川根両国駅とは? わかりやすく解説

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川根両国駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/10 21:45 UTC 版)

川根両国駅
ホーム
かわねりょうごく
KAWANE RIYOUGOKU
千頭 (1.1 km)
(1.3 km) 沢間
所在地 静岡県榛原郡川根本町千頭
所属事業者 大井川鐵道
所属路線 井川線
キロ程 1.1 km(千頭起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
3人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
8人/日
-2019年-
開業年月日 1959年昭和34年)8月1日
備考 駅員配置駅(運転扱いのみ)
標高307m
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川根両国駅(かわねりょうごくえき)は、静岡県榛原郡川根本町千頭にある、大井川鐵道井川線である。

歴史

  • 1935年昭和10年)5月30日:開業。
  • 1936年(昭和11年)11月19日軌間を762 mmから1,067 mmに改軌。寸又川専用軌道(後の千頭森林鉄道)が乗り入れるため、千頭 - 沢間間は762 mm軌条が残され、三線軌条となる。
  • 1959年(昭和34年)8月1日:中部電力専用鉄道が大井川鉄道(現・大井川鐵道)に引き継がれ、同鉄道井川線となる。同時に、旅客営業を開始。
  • 1969年(昭和44年):千頭森林鉄道の廃止に伴い千頭 - 沢間間の762 mm軌条が撤去される。
  • 1970年(昭和45年)11月:千頭 - 川根両国間に並行する側線を往復するミニSL列車の運行開始。
  • 1989年平成元年)11月26日:ミニSL列車の運行終了[1]

駅構造

相対式2面2線のホームを持つ地上駅。ホーム横の2本の線路は側線・留置線である。

駅舎らしきものはあるが、これは両国乗務区の建物である。

井川線の車両整備を行う両国車両区と保線区を併設する。

かつては千頭駅から当駅近くまで貨物専用線が井川線と並行しており、複線のようになっていたが、1960年代後半には遊休施設となっていた。これを活用して、1970年昭和45年)11月21092100形蒸気機関車)によるミニSL列車の運行が開始された。これが大井川鐵道の蒸気機関車動態保存のルーツである。しかし、千頭駅近くの道路拡張に支障することから、千頭駅から当駅までの専用線は廃止が決定。1989年平成元年)11月26日をもってミニSL列車の運行を終了した。

駅周辺

隣の駅

大井川鐵道
井川線
千頭駅 - 川根両国駅 - 沢間駅

脚注

  1. ^ 交友社鉄道ファン』 1990年2月号 p.114

関連項目




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