ノルウェー民話集
(アスビョルンセンとモー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 05:01 UTC 版)
『ノルウェー民話集』[1][2](ノルウェーみんわしゅう。『ノールウェイの民話』[3]、『ノルウェーの民衆の冒険物語』[4]の日本語題も。ノルウェー語: Norske Folkeeventyr、英語: Norwegian Folktales)は、ペテル・クリスティン・アスビョルンセンとヨルゲン・モーによる、ノルウェーの伝承と伝説を収集した本である。
補注
- ^ Bjørnen og revenは原書では1話と数えるが、ダセントは2つの小話に分けているのため、つごう計数が59話に増している。
- ^ ダセントTales from the Fjeld が計上する51話= 原集の2話 + 新撰集 45 話 + 3 (原書ではBjørnen og reven1篇とするのを4篇の小話に計上した結果) + 1 ("The Haunted Mill" は原話"Kværensagn"で、これはアスビョルンセン単独の『ノルウェー妖精民話と伝説(Norske Huldre-Eventyr og Folkesagn)』よりとられている。
- ^ 粉川の論文で、邦訳の記載がないので未訳とする;この話は意訳していないが、Rødrev og Askeladdenは「キツネと灰つつき」としているので粉川 2013, p. 110、これに準じて「トロルから銀の鴨を盗んだ灰つつき」とした。近代版では短縮されているが、原著題名は Om Askeladden, som stjal Troldets Sølvænder, Sengetæppe og Guldharpe なので、Nunnally 英訳題名"About Ash Lad, Who Stole the Troll's Silver Ducks, Coverlet, and Golden Harp"はこれを直訳している。ダセントがアスケラッド(灰つつき)の綽名を"Boots"と訳し、題名は"Boots and the Troll"である。
- ^ 大塚訳30番「ふたりの娘」。だが直訳は"夫の娘と妻の娘"[24]。
- ^ Bjørnen og revenの異本のひとつにDe vedder om flesk og humlebolがある[28]。後者の英訳:"The Bear and the Fox Who Made a Bet"[29]。
- ^ 山室訳「木のつづれのカーリ」176–201頁。櫛田照夫訳「カーリ・ホルツロック」はドイツ訳 Kari Holzrock の音写(小沢俊夫編『世界の民話 3 北欧』 、ぎょうせい、1999[初版は1976]年273頁に所収)。
- ^ 粉川の意訳は"山の草地へ行って太ろうとしている三匹の雄山羊たち"[33]。英訳:"The Three Billy Goats Gruff, Who Were Supposed to Go Up to the Mountain Pasture to Fatten Up"[34]。
- ^ 「親指小僧」は、コンラード・バーデン作曲、民話組曲"Tommeliten"の邦訳として確認した和訳題名[36]。
- ^ 英訳:"Ragged-Cap"(Nunally)
- ^ ルース・マニング=サンダース著 西本鶏介訳『世界の民話館 魔女の本』(1980年)所収のものは「ぼろずきん」、またエセル・J・フェルプス『ボロずきんの冒険』(学陽書房 1993年)上杉佐代子訳では「ボロずきん」なお『魔法のつぼ』あとがきによればオーセラールで採取されたこの話は、 デンマーク、アイスランド、イタリア、ギリシア、アイルランド、トルコに分布しているという。
- ^ ルース・マニング=サンダース著 西本鶏介訳『世界の民話館 魔法使いの本』(1980年)所収のものは「魔法使いのファーマー・ウェザースカイ」
- ^ 英訳: "The Ram and the Pig who went into the Woods to live by Themselves"[39]。
- ^ 英訳:"The Youth Who Was to Serve Three Years Without Pay" [40]; "Three Years without Wages"[41]。
- ^ 粉川の直訳は"川の流れに逆らう女/妻"英訳[42]。英訳: "The Old Woman against the Stream"[43]。バーデン民話組曲は「流れに向かう老婆」と邦訳される[36]。
- ^ 英訳:"Not Driving and not Riding""[43]。"How to win a Prince"[44]。
- ^ 直訳は"ライオンとハヤブサとアリになった少年"[24]。"英訳題:The Boy Who Became a Lion, a Falcon, and an Ant[45]。
- ^ 粉川による直訳は"天空にぶら下がっている金の城"[22]。英訳:"The Golden Castle that Hung in the Air"[46]。
- ^ 「結婚したウサギ」とも[21]。
- ^ 英訳: "The Hare who had been Married"[47]。粉川の"結婚した男"は[42]、誤読であろう。
- ^ 大塚勇三訳『ノルウェーの昔話』102頁に収録
