鳥追いとは? わかりやすく解説

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とり‐おい〔‐おひ〕【鳥追い】

読み方:とりおい

農作物害鳥追い払うこと。また、その仕掛け鳥おどし

農村小正月行事の一。関東東北地方などで行われる多くは、子供たち鳥追い歌うたって、鳥追い棒と称する杓子(しゃくし)や棒などでを追うしぐさをする。

門付けの一。新年門口で、扇で手をたたきながら祝言述べ米銭施し得たもの。江戸初期京都悲田院与次郎始めたという。たたき。たたきの与次郎

門付け芸の一。江戸中期以降新年女太夫たちが、新し着物日和下駄編み笠姿で三味線などを弾きながら、鳥追い歌歌って家々回ったもの。《 新年》「—やうき世の袖袂/万太郎


鳥追い

作者由子

収載図書狐狸幻夢
出版社近代文芸社
刊行年月1996.10


鳥追い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 04:04 UTC 版)

鳥追い(とりおい)とは、小正月1月14日 - 15日)に行われる年中行事のひとつ。また、正月の祝い芸として各戸を回って鳥追い唄を歌う門付芸人のことも指す。


  1. ^ 「年中行事事典」p550 1958年(昭和33年)5月23日初版発行 西角井正慶編 東京堂出版
  2. ^ 怪異・妖怪伝承データベース、「俗信」「鳥追い」で参考文献含めて検索可能。
  3. ^ 怪異・妖怪伝承データベース、「鳥追い」で参考文献含めて検索可能。
  4. ^ 『女性芸能の源流: 傀儡子・曲舞・白拍子』脇田晴子、角川学芸出版, 2001 
  5. ^ 『古語辞典 第八版』(旺文社)p.886.女芸人が編み笠をかぶって門前で三味線を用いて歌い、金銭を乞うとある。
  6. ^ 『古語辞典 第八版』(旺文社、1994年)pp.885-886.
  7. ^ 『浜松城物語-家康から現代まで-』(読売新聞浜松支局編、1978年)p.152.当著では、搾取していた地主をスズメにたとえた、高免に苦しんだ農民の哀話かもしれないとする。


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