『チャイルド・プレイ/チャッキーの種』より
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「チャイルド・プレイ (フランチャイズ)」の記事における「『チャイルド・プレイ/チャッキーの種』より」の解説
グレン / グレンダ 「チャッキーの花嫁」のラストで誕生したチャッキーとティファニーの息子。 髪こそチャッキー譲りの赤毛であるが、中性的な容姿で顔は痩せ細っており、気弱で殺人を嫌うほど心優しい性格である等、見た目も性格も両親に全く似ても似つかない。驚くとすぐに失禁する癖がある。 本編から6年前に腹話術師にアメリカから連れて来られ、シットフェイスと名付けられてイギリスの見世物小屋でこき使われていた。 ある日テレビで殺戮人形の都市伝説となったチャッキーとティファニーがハリウッドで映画化するというニュースを知り、腹話術師から命からがら逃亡し、チャッキーとティファニーのいるハリウッドへ渡る。長い旅路の末、ハリウッドにたどり着き、倉庫の小道具の中からチャッキーとティファニーのレプリカ人形を発見し、お守りとして生まれた時から持たされていた「ダンバラの心臓」に記された呪文を読み上げ2人を復活させ、再会を果たす。 だが、それからほどなく、殺人鬼の道を歩ませる事を望むチャッキーと、平凡な人生を送らせる事を望むティファニーとの間で板挟みとなり、その影響で自分の中にあるグレンダという殺人鬼の人格が具現化し、二重人格となった。 ジェニファー・ティリー ティファニーが憧れている人気女優。 それなりに有名なセレブで、大抵のスキャンダルやバッシングに動じない程の図太い性格の持ち主だが、何故かジュリア・ロバーツを目の敵にしている。当初から落ち目の状態だったらしく、大きな役を得るためにマネージャーの制止も聞かずに映画監督のレッドマンが構想中の新作映画の主役を狙い、彼を色仕掛けで主役に抜擢させようとする。 物語中盤、レッドマンと共にティファニーに襲撃され、意識を失っている間に強制的に妊娠(ティファニー曰く「ブードゥー妊娠」)させられた挙げ句、その影響により僅か数日の間に下腹部が大きく膨張する。 終盤、ティファニーに監禁されて男女の双子を出産。そこへ守衛の通報で駆け付けた警官に保護され、双子と共に病院に搬送されるが、最後はブードゥー教の儀式を成功させたティファニーに肉体を乗っ取られ、双子もグレンとグレンダの魂をそれぞれ移されてしまった。 レッドマン ラッパー兼映画監督の黒人男性。 ジェニファーの大ファンで、彼女の色仕掛けを機に親しくなり、自身もまんざらではない様子であった。 人当たりのいい多才であるが、同時に無神経で了見の狭い人物でもあり、中盤でジェニファーが妊娠した際には掌を返して主役から降ろし、その上悪びれることもなく彼女の怒りを買うような接し方をした(その際、ハリウッドに来た時にパイプカットをしたことを明かしている)。 当初はチャッキーの魂を憑依させる器としてチャッキー達に生かされていたが、上記の一部始終を聞いていたティファニーの怒りを買い、最期は1人で食事していたところを彼女に襲撃され、腹部から内臓を飛び出しながら死亡した。 ジョーン ジェニファーのマネージャー。 真面目な性格でマネージャーの仕事をこなしているが、ジェニファーのマイペースに頭を悩ませており、その度に彼女に苦言を呈していた。中盤ではそれが原因でジェニファーの不興を買い、マネージャーを解雇される。 その後、妊娠で乱心したジェニファーからの電話で思わず彼女の身を案じて駆け付けたが、最期はティファニーに扮したグレンのスプレーの噴射で全身を焼かれそのはずみで階段から転落して死亡するという無残な最期を遂げた。 ピート・ピーターズ ジェニファーのスキャンダルを手にするために、以前から彼女を執拗に追っていたタブロイド紙のパパラッチ。 中盤でジェニファーとレッドマンの密会現場を盗撮しにジェニファーの自宅へと忍び込み、2人の密会現場を盗撮した次いでに人工受精の準備に取り掛かっていたチャッキーの姿も撮り逃走したが、その一部始終に気づいた彼に目をつけられてしまう。 最期は自宅の現像室で写真を現像していたところを、チャッキーを止めようと目の前に現れたグレンに思わず驚いて後ろの薬品棚にぶつかり、棚に置いてあった硫酸を頭からかぶり死亡した。 スタン ジェニファーに雇われているリムジンの運転手。 ジェニファーに想いを寄せているものの、空回りの連続でなかなか距離が縮まらない日々を過ごしている。 終盤でジェニファーの真似をしたティファニーに電話で呼び出され、ジェニファーと共に監禁されてしまう。レッドマンの代わりとしてチャッキーの魂を移し替える器にされそうになるが、最期は自力で拘束を解いたところをチャッキーにナイフで刺され死亡。 サイクス 6年前に拾ったチャッキーとティファニーの子供(グレン)をシットフェイスと名付けて見世物として利用していたレゲエ風の偽腹話術師。 商売以外の時はシットフェイスをオリに入れて事あるごとに怒鳴り散らす等、普段から彼をぞんざいに扱っていた。 序盤で両親の存在を知ったシットフェイスが抜け出した際には怒り心頭で追いかけるが、結局取り逃がしてしまう。
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