特殊神事とは? わかりやすく解説

特殊神事

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 21:43 UTC 版)

恩智神社」の記事における「特殊神事」の解説

御供所神事 11月24日例祭卯辰祭)の神饌調製する神事。その年に収穫されもち米うるち米使ってマガリ・餅マガリ・オウブト・バイシ・小餅という5種の餅を作り、マガリ・オウブト・バイシについては油で揚げる神饌25日神前供えられ26日本祭迎える。新嘗祭伝統伝え古式神事とされ、八尾市指定無形民俗文化財指定されている。

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特殊神事

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 10:04 UTC 版)

沼名前神社」の記事における「特殊神事」の解説

お弓神事 2月2日曜。境内社八幡社祭礼で、本来は旧暦1月7日行われた神事である。祭員は親弓主・子弓主1名ずつ(成人)、小姓2名(男子)、矢取り2名(幼児)。古式則り儀式が行われたのち、舞台から前方の的に向かって矢が射られる。この神事年頭邪鬼祓う破魔弓変化したものとされ、市の無形民俗文化財指定されている。 お手火神事 「おてびしんじ」。7月2日前夜鞆祇園宮に関する祭礼で、同宮の神輿渡御先立つ祓い行事である。かつては旧暦6月4日行われていた。祭事では、随身門置いた大手火に神火を灯し、この大手火を拝殿まで1時間かけて持ち上げる。そして神輿出して拝殿納めたのち、大手火は境内町内練って不浄清める。この神事は市の無形民俗文化財指定されている。

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特殊神事

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 06:32 UTC 版)

氣比神宮」の記事における「特殊神事」の解説

神宮行われる特殊神事。 御誓祭みちかいまつり」。3月6日古く旧暦2月6日)。仲哀天皇2年2月6日天皇自ら参詣して「此地に宮居定めて永く居らん」と誓った故事因む神事御名易祭 「みなかえまつり」。3月8日古く旧暦2月8日)。神功皇后摂政13年2月8日皇太子応神天皇)と気比神が名易(名変え)を行なった故事因む神事本宮伊佐々別神社摂社)に海産物主とする神饌献じられる。 御田植祭おたうえさい」。6月15日田植え前に行われる神事で、田長以下早乙女神楽歌を口ずさんで豊作祈願が行われる。平安時代ら行われる神事であるという。 牛腸祭ごちょうさい」。6月16日9月神幸祭で引く山車順序を米くじで決め神事女人禁制のほか厳重な制度のもと行われる総参祭 「そうのまいりのまつり」。7月22日古く旧暦6月卯日)。仲哀天皇2年に、神功皇后仲哀天皇の命により敦賀から穴門国へ向かった故事因む神事前日夜には「寅神祭」として、海上安全と船型神輿への神霊奉遷神事が行われる。そして当日には御座船神宮丸」に船型神輿載せ御幸浜(みゆきはま)から敦賀湾出船して途中船中祭典が行われ、対岸にある旧摂社常宮神社への渡御が行われる。この日の敦賀湾禁漁日となり、奉祀すれば3年豊漁恵まれということから、多数漁業者曳行を行う。祭名「そうのまいり」は、このように総じて参拝する様子称したものという。 なおこの神事について、神宮では神功皇后百官率いて出征した故事因むとするが、地元では気比神が眷属氏子率いて常宮神を妻訪いする神事であると伝える。

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特殊神事

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 08:40 UTC 版)

三嶋大社」の記事における「特殊神事」の解説

お田打ち神事 1月7日正月五穀豊穣を祈る予祝神事本殿で「田祭」を行なったのち舞殿で行う。神事では舞殿中央荒むしろ敷いて田所とし、田打始まって種蒔き鳥追いまでを模擬的演じる。終盤では雷鳴として太鼓鳴らして夕立遭う所作を行う(雨乞い意味する)。この神事から、三嶋神に農耕神の性格を見る指摘もある。神事静岡県指定無形民俗文化財指定されている。 粥占神事 1月15日。「かゆうらしんじ」。年頭作物収穫を占う神事神事前には「小豆粥祭」として、小豆の粥の中に餅を割り入れ各種神饌と共に供える祭を行う。そして粥占として、この粥の中に作物の名前を書き込んだ篠竹の筒を入れて炊き竹筒への粥の入り具合から作物収穫占いを行う。 奉射神事 1月17日。「ほうしゃしんじ」。年頭悪病退散を祈る神事本殿で「奉射祭」を行なったのち射場で行う。神事では大的に矢を放って平穏を祈る。神事の後に大的破り取って災難除けお守りとする習わしがある。 鳴弦式 節分の日。「めいげんしき」。悪霊退散を祈る神事本殿で「追儺祭」を行なったのち舞殿で行う。神事では舞殿中央祭壇設け祝詞奏上ののち弓の弦を鳴らす。これによって邪気が祓われるとする。 流鏑馬神事 8月17日例祭翌日)。天下泰平五穀豊穣祈り流鏑馬奉納する神事神事平安時代から続くといい、記録では源頼朝文治元年1185年6月流鏑馬奉納したことが見える。古く4月・8月酉祭6月20日の年3回行われたというが、明治初年廃絶したその後昭和59年1984年)に再興されて現在に至っている。

