「日本はいいこともした」発言とは? わかりやすく解説

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「日本はいいこともした」発言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 04:48 UTC 版)

江藤隆美」の記事における「「日本はいいこともした」発言」の解説

1995年10月記者会見の席で、村山首相が「韓国併合条約当時国際関係等の歴史的事情の中で法的に有効に締結され実施されたもの」と政府見解述べたことについて記者から質問受けた江藤は、「これから雑談記事にする話ではないし、メモもとらないでほしい。若いみなさん参考のためにお話ししよう」と切り出し、「条約は、法的に有効だった」「植民地時代日本いいこともした」などと述べた。これは「名前を伏せたとしても、記事はしない」という形のオフレコであったが、会員制月刊誌選択』が江藤の名前を伏せた形で「フタされた某現職閣僚暴言中身」と題し懇談内容報じた。さらに、韓国東亜日報が「江藤長官妄言」と江藤名指し報道したことにより、国際問題発展する。 これを受けて国内報道各社オフレコ解除求められ江藤拒否して争う構え見せたものの、批判高まり、更にオウム真理教事件契機提出されていた宗教法人法改正審議にも支障をきたしかねないことから、長官辞任余儀なくされた。植民地発言と同じ頃、沖縄県知事大田昌秀によるアメリカ軍用地強制使用手続き代理署名拒否問題起こった際、防衛施設庁長官宝珠山昇が、オフレコ首相村山富市を「頭が悪い」と批判して辞任するなど、メディアオフレコ報じるべきか報じないべきかをめぐり、その場にいた記者江藤の「ここから先はオフレコで」という発言認めていながらオフレコ内容報道したととあわせ当時論争になった。なお、江藤2021年8月現在、中国・韓国歴史認識をめぐる発言追及され辞任した最後閣僚である。 またその後2003年7月12日福井市内で行った講演においても、日本過去の戦争全て正しかったわけではないとしつつ、「侵略戦争だったと頭を下げて自分の国が悪いように言ってきた」として、日本歴代首相謝罪行ってきたことを批判した1910年韓国併合条約については、「両国調印して国連無条件承認した」と発言し1937年南京事件についても「南京大虐殺30万人などというのは、でっちあげうそっぱち」と主張した江藤のこれらの発言対し中韓両国野党反発した

※この「「日本はいいこともした」発言」の解説は、「江藤隆美」の解説の一部です。
「「日本はいいこともした」発言」を含む「江藤隆美」の記事については、「江藤隆美」の概要を参照ください。

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