e-UBF Lock
e-UBF Lockとは、NTT コムウェア株式会社によって開発された、企業向けの指紋認証システム「e-UBF」を搭載した入退室管理システムのことである。2005年に9月20日に販売が開始された。
e-UBF Lockを企業の玄関や各部屋の入り口に設置すれば、e-UBFの指紋認証による本人確認と、同時に入退室管理を行うことができる。入退室のほかにも、パソコンの端末を管理することも可能である。ネットワークに接続されているすべての入退室用指紋認証リーダーや PC端末用指紋センサーの認証を一元的に処理・管理することは、指紋データの登録や削除、認証処理、あるいはログの管理、運用監視などを稼動するコストの削減につながる。ネットワークで接続されていれば、管理者が常にいるわけではない場所におけるセキュリティ管理も可能である。
入退室用の指紋読み取り・認証装置に搭載されたメモリーは、最大で1000人分の指紋データを保持することができる。ネットワーク障害などで e-UBF Serverとの通信ができなくなった場合にも、単体で認証処理を行うことが可能となっている。
ちなみにe-UBF Lockの価格は、e-UBF Lockの管理用のサーバーソフトが10万2,900円で、指紋読み取り認証装置と電気的施錠制御ユニットのセットが1組あたり44万1,000円となっている。
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