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特殊神事

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 04:28 UTC 版)

住吉大社」の記事における「特殊神事」の解説

踏歌神事とうかしんじ」。1月4日大地踏みしめて五穀豊穣を祈る神事中国隋・唐流行した群集歌舞由来するもので、かつては宮中でも1月中旬踏歌節会催されて「阿良礼走あらればしり)」とも称されたが、現在は当社熱田神宮愛知県名古屋市)に残るのみといわれる神事では、第一本宮での祝詞奏上後、直垂着用した所役2人(言吹<ごんすい>・袋持)が、それぞれ(言吹)・袋(袋持)を持って斎庭向かい合って立ち、3度声を掛け合ったのち袋持が神前に餅を供えるその後神楽女白拍子舞、熊野舞を奉納して、餅まきを行う。 白馬神事あおうましんじ」。1月7日白馬が各本宮巡拝して邪気祓う神事年初白馬青馬)を見れば年中邪気が祓われるとする中国信仰由来するもので、かつては宮中でも1月7日白馬節会青馬節会)が催され、現在は当社のほか賀茂別雷神社京都府京都市)・鹿島神宮茨城県鹿嶋市)などに残る。 神事では、祝詞奏上後、神馬奉行2人神馬舎人が各本宮拝礼したのち全本宮外周する。 御結鎮神事 「みけちしんじ」。1月13日弓矢で除魔招福祈願する神事神事では、第一本宮での祭典饗膳後、射場古式による弓十番が行われる。 松苗神事 「まつなえしんじ」。4月3日植樹俳句披露を行う神事住吉大社歌枕の「住吉」として古来著名であったが、江戸時代天明期(1781-1788年)に枯死目立った。そのために当時俳人松苗献木と俳句献詠募り松苗集』として住吉御文庫奉納した、という故事因む卯之葉神事 「うのはしんじ」。5月初卯日。鎮座伝承日(神功皇后摂政11年辛卯卯月卯日)に因み鎮座記念する神事旧暦では4月卯月)、太陽暦移行後は5月に斎行される。 神事では、鎮座伝承地五所御前に卯の玉串捧げる。その祭典後、石舞台舞楽奉納されるとともに卯の花苑一般公開行われる御田植神事おたうえしんじ」。6月14日御田神田)で盛大に田植えを催す神事住吉大社鎮座時に神功皇后長門国から植女召して田を作らせたのが始まり伝える。 神事では、まず神館植女粉黛・戴盃式を行なったのち、石舞台全員修祓第一本宮豊穣祭典行い神前早苗植女授けられる。そして御田向かい、替植女による植付けが始まるが、その植付けの間に舞台や畦で田舞神田舞・風武者行事・棒打合戦田植踊住吉踊といった芸能催される御田植行事各地に残るが、住吉大社御田植規模大きく代表的なものであるとされ、「住吉の御田植」として国の重要無形民俗文化財指定されているほか、芸能は国の選択無形民俗文化財選択されている。 宝之市神事たからのいちしんじ」。10月17日神功皇后三韓貢物百貨をもって市を立てて庶人分かった故事因む伝えるが、五穀神前供えたのち庶人分かったのが本旨ともされる神事では、御田刈り取りののち、本宮にて初穂や升に入れた五穀供える祭典が行われるほか、近日日曜日相撲大会催されるかつては升が多く売られたことから「升の市」とも称されその時参詣した松尾芭蕉は句を残している。 そのほか3月初旬頃・11月初旬頃には埴使(はにつかい)と称される神事が行われる。これは祈年祭新嘗祭先立って奈良県畝傍山埴土はにつち:両祭での供献土器作る材料とする土)を採取する神事である。『住吉大社神代記』で住吉大神神功皇后に詔をして天香山埴土天平瓮を作らせたとする記事との関連推測されるほか、『日本書紀』神武天皇即位前紀では神武天皇天香山埴土祭器を作らせて丹生川上での祭祀使用したと見えることから、畝傍山天香山埴土古代氏族祭祀関係したことが示唆される神事では、住吉大社神職神社河俣神社)・畝火山口神社いずれも奈良県橿原市)で祭典行ったのち、畝傍山山頂で三握半の土を採取する