- ^ Rødrev は「あかぎつね」の意味だが、本話では狡猾な人物名粉川 2013, p. 110。ダセントによる英訳題名は"Osborn Boots and Mr. Glibtongue"≈"エスベン・アスケラッドと饒舌氏"。
- ^ 粉川の意訳は"へーダルの森でトロルに出会った小さな男の子 たち"[33]。
- ^ 英訳:"The House Mouse and the Country Mouse"[49]。
- ^ 英訳:"Good Day, Fellow!" "Axe Handle!"[50]。
- ^ "囁くダチョウのたまご"の意訳は[51]、gås「ガチョウ」の誤記であろう。英訳題は"Grumblegizzard"[52] または"The Greedy Youngster"[51][53]。
- ^ 英訳:"Little Freddie and his Fiddle"[56]。
- ^ ライナーノーツ(Nordic Sound Hiroshima)で確認したヨハン・ハルヴォシェンの組曲"Peik, Prinsessen og Stortrollet"の和訳「パイクと王女と巨大なトロル 」に拠る。
- ^ 英訳:"Peik"[57]。
- ^ 英訳:"The Cat Who Could Eat So Much"[58]; "The Greedy Cat"[59]。
- ^ 英訳:"The Devil and the Bailiff"[60]。
- ^ 英訳:"The Key in the Distaff"[61]。
- ^ 粉川の直訳は"七歳のポリッジ"だが[42]、たとえば"ten year-old scotch"を「10歳のウィスキー」とはまずもって表現しないので。
- ^ Norske folke- og huldre-eventyr i udvalg Kværnsagn 日本語題名は "Ja, jeg heder Sjøl jeg" の応用であろう。Stroebe, Martens重訳では題名は"Self Did It"。Brækstad訳は題名は"Legends of the Mill"だが、作中のセリフは "My name is Self"。
- ^ 粉川の意訳"Andelvenでのある夕方"に拠る[42]。英訳には"IX. The Hat of the Huldres".[63]。
- ^ 粉川の直訳は"賢い女"に拠る[48]。英語題名を"Wise Woman"とする書物(Hult、2003、Framing a National Narrative)を引いている。英訳は"The Witch"[64]。「呪(まじな)い婆」あたりが妥当かと。
- ^ 英訳:"The Cormorants of Udröst";[65] "II. The Isle of Udrost".[66]。
- ^ イーヴァル・オーセンのノルウェー語辞書では、"Tufte"に詳しい定義があり、"Tuftefolk"はその異表記のひとつとして "ニッセ Nisse"と手短に(デンマーク語で)定義されている[67]。粉川は"サンドフレサの屋敷の人々(超自然的存在)"と直訳するが[48]、"tufte, tuftekall, tuftvette"等の精霊は、むしろ"土地"("Tuft")に関連するというのが、文学史家ヘンリック・イェーガーの見解である[68]。またイェーガーもオーセも、"Tufte"等は、"地下に住む人々(者ども)"("underjordiske")の一種とする。これはベルゲン大学とノルウェーの言語官庁の共営オンライン辞書の"Tuftefolk"の定義にもそうあるので[69]、因習的解釈とは言い難い。
- ^ 粉川の意訳"サバの引縄"に拠る[42]。英訳は"Mackerel Trolling"[70]。
- ^ 「青い山の三人のおひめさま」[21]。
- ^ 英訳"The Three Princesses in the Mountain in the Blue".[73]
- ^ 英訳:"The Princess who always had to have the Last Word"[76]。
出典
- ^ 山室静「少年少女のための北欧文学の歩み」(『少年少女世界の名作文学 第39巻 北欧編2』、1967年、小学館、ASIN B000JBPPIW)488頁で確認した日本語題。
- ^ a b 『ノルウェーの民話』333頁(訳者あとがき)。
- ^ a b c d 『太陽の東 月の西』260頁(訳者あとがき)。
- ^ 『太陽の東 月の西』268頁(三瓶恵子「三度出会う物語」)で確認した日本語題。
- ^ a b 『ノルウェーの民話』(パット・ショー「ノルウェーの民話と挿絵について」)9-10頁。
- ^ a b 『ノルウェーの民話』(訳者あとがき)333-336頁。
- ^ a b 『ノルウェーの民話』(訳者あとがき)335-336頁。
- ^ Wells, 2013 & 35–36
- ^ Rudvin 1999, p. 41
- ^ Rudvin 1999
- ^ 『ノルウェーの民話』(パット・ショー「ノルウェーの民話と挿絵について」)11-13頁。
- ^ Chisholm, Hugh, ed. (1911). . Encyclopædia Britannica (英語) (11th ed.). Cambridge University Press.
