節会

デジタル大辞泉

せち‐え〔‐ヱ〕【節会】

読み方：せちえ

節日(せちにち)その他重要な公事(くじ)のある日に、天皇が諸臣に酒食を賜る儀式。元日・白馬(あおうま)・踏歌(とうか)・端午(たんご)・豊明(とよのあかり)の五節会のほか立后・立太子・任大臣・相撲(すまい)などがあった。せち。

歴史民俗用語辞典

節会

読み方：セチエ（ｓｅｃｈｉｅ）

節日その他の重要な公事がある日に、群臣を集めて賜わった宴会。

世界宗教用語大事典

せちえ 【節会】

昔、日本の朝廷で、節日（季節の変わりめなどに祝祭を行う日）その他公事のある日に行われた宴会。平安時代に盛んになった。この日は天皇が出御して酒食を群臣に賜った。元日・白馬・踏歌・端午・豊明などは五節会として重視された。せち。せつえ。

ウィキペディア

節会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/08/26 07:42 UTC 版)

節会（せちえ）とは、日本の宮廷で節日（祝の日）などに天皇のもとに群臣を集めて行われた公式行事。饗宴を伴う。

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「節会」の例文・使い方・用例・文例

• 重要な節会において,外弁という諸役を支配する役職
• 重陽の節会
• 五節の舞という,豊明節会に行われる舞
• 日本の四つの大節会
• 節会という,朝廷で行われた宴会
• 中世において,内弁という,節会に承明門で諸役を司る役職
• 豊明節会という,昔の宮中の儀式
• 白馬の節会という,宮中の年中行事