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特殊神事

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 14:34 UTC 版)

枚岡神社」の記事における「特殊神事」の解説

粥占神事かゆうらしんじ」。1月11日小正月年占神事かつては1月15日行われたが、現在は1月11日に斎行されて15日結果発表される粥占奉賽祭)。神事では、米5小豆3大釜炊き、その中に占竹53本1束を吊り下げて入れ、竹の中に入った小豆粥の状態でその年の豊作を占う。また黒樫の占木12本(閏年13本)を竈に入れて、木の焦げ具合晴雨を占う。『河内鑑名所記』にも神事様子記述される大阪府選択無形民俗文化財選択されている。 注連縄掛神事お笑い神事) 「しめかけしんじ」。12月23日笑いにより春を誘う神事かつては粥占神事先立つ1月8日行われた神事では、石段下の注連縄大きな注連縄掛け渡し、その下で神職氏子総代が春の到来念じて高笑いを行う。東大阪市指定無形民俗文化財指定されている。

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特殊神事

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/01 21:49 UTC 版)

忌宮神社」の記事における「特殊神事」の解説

数方庭祭(すほうていまつり) 8月7日から13日まで7夜に渡って行われる祭である。仲哀天皇7年新羅塵輪じんりん)の扇動熊襲豊浦宮襲撃したが、仲哀天皇自ら弓矢取って塵輪討ち熊襲撃退した戦勝祝い塵輪屍体囲んで踊ったのが数方庭起源であると伝える。石見神楽など、各地方に伝わる神楽舞には「塵輪」という演目があるが、本伝説が基といわれる一説では塵倫は巨大な怪鳥であったともいわれ数方庭祭を斎行しなかった年に長府の空を大きな鳥の影飛び疫病流行った。 塵倫の祟りだと考えた神社、また長府町民7日間数方庭祭続けたところ疫病治まったことから一週間祭りを行うとも、神功皇后7日7夜の間、忌籠りされて天地神々戦勝祈願されたという伝説仲哀天皇追悼の為、7日間喪に服したことからなど諸説ある。この7日間後述御斎神事期間の由来と同様とされる。 「すほうてい」は他に「スホーデン」「スッポウディ」などと呼ばれ、「数方庭」の他にも「数宝庭」「数方勢」などの当て字がある。朝鮮半島の「ソッティ」「スサルティ」など音が似ている語との関連研究されている。 境内中心鬼石のまわりを男は幟、女は切り籠呼ばれる飾り持って舞う、幟は最大30m、100kgにもなり修練が必要となる。もとは戦勝祈願同時に敵の大将である塵倫や戦で命を落とした者への慰霊供養の祭であったと言われるが数方庭が数宝庭と書かれたことや様々な信仰混じり合い、現在は五穀豊穣子孫繁栄厄難退除、先祖供養などの祭となっている。 御斎神事(おいみしんじ) 例祭12月15日である。その前の12月7日夕刻から15日暁までは「御斎祭(おいみさい)」として、境内注連縄張り巡らし一般の人の参拝できないようにし、神職境内の外へ出ないという厳重な物忌みが行われる。御斎神事中は深夜様々な秘祭が行われる。この間神職風呂入れず、髭も剃れない。また、日々の食事制限され粥と漬け物お湯だけで過ごし15日暁の忌明け同時に身を清め例祭備える。神事開始告げ境外摂社守宮神社での板神楽神事始め御衣御神宝調製三朝神事、全神職海中潔斎御衣御神宝奉納御祭主な祭である。長門一の宮である住吉荒魂本宮でも概ね同様の神事が行われる。 16日夕刻には御斎神事例祭の無事終了報告守宮神社行い後烏神事呼ばれ忌宮神社上位神職から出立し、後烏神事後は下位神職から忌宮神社帰社する帰社の際、惣社町町民が囃歌と共に見送る。

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