- ^ 山口卓文「アスビョルンセン」『児童文学事典電子版』1988年 。
- ^ Asbjørnsen, Peter Christen, ed (1870). Norske huldre-eventyr og folkesagn: anden samling (3 ed.). Christiania: P.J. Steensballes Forlag
- ^ 『ノルウェーの民話』(パット・ショー「ノルウェーの民話と挿絵について」)10-11頁。
- ^ “Children's Literature”. Folktales and Fairy Tales: Traditions and Texts from around the World (2 ed.). ABC-CLIO. (2016). p. 193. ISBN 1-610-69254-3
- ^ Braekstad 1881
- ^ Iversen 1990 [1960]
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai 米原まり子訳『ノルウェーの民話』で確認した日本語題。青土社、1999年。目次。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al 大塚勇三訳『ノルウェーの昔話』で確認した日本語題。福音館書店、2003年。目次。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 佐藤俊彦訳『太陽の東 月の西』で確認した日本語題。〈岩波少年文庫〉、2005 [1969]年。目次(部分)
- ^ a b c 粉川 2013, p. 110での意訳。
- ^ 粉川による意訳は「養母、聖母マリア」[22]。
- ^ a b 粉川 2013, p. 108での意訳。
- ^ 大塚勇三訳では「クマとキツネB」1として『ノルウェーの昔話』295頁に収録
- ^ 大塚勇三訳では「クマとキツネB」として『ノルウェーの昔話』296頁に収録
- ^ 大塚勇三訳『ノルウェーの昔話』98頁に収録
- ^ Wentzel 1998, p. 72.
- ^ Shaw & Norman 1990, No. 1.
- ^ a b 山室静訳『新編世界むかし話集3 北欧・バルト編』で確認した日本語題。社会思想社〈現代教養文庫〉、1977年。再(OD版)文元社、2004年。目次。
- ^ a b c 『アンドルー・ラング世界童話集 第2巻 あかいろの童話集』(西村醇子監修、東京創元社、2008年1月、ISBN 978-4-488-01857-3)で確認した日本語題。
- ^ 『世界傑作絵本シリーズ 三びきのやぎのがらがらどん - アスビョルンセンとモーによるノルウェーの昔話』(瀬田貞二訳、福音館書店、1965年、ISBN 978-4-8340-0043-6)で確認した日本語題。
- ^ a b 粉川 2013, p. 107での意訳。
- ^ Nunnally 2019.
- ^ 山室静訳『北欧の民話』で確認した日本語題。岩崎美術社、1970年。
- ^ a b ライナーノーツ@Nordic Sound Hiroshima
- ^ a b 西村醇子監修『アンドルー・ラング世界童話集 第1巻 あおいろの童話集』で確認した日本語題。東京創元社、2008年1月、ISBN 978-4-488-01856-6
- ^ 粉川 2013, p. 109での意訳。
- ^ Shaw & Norman 1990, No. 23.
- ^ Stroebe & Martens 1922, No. 33.
- ^ Dasent 1874, pp. 168–183.
- ^ a b c d e f g h i j 粉川 2013, p. 111での意訳。
- ^ a b Shaw & Norman 1990, No. 20.
- ^ Dasent 1874, pp. 221–222.
- ^ Lunge-Larsen, Lise (translator) (1999). The Troll With no Heart in His Body. HMH Books for Young Readers. ISBN 0395913713所収
- ^ Shaw & Norman 1990, No. 6.
- ^ Shaw & Norman 1990, No. 14.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 粉川 2013, p. 112での意訳。
- ^ Shaw & Norman 1990, No. 19.
- ^ Shaw & Norman 1990, No. 7.
- ^ a b 粉川 2013, p. 111.
- ^ Dasent 1874, pp. 44–62.
- ^ Braekstad 1881, "The Greedy Youngster", pp. 94–107.
- ^ pdfで使われる。
- ^ "Asbjörnsen has.. 'the mumbling goose egg' (Mumle Gaaseæg)" Mab Merion (1890). “On the Similarity of Northern Folk Tales”. The Highland Monthly 1: 561 .
- ^ Shaw & Norman 1990, No. 10.
- ^ Braekstad 1881, Peik, pp. 194-に所収
- ^ Stroebe & Martens 1922, No. 21.
- ^ Dasent 1874, pp. 35–43.
- ^ Shaw & Norman 1990, No. 3.
- ^ Shaw & Norman 1990, No. 29.
- ^ D. L. Ashliman (200-2010). “Bride Tests: The Storehouse Key in the Distaff”. Folklore and Mythology Electronic Texts. 2013年11月27日閲覧。
- ^ Storebe & Martens 1922, pp. 54–55.
- ^ Braekstad 1881, "The Witch", pp. 295–307.
- ^ Braekstad, 1922 & 45–51.
- ^ Storebe & Martens 1922, pp. 9–15.
- ^ Aasen, Ivar, ed (1873). “Tuftefolk”. Norsk ordbog med dansk forklaring (3 ed.). P. T. Mallings bogtrykkeri. p. 843
- ^ Jæger, Henrik (1896). Illustreret Norsk Literaturhistorie. Hjalmar Biglers Forlag. p. 160;
- ^ “Tuftefolk”. Bokmålsordboka Nynorskordboka. Universitetet i Bergen og Språkrådet (2020年). 2020年3月27日閲覧。
- ^ Braekstad 1881, pp. 180–193.
