アプトいちしろ駅とは? わかりやすく解説

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アプトいちしろ駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/06 09:39 UTC 版)

アプトいちしろ駅
駅舎(2007年10月)
アプトいちしろ
ABT ICHISHIRO
奥泉 (2.4 km)
(1.5 km) 長島ダム
所在地 静岡県榛原郡川根本町梅地
所属事業者 大井川鐵道
所属路線 井川線
キロ程 9.9 km(千頭起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
4人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
7人/日
-2019年-
開業年月日 1959年昭和34年)8月1日
備考 終日駅員無配置
ローマ字表記は駅名標の記載による
標高396m
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アプトいちしろ駅(アプトいちしろえき)は静岡県榛原郡川根本町梅地にある、大井川鐵道井川線の駅である。

歴史

  • 1959年昭和34年)8月1日川根市代駅として開業。現在の位置より奥泉駅寄りにあった。
  • 1990年平成2年)10月2日:長島ダム建設に伴う新線上に移転し、アプトいちしろ駅に改称。

駅構造

単式1面1線のプラットホームを持つ。

アプト式電気機関車用の留置線検修設備(市代検車庫)を有する[1]

トイレはホームにある。

駅周辺

その他

  • アプトいちしろ駅から長島ダム駅付近の旧線のトンネルは、遊歩道として整備されており、「ミステリートンネル」の愛称がつけられている。トンネル照明はなく、歩行には懐中電灯が必要である[2](懐中電灯は、長島ダムふれあい館やアプトいちしろ駅等で貸出を行っていたが、コロナ禍以降貸し出しは中止されている)。
  • 当駅から長島ダム駅までは、90パーミルの急勾配のため、ラック式鉄道が用いられている。なお、アプト式電気機関車が走行するため、長島ダム駅まで電化されている[3]
  • ホームには、清涼飲料水自動販売機が1台設置されているだけである。行楽シーズンには、地元振興会により柏餅の販売を行う。
  • ホームから南側、旧線の大加島トンネル入口には、川根市代駅時代の駅名標が、かつてあったホーム跡(資材置場)に置かれている。
  • 鉄道むすめの「井川ちしろ」は、井川線と当駅が名前の由来となっている[4]

隣の駅

大井川鐵道
井川線
奥泉駅 - アプトいちしろ駅 - 長島ダム駅

(路線変更以前)

大井川鉄道
井川線
奥泉駅 - 川根市代駅 - 大加島仮乗降場

脚注

  1. ^ 『鉄道チャンネル』 2022年3月24日「全然普通じゃない“超”普通列車の旅、大井川鐵道で5月開催 昨年の好評受け、10分停車する駅を拡大」(2022年8月27日閲覧)
  2. ^ 『大井川で逢いましょう。』 2017年6月2日「奥大井エリア 長島ダム」(2024年3月18日閲覧)
  3. ^ 大井川鐵道【公式】『アプト式列車に乗る』(2024年3月18日閲覧)
  4. ^ トミーテック『キャラクター紹介 PL06 井川ちしろ』(2022年3月25日閲覧)

関連項目





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