たかいとは? わかりやすく解説

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た‐かい【他界】

読み方:たかい

[名](スル)

自分属さない世界。よその世界

死後の世界あの世来世また、夢や忘我状態のときに魂がさまよう所。

死ぬことを婉曲にいう語。「祖父昨年暮れに—しました


たか・い【高い】

読み方:たかい

[形][文]たか・し[ク]

㋐物が、地面などの基準になるところから、かなり上の位置にある。「日が—・い」「頭上—・く翻る旗」「手を—・く上げる」⇔低い。

㋑垂直方向への伸びぐあいが大きい。基準となる面からの出っ張り大きい。「—・く積み上げる」「—・い鼻」⇔低い。

声量大きい。また、音声振動数が多い。音域上である。「興奮して声が—・くなる」「—・い音の出る楽器」⇔低い。

広く知れわたっている。「名声が—・い」「悪名が—・い」

物事程度が他よりも上である。また、水準よりも上である。「教養が—・い」「お目が—・い」「格調—・い作品」「香りが—・い花」⇔低い。

目標などがりっぱである。高邁高遠である。「志が—・い」「プライドが—・い」⇔低い。

数値大きい。また、度合い大きい。「—・い点数」「温度が—・い」「平均年齢が—・い」「栄養価が—・い」⇔低い。

金額がかさむさま。また、ある金額占め割合大きいさま。「—・く売れる」「税金が—・い」⇔低い/安い。

他人見下すさま。おごりたかぶるさま。多くお高い」の形で用いる。「お—・い人」→御高(おたか)い

「乙に—・く留まって平気でいるじゃないか」〈漱石明暗

[派生] たかさ[名]

[下接句] 腰が高い敷居が高い・頭(ず)が高い・鼻が高い目が高い父の恩は山より高し


たかい〔たかゐ〕【高井】


たかい 【他界】

自己の属していない他の世界。そこへ行くこと(死)をもいう。古代宗教世界宗教では、現世と他界の断絶という観念信仰の中心占める。他界は楽土天国極楽)でもあり苦土地獄)でもある。ために宗教的な善行などが説かれるが、近代このような他界観は薄れてきており、現世的倫理がそれに対応しているとみてよい。

タカイ

読み方:たかい

  1. 物ヲ少シ与ヘルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・愛知県
  2. 少キコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・和歌山県

分類 和歌山県愛知県


高い

読み方:たかい

  1. 少ないこと。或は容易に窃取出来ないこと。その反対を「安い」といふ。
  2. 少ないこと。②盗みにくいこと。「あのやさはたかいといえばあの家盗みにくい)ということ

高い

読み方:たかい

  1. 掏り取ることが困難であるといふ意味。〔犯罪語〕
  2. 掏り取ることが非常に困難であるといふこと。
  3. 〔犯〕掏り取り)にくいことをいう、高いところにあるの意。
  4. 盗みにくいこと。用例「あのやさはたかい」(あの家盗みにくい)。〔一般犯罪
  5. 掏りにくい。〔掏摸
  6. すり(掏摸)難いこと。高くて手が届かない形容。〔す〕

分類 す/犯罪掏摸犯罪犯罪者犯罪

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読み方
たかい

読み方
たかい

高階

読み方
高階たかい

高部

(たかい から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/16 02:45 UTC 版)

康熙字典 214 部首
骨部 高部 髟部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

高部こうぶは、漢字部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では189番目に置かれる(10の3番目、亥集の3番目)。

概要

高い楼閣中国黄鶴楼 1985年再建)

高部には「高」を筆画の一部として持つ漢字を分類している。

単独の「高」字は高い様、すなわち基準となる地平から垂直上方に距離が離れていることを表す。また、その距離の尺度である高さを意味する。さらに引伸して、年齢や地位・度合が高いこと、高尚・高貴である様を表す。

字源としては、「高」字は高い楼閣の形を象った象形文字である[1][2][3]。これは「高い」を意味する単語を高い建築物で図示したものであり、「高い建築物」の意味から引伸して「高い」の意味が生じたわけではない[4]

「高」は意符として高いことを意味する漢字に含まれることがあるが、その数は多くない。

字体のデザイン差

」同様、印刷書体(明朝体)における「高」字の1画目には地域による差異がある。『康熙字典』はこれを短い縦棒とし、日本韓国はこれに従う。一方、中国新字形台湾国字標準字体香港常用字字形表ではこれを点画としている。

康熙字典
日本・韓国
台湾・香港・中国 はしご高

日本では手書きにおいて「髙」という字体が使われることがあり、これを「はしご高」(はしごだか、11)、標準字体の方を「くち高」(くちだか、10画)と呼んでいる。また、韓国の高姓の氏族・済州高氏は「はしご高」を正しい表記と定めている[5]

部首の通称

  • 日本:たかい
  • 韓国:높을고부(nopeul go bu、たかい高部)
  • 英米:Radical tall

部首字

例字

  • 高・
    • 3:、5:、8:、13:髞、18: 

脚注

  1. ^ 張世超; 孫凌安; 金国泰; 馬如森 (1996), 金文形義通解, 京都: 中文出版社, pp. 1349–53 
  2. ^ 季旭昇 (2014), 説文新証, 台北: 芸文印書館, pp. 447–8, ISBN 978-957-520-168-5 
  3. ^ 林志強等 (2017), 《文源》評注, 北京: 中国社会科学出版社, p. 168, ISBN 978-7-5203-0419-1 
  4. ^ 蘇建洲 (2020), 新訓詁学, 上海: 上海古籍出版社, p. 142, ISBN 978-7-5325-9582-2 
  5. ^ 髙씨姓 표기에 대하여” [高氏姓表記について] (朝鮮語). 済州高氏ホームページ (2008年10月23日). 2023年8月18日閲覧。

たかい

出典:『Wiktionary』 (2021/06/13 11:25 UTC 版)

形容詞

たかいい、い、崇い、い、い】

  1. 位置基準面よりもにある。
    1. 物が上方伸びている。「山が高い」「背が高い
    2. 物が離れてはるか上にある。「空が高い
    3. 【高い、貴い地位が上にあり、優遇されている。「貴い待遇
  2. 音がはなはだしい。
    1. 高音である。「高い声」
    2. 音が大きい。「声が高い
    3. 広く知られている。「名高い」「悪名高い
  3. 数量大きい
    1. 【高い、貴い値段上である。多く経費要する。「高い書物を買う」
    2. 程度数値化した時に、その数値大きい。「気温高い
  4. 【高い、崇い】姿勢性質優れている。「崇い理念を持つ」

活用

語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用
たか かろ かっ
けれ 口語

連用形ウ音便形は「たこう」(タコー)となる。

発音(?)

東京アクセント
た↗か↘い
京阪アクセント
た↘かい

関連語

対義語

翻訳

同音異義語

たかい












  • 画数:13
  • 音読み:キ、 テ、 デ、 タイ
  • 訓読み:たかい
  • ピンイン:dui1












  • 画数:10
  • 音読み:コウ
  • 訓読み:たかい、 たかまる、 たかさ


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