.396945度 |
標高 | 平均:253 m 最低:170 m 最高:567 m |
面積 | 44,57km2 (4 457ha) |
アプト (Apt) は、フランスのプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏ヴォクリューズ県の都市。オック語やプロヴァンス語では、At や Ate と綴る。この都市の住民はアプテジャン (Aptésiens) もしくはアプトワ (Aptois) と呼ぶ。
起源
紀元前50年頃に、ユリウス・カエサルによって建造された古代ローマの植民市アプタ・ユリア (Apta Julia) に由来する。
経済
砂糖漬け果物
砂糖漬けによる保存法がプロヴァンスに現れるのは中世のことであり、14世紀にはアヴィニョンの教皇庁へ貢納されていた。19世紀になるとアプトの職人たちは、サクランボ、あんず、セイヨウナシ、いちじく、プラム、メロン、胡桃などを砂糖漬けにしていた。これらはよく売れたため、1830年頃(フランス産業革命の開始期)には、最も企業家精神に富んだ者たちは近代的な設備投資へと向かった。蒸気機関を用いた最初の工場が建設されたのは、1864年のことである。現在、この地の工場では毎年15000トンもの砂糖漬け果物が生産され、同じだけの量のフルーツヨーグルト(yaourts aux fruits)向けの加工品も生産されている。
アプトの陶器
アプト一帯は、良質の窯と黄土地帯とに負う陶工の長い伝統を引き継いでいる。カステレ (Castellet) で、セザール・ムーラン (César Moulin) によって最初に陶器用の窯に火を入れられたのは、1728年のことであった。陶工たちは今も陶器作りを行っている。
ワイン
この町を中心に37ヶ村で生産されるローヌワインの一つ、コート・デュ・リュベロンというAOCワインの集散地になっている。
観光
- 聖アンヌ大聖堂 (Cathédrale Sainte-Anne)
- 考古学・歴史学博物館
- アプトとその周辺の歴史に関する展示を行っており、その対象時期は町の始まりから現在にまで及んでいる。ガロ=ローマンの展示やアプト陶器の展示もある。
- 工業博物館 (Musée de l'aventure industrielle)
- ここにはアプト一帯の経済史に関するコレクション(陶器、黄土、砂糖漬けなど)がある。
- ガロ=ローマン時代の農場
催事
- 夏のジャズフェスティバル
姉妹都市
出身者
- ミカエル・ギグー - ハンドボール選手
外部リンク
「アプト」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
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