IEEE 802.1xとは? わかりやすく解説

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IEEE 802.1X

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 17:10 UTC 版)

IEEE 802.1Xとは、LAN接続時に使用する認証規格(認証VLAN)である。接続を認めた端末機器以外がコンピュータネットワークに参加しないように認証によって接続を規制する。有線と無線の接続に使用できる検疫ネットワークのデータリンク層の技術である。




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IEEE 802.1X

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 13:58 UTC 版)

RADIUS」の記事における「IEEE 802.1X」の解説

詳細は「IEEE 802.1X」を参照 IEEE 802.1Xは、LAN利用可否制御するイーサネット上のプロトコルである。IEEE 802.1XにおいてはEAPプロトコルRADIUSプロトコル利用することによって、RADIUSサーバによって認証され利用者のみに対してLAN利用させることができる。もちろん、このためにはIEEE 802.1Xに対応した無線LANアクセスポイントまたはスイッチが必要である。なお、「802.1x」というように「X」を小文字記述して誤りではないが、大文字記述するのが主流である。これは、小文字の「x」が数学で使う「 x {\displaystyle x} 」のように、「xの部分に入る文字規定しない」という意味に誤解されることを防ぐためである。 IEEE 802.1XおよびRADIUSプロトコルいずれも実際認証手順については規定していない。実際認証は、EAP-TLSPEAPEAP-TTLSなどEAP上の認証手順によって行う。ベンダ独自の認証手順EAP上に実現することも可能である。EAPによる認証のためのデータやりとりを、利用者端末アクセスポイントまたはスイッチの間のイーサネットではEAPoL(EAP over LAN)、アクセスポイントまたはスイッチRADIUSサーバの間ではRADIUSプロトコルによって中継するEAP-TLSは、TLS基づいてデジタル証明書による相互認証サービス提供者詐称をも防止する)を行うという点で重要であるが、デジタル証明書運用と管理負担大きいという点で、一般事業所等では敬遠され傾向がある。PEAPおよびEAP-TTLSは、TLSによる暗号化した通信路形成したうえでパスワード情報やりとりを行う認証手順である。EAP-TLSPEAPEAP-TTLS対比は、ウェブブラウザTLSデジタル証明書による相互認証を行うのか、SSL上でパスワード認証を行うかの違い考えるとわかりやすいだろう。

※この「IEEE 802.1X」の解説は、「RADIUS」の解説の一部です。
「IEEE 802.1X」を含む「RADIUS」の記事については、「RADIUS」の概要を参照ください。

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