「日本一足の速い女子アナ」
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「西村麻子」の記事における「「日本一足の速い女子アナ」」の解説
両親が陸上競技選手であったことから、自身も中学生時代から陸上競技を始めた。実父の彰は、ハードル競技の選手として活躍した後に、同志社大学体育会陸上競技部の監督時代に朝原宣治などを指導。シドニー・アテネ・北京の各オリンピックでは、日本代表の短距離走コーチを務めている。 陸上競技専門誌の『月刊陸上競技』では、2000年5月号の特集「春に飛び立つアスリート」で、毎日放送へ入社したばかりの西村を取り上げていた。 世界陸上大阪大会開幕前日の2007年8月24日にJNN系列で放送された特別番組『世界陸上大阪 ついにあす朝6時開幕スペシャル』(TBS制作)内の企画で、「日本一足の速い女子アナ」として、長居陸上競技場のトラックでアレン・ジョンソン(アトランタオリンピック男子110mハードル金メダリスト)と競走する機会があった。西村にはハードルなしというハンディキャップ戦であったが、100mを14秒05(MBSで独自に計測した公式記録では13秒15)で走破。全国ネットでの生中継でジョンソンに圧勝した。 『VOICE』のサブキャスターを務めていた2007年と2008年には、12月末に放送された同番組と『ちちんぷいぷい』との合同特別番組(2007年は『ちちんぷいぷい&VOICE 空気は読めたか’07 笑いと怒りの生4時間』、2008年は『ちちんぷいぷい特大号 VOICEに☆印2008』)において、「世快陸上女子100m」(2007年)「100m走で西村麻子に勝ったら10万円」(2008年)という視聴者参加の生中継企画に出演。長居陸上競技場のトラックを舞台に、参加希望者から番組側で選抜した女性挑戦者と100m競走で勝負したが、いずれも西村の圧勝に終わった。挑戦者の中には、テレビ番組での賞金レースへの出場に関する日本陸上競技連盟のアマチュア規定に沿って、同連盟に現役引退届を受理されてから半年以上経過した短距離走の元選手もいた。 2008年10月12日の御堂筋kappoでは、大阪のメインストリート・御堂筋(梅田新道付近)に仮設トラックを敷く形で開催された「御堂筋ストリート陸上」で司会を務めた。このイベントには朝原や為末大も登場したが、西村が健脚を披露することはなかった。 現在は、アナウンサーとしての活動のかたわら、京都マスターズ陸上競技連盟に競技者として会員登録。2014年9月に岩手県北上市で開催された全日本マスターズ陸上競技選手権大会では、競技会への出場自体が15年振りだった にもかかわらず、女子60m走(W35クラス)で優勝した(タイムは8秒62)。 「赤坂5丁目ミニマラソン」という名物企画がある『オールスター感謝祭』(『サタデープラス』での共演者の一部が同企画へ随時挑戦するTBSテレビ制作の期首特別番組)には、2019年春の時点で出演の経験がない。毎年2月に地元の京都市内で開かれる京都マラソンでも、MBSテレビが制作するダイジェスト番組の司会やリポーターを務めるだけにとどまっている。MBSテレビでダイジェスト番組を放送する吉本陸上競技会では、第2回(2002年)から第7回(2008年)までアシスタントとして出演するだけだったが、第19回(2019年)で「ちちんぷいぷい&ミント!チーム」の選手として駅伝に参加した。
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