PEAP
読み方:ピーイーエーピー,ピープ
別名:EAP-PEAP
PEAPとは、PPP(Point to Point Protocol)に認証機能を追加した拡張プロトコルのうち、サーバーとクライアントで相互認証を行うプロトコルのことである。米Microsoft、Cisco Systems、RSA Securityの3社によって開発された。
PEAPでは、認証を行うサーバー側で電子証明書を発行し、またクライアント側ではIDとパスワードを用いることによって、サーバーとクライアントで相互認証を行っている。暗号化技術にはWEP(Wired Equivalent Privacy)が用いられており、定期的にWEP暗号文の生成・配布が行われることによってWEP暗号のセキュリティ性の向上が図られている。
参照リンク
RFC 4017 - Extensible Authentication Protocol (EAP) Method Requirements for Wireless LANs - Network Working Group
Protected EAP - IETF
PEAP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 17:10 UTC 版)
「IEEE 802.1X」の記事における「PEAP」の解説
PEAP(Protected EAP)は米マイクロソフト社が開発したEAP規格でIDとパスワードで認証する方式。SSL(Secure Sockets Layer)と同じ暗号化技術によって認証通信全体が暗号化されている。暗号化のために認証サーバにデジタル電子証明書が必要。無線LANでもほぼ安全。
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