- ^ Eventyrbog (1883–1887) 3: 1–29; "De tre kongsdøtre i berget det blaa" Eventyrbok 2nd ed. (1908) 3: 5–27;
- ^ ノルウェー語 (ブークモール): Asbjornsen; Moe. "De tre kongsdøtre i berget det blå". Norske Folkeeventyrほか. Project Runebergより。
- ^ Shaw & Norman 1990, No. 31.
- ^ "Prindsessen som Ingen kunde maalbinde" Eventyrbog (1883–1887) 3: 97–101; "Prinsessen som Ingen kunde maalbinde" Eventyrbok 2nd ed. (1908) 3
- ^ ノルウェー語 (ブークモール): Asbjornsen; Moe. "Prinsessen som ingen kunne målbinde". Norske Folkeeventyrほか. Project Runebergより。
- ^ Shaw & Norman 1990, No. 22.
- ^ Dybwads illustrerte Folkekalender 1881所収。
- ^ Juletræet for 1851所収。
- 1 ノルウェー民話集とは
- 2 ノルウェー民話集の概要
- 3 英語・ドイツ語への翻訳
- 4 民話
- 5 脚注
アスビョルンセンとモー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/26 18:10 UTC 版)
「ノルウェー民話集」の記事における「アスビョルンセンとモー」の解説
動物学者であるアスビョルンセンと、聖職者であるモーは、15歳の頃に学校で出会って以来の友人であった。アスビョルンセンは学生時代から民話をいくつか記録しており、学校を卒業した後、3年間の家庭教師の仕事の合間にも収集を続けていた。1833年に聖職者のアンドレアス・ファイエ(英語版、ノルウェー語版)がノルウェーの民話をまとめて出版し、次の民話集の出版の準備に入った頃、ファイエの元に国立古文書館の助手から未収録の民話が送られたが、その中に、助手の友人であったアスビョルンセンが収集した民話が含まれていた。間もなくアスビョルンセンはファイエから「民話特命大使に任命する」という趣旨の言葉で締めくくられた礼状を受け取った。アスビョルンセンは他に収集していた伝説などをファイエに見せたが、自身でも民話集を刊行することを考え始めた。いっぽう、モーは卒業後に家庭教師となり、その傍ら民話の研究をしていた。二人は、グリム兄弟による『キンダー・ウント・ハウスメールフェン』を読んだことをきっかけに、共同しての民話集の刊行に本格的に乗り出した。 その著作物は、ノルウェーが新たに得た独立と、19世紀に国内に広まった国家主義のうねりと関連づけて見るべきである。14世紀の半ばのペストの流行によって人口の半分を失い、14世紀末にデンマークを中心としたスカンディナヴィア連合に加わったノルウェーは、1442年からデンマークの統治下となっていたが1814年にようやく独立した。その時代、ヨーロッパ各地では民族意識がわき起こり、特に北欧では、キリスト教を受け入れる以前の古い信仰が見直され、神話に基づく作品がさまざまに創作されていた。ノルウェーでも民族意識に基づいた自国の誇りを取り戻す様々な取り組みがなされていた。そこには言語の問題があったが、ノルウェーの本来の言語を取り戻すことは、デンマークと合併する前の偉大なるノルウェー民族の誇りの回復であった。 ノルウェー語の当時の正書法、すなわち書き言葉であるブークモールは、デンマーク語に非常に類似していた。しかし話し言葉はノルウェー語が使われていた。ノルウェーで民族意識が高まる中、デンマーク語の強制を離れて新たに再生されたノルウェー語として、各地の方言に基づいたニーノルシェクが成立していた。こうした背景の中、話し言葉によって語り継がれ、それらが今日あるよりさらに特有だった方言に基づいた情報源を持ったノルウェーの伝承を語り直すことには、書き言葉はあまり適していなかった。アスビョルンセンとモーは、ノルウェー語の口語に沿って物語を表現して文学として成立させ、デンマーク語とは異なった、独立的なノルウェー語の書き言葉を創出するのを促進することとなった。それはまた、アスビョルンセンとモーが、グリム兄弟の信条を適用することによって表現の問題を解決したことによる。すなわち、物語の原形を維持しつつ、方言の代わりに扱いやすい言語表現の様式を用いることとしたのである。
※この「アスビョルンセンとモー」の解説は、「ノルウェー民話集」の解説の一部です。
「アスビョルンセンとモー」を含む「ノルウェー民話集」の記事については、「ノルウェー民話集」の概要を参照ください。
- アスビョルンセンとモーのページへのリンク