代表的な認証方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/21 16:30 UTC 版)
「Extensible Authentication Protocol」の記事における「代表的な認証方式」の解説
EAP-MD5 ユーザー名とパスワードによる認証だが、平文を流さないためにMD5ハッシュを用いる。クライアント側のみ認証される。 EAP-TLS (Transport Layer Security) サーバ、クライアント双方に電子証明書を準備し、これによって認証を行う。Transport Layer Securityのサーバー認証・クライアント認証の仕組みを用いる。 EAP-TTLS (Tunneled TLS) サーバ側にのみ電子証明書を準備してサーバ認証済みのTLS通信路を構築し、その暗号化通信路を通してパスワードによるクライアント認証を行う。 EAP-PEAP (Protected EAP) サーバ側にのみ電子証明書を準備してサーバ認証済みのTLS通信路を構築し、その暗号化通信路を通してさらにEAP通信を行い、クライアントを認証する。この際クライアントの認証はパスワードやキートークンなど、電子証明書以外の認証手段を利用する事が一般的である。
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