その他の備砲・雷装
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「シュフラン級重巡洋艦」の記事における「その他の備砲・雷装」の解説
その他にはオチキス社製の「1925年型 37mm(50口径)機関砲」を連装砲架で4基が載せられた。雷装はシュフランのみ55cm3連装水上魚雷発射管を中央部の甲板上に片舷2基ずつ計4基装備し、他の3隻は片舷1基ずつ計2基であった。
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その他の備砲・雷装
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「高雄型重巡洋艦」の記事における「その他の備砲・雷装」の解説
高角砲は「十年式 12 cm(45口径)高角砲」を採用した。これを単装砲架で4基4門装備した。前型の単装6基から減少したのは主砲による対空攻撃を期待したものであったが、前述の通り対空戦闘を高角砲に頼らざるを得なかったため高雄と愛宕は八九式12.7cm(40口径)連装高角砲4基8門に換装、摩耶は主砲塔1基を撤去の上で八九式12.7cm連装高角砲6基12門を搭載、火力を向上させた。他に近接防御火器として毘式40mm(62口径)機関砲を単装砲架で2基と留式7.7mm機銃を単装砲架で2基装備されたが、発射速度も遅く有効な兵器ではなかったため、後に九六式25mm(60口径)機銃を連装砲架で4基、九三式13mm(76口径)連装機銃4基へと強化、大戦中には対空戦闘の激化により順次九六式25mm機銃を増設した。 他には主砲では対応できない相手への対抗として61cm水上魚雷発射管連装4基、九〇式魚雷16本を上甲板に装備した。前型の片舷6射線から4射線に減少したが、予備魚雷を短時間で装填する次発装填装置を備えたことで実質的な雷撃能力は高められた。前型の設計時より魚雷本体の強度が改善されて上甲板からの発射が可能となり、元々艦内固定装備の雷装が被弾時に閉鎖空間内で爆風と爆炎により被害を拡大する恐れがある危険な設計であったことから、藤本は旋回式発射管を舷側から若干張り出した配置に改めたほか、予備魚雷の搭載位置には防御板を設けた。なお、高雄と愛宕は1939年(昭和14年)の改装工事で発射管を連装4基から4連装4基、搭載魚雷も新型の九三式魚雷24本に強化、摩耶も1944年(昭和19年)の改装で発射管を4連装4基としたが、鳥海は最後まで発射管を換装せず戦没した。 航空設備は第3煙突と後部主砲塔の間にカタパルト2基と水上機2機を収められる格納庫を設け、後檣の基部に搭載艇兼艦載機揚収用のデリックを1基装備したが、高雄と愛宕は改装工事で後檣を移設したことから格納庫を廃止、新たに航空甲板を設けて搭載機を露天繋止する形へと改められた。摩耶も後檣の移設は行われなかったものの同様の形態に改装されたほか、各艦とも大型化する搭載機に対応するため後檣基部のデリックは大型のクレーンに換装された。4番砲塔の発射方向によっては艦載機が壊れる可能性が高く、「高雄」は前述の駆逐艦「ピルスバリー」を撃沈した際に、主砲の爆風で艦載機を使用不能とした。この時「愛宕」は前部主砲塔のみで射撃を行ったため、艦載機は無事だった。同様の事故はスラバヤ沖海戦での妙高型重巡洋艦「妙高」でも発生している。根本的な解決は、後部そのものを飛行甲板とした利根型重巡洋艦まで待たねばならなかった。
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その他の備砲・雷装
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「妙高型重巡洋艦」の記事における「その他の備砲・雷装」の解説
高角砲は四五口径十年式十二糎高角砲を採用した。これを単装砲架で4基装備する予定であったが、後に片舷1基ずつ増やして2基増加の計6基搭載とされた。他に近接防御火器としてルイス社製留式 7.7mm(87口径)機銃を単装砲架で2基装備した。 水雷兵装として一二式(文献により一三式とも)61cm3連装舷側発射管4基を艦内に装備した。艦内装備の雷装は従来の甲板上に置く方式と比べ、被弾時には閉鎖空間内で爆風と爆炎により被害を拡大する恐れがあった。また設計時にない搭載は居住区画の不足を招き、艦橋側面部に居住区画を増設せねばならなくなった。 航空設備は後部煙突と後部主砲塔の間にカタパルト1基と水上機2機を収められる格納庫を設け、後檣の基部に艦載機揚収用のデリックが1基装備された。航空機格納庫には、航空機用燃料と水上機に搭載する小型爆弾が収納されていた。さらに4番主砲を発射すると、爆風で艦載機が破壊される危険性が常に存在した。事実「那智」はスラバヤ沖海戦で、右舷カタパルトで射出を待っていた艦載機を4番主砲の爆風で破壊している。
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