EAP-TLS
読み方:イーエーピーティーエルエス
別名:TLS
EAP-TLSとは、PPP認証で利用されるEAP認証プロトコルの一種で、トランスポート層(OSIモデルにおける第4層)の通信経路を特殊なプロトコルによって暗号化し、デジタル証明書の受け渡しによって相互に認証を行う方式のことである。標準化団体のIETFによってRFC 2716として定義されている。
EAP-TLSでは、クライアントとサーバーの両方が電子証明書を発行し、相互に認証が行われる。相互にデジタル証明書を発行・管理するため、手間とコストはかかるものの、高度なセキュリティ性を保つことができる。
参照リンク
RFC 2716 - PPP EAP TLS Authentication Protocol - Internet RFC/STD/FYI/BCP Archives(英文)
認証方式: | CHAP DKIM e-UBF Lock EAP-TLS EAP-TTLS EV SSL証明書 Stiltwalker |
EAP-TLS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 17:10 UTC 版)
「IEEE 802.1X」の記事における「EAP-TLS」の解説
EAP-TLS(EAP-Transport layer security)はデジタル電子証明書を使って認証する方式。IDやパスワードは使用されない。スマートカードやUSBキー(ドングル)と組み合わせて使用されることが多い。無線LANでもほぼ安全。
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