高松琴平電気鉄道 歴史

高松琴平電気鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 09:40 UTC 版)

歴史

東讃電気軌道、四国水力電気、讃岐電鉄

東讃電軌
  • 1909年(明治42年)6月8日 - 高松電気軌道に対し軌道特許状下付(高松市西浜町-大川郡志度町間)[7]。同名会社があったため(後述の長尾線の前身会社)、後日、東讃電気軌道に社名変更願出[8]
  • 1910年明治43年)5月1日 - 東讃電気軌道[9]設立。
  • 1911年(明治44年)
    • 2月15日 - 軌道より軽便鉄道へ変更[10]
    • 11月1日 - 鉄道免許状下付(高松-市内間、志度-松尾間)[11]
    • 11月18日 - 今橋 - 志度(現在の琴電志度)間が開業[12]
  • 1912年(大正元年)8月4日 - 鉄道免許取消(津田町-松尾村間)[13]
  • 1913年(大正2年)10月15日 - 出晴(現在の瓦町駅志度線ホーム附近) - 今橋間が開業[14]
  • 1915年(大正4年)
    • 4月22日 - 公園前 - 出晴間が開業[15]
    • 6月24日 - 鉄道免許失効(五番町-玉藻間、古新町-新港間、志度-津田間)[16]
    • 8月10日 - 軌道特許状下付(高松市内町-香川郡栗林村間)[17]
    • 8月10日 - 鉄道免許取消(高松市西浜町-香川郡栗林村間)[18]
  • 1916年(大正5年)
    • 9月13日 - 軌道特許状下付(高松市玉藻町-高松市内町間)[19]
      四国水力電気
    • 12月25日 - 四国水力電気が東讃電気軌道を合併[20]。四国水力屋島遊覧電車と呼称。
  • 1917年(大正6年)
    • 5月20日 - 市内線 高松駅前 - 公園前間が開業[21]。列車は既開業区間と直通。
    • 7月13日 - 市内線 築港前 - 高松駅前が開業[21]
  • 1942年(昭和17年)4月30日 - 電力統合に伴い四国水力電気が解散。鉄軌道事業は讃岐電鉄[22]が設立され引き継ぐ。

高松電気軌道

高松電軌
  • 1907年(明治40年)5月30日 - 軌道特許状下付(高松市新湊町-大川郡長尾村間他)[7]
  • 1909年(明治42年)10月28日 - 高松電気軌道設立[23][24]
  • 1912年(明治45年)
    • 4月30日 - 高松電気軌道が出晴 - 長尾間を開業[23]
    • 7月25日 - 鉄道免許状下付(大川郡長尾村-同郡白鳥本町間)[25]
  • 1916年(大正5年)4月24日 - 鉄道免許失効(大川郡長尾村-同郡白鳥本町間)[26]

琴平電鉄

琴平電鉄
  • 1920年(大正9年)2月7日 - 金比羅電鉄に対し鉄道免許状下付(香川郡栗林村-仲多度郡琴平町間)[27]
  • 1920年度 - 琴平電鉄に名称変更[28]
  • 1924年大正13年)7月28日 - 琴平電鉄設立[29][30]
  • 1925年(大正14年)10月23日 - 鉄道免許状下付(高松市塩上町-同市桜町間)[31]
  • 1926年(大正15年)12月21日 - 栗林公園 - 滝宮間が開業[32]
    • 当時の私鉄としてはハイレベルな設備といわれ、「讃岐阪急」という異名も取った。
  • 1927年昭和2年)
    • 3月15日 - 滝宮 - 琴平(現在の琴電琴平)間が開業[33]
    • 4月22日 - 高松(現在の瓦町) - 栗林公園間が開業[34]。全通。
  • 1938年(昭和13年)5月1日 - 塩江温泉鉄道(仏生山 - 塩江)を合併[35]。塩江線とする。
  • 1941年(昭和16年)5月10日 - 塩江線を廃止[36]

高松琴平電気鉄道

高松琴平電鉄
社長・大西禎夫(1955年)
  • 1943年(昭和18年)
    • 11月1日 - 讃岐電鉄・琴平電鉄・高松電気軌道が合併し高松琴平電気鉄道が発足[37]。讃岐電鉄の路線が志度線および市内線、琴平電鉄の路線が琴平線、高松電気軌道の路線が長尾線となる。
    • 12月1日 - バス16社と八栗登山鉄道のバス部門を合併。
  • 1945年(昭和20年)
    • 1月26日 - 国の命令により志度線 八栗 - 志度間を休止、資材供出。
    • 7月4日 - 高松空襲により市内線・志度線の築港前 - 公園前 - 出晴間が不通となり休止に。
    • 7月30日 - 志度線、長尾線は空襲で焼失した出晴駅を廃止し瓦町駅を起点に変更。
  • 1948年(昭和23年)
    • 2月18日 - 築港線 片原町 - 琴電高松(現在の瓦町)間が開業。列車は琴平線が直通。
    • 12月26日 - 築港線 築港(仮駅、1954年に高松築港に改称) - 片原町間が開業。
  • 1949年(昭和24年)10月19日 - 志度線 八栗 - 琴電志度間を復旧し営業再開。
  • 1951年(昭和26年)12月26日 - 長尾線 瓦町 - 花園間を現在線に変更。
  • 1953年(昭和28年)10月20日 - 築港 - 瓦町間に志度線の乗り入れが開始
  • 1955年(昭和30年)9月10日 - 築港線 高松築港駅を本駅に移転。
  • 1957年(昭和32年)
    • 1月8日 - 市内線の築港前 - 公園前間を正式に廃止。
    • 8月15日 - 志度線の公園前 - 瓦町間を正式に廃止。
  • 1958年(昭和33年)3月1日 - 琴平線に3往復の急行列車の運転を開始、停車駅は高松築港、瓦町、栗林公園、琴電琴平。また陶信号所を新設すると共に岡田駅に交換設備を設置。
  • 1961年(昭和36年)12月 - コトデンタクシー株式会社設立
  • 1964年(昭和39年)3月 - 出晴検車場 設置
  • 1965年(昭和40年)12月 - ストアー事業(コトデンストアー、後にコトデンスーパー)を分社。琴電商事株式会社設立。
  • 1966年(昭和41年)8月2日 - 志度線と築港線(志度線列車線)の架線電圧を1500Vに昇圧。
  • 1967年(昭和42年)
    • 3月31日 - 急行列車の廃止
    • 4月1日 - 準急列車の運転を開始、停車駅は高松築港 - 岡本の各駅と滝宮、琴電琴平。
    • 5月21日 - 高松築港 - 瓦町間を単線並列運転から複線運転に切り替え。
  • 1969年(昭和44年)
    • 2月 - 出晴検車場を瓦町検車区に変更。今橋工場を閉鎖。
    • 12月 - 株式会社屋島水族館設立。
  • 1971年(昭和46年)
  • 1976年(昭和51年)
    • 8月1日 - 志度線 今橋 - 松島二丁目間で、信号無視による正面衝突事故が発生。204人が負傷[39]
    • 12月26日 - 長尾線の架線電圧を1500Vに昇圧[40]
  • 1977年(昭和52年)11月 - 今橋工場跡地に今橋検車区を開設。瓦町検車区を廃止、留置線化。
  • 1979年(昭和54年)3月1日 - 志度線にATS設置され全線設置完了。
  • 1986年(昭和61年)4月 - バス事業を高松バスに譲渡。高松バスはコトデンバス(現在のことでんバス)に改称。
  • 1987年(昭和62年) - 一宮駅を西方に移設
  • 1991年(平成3年)3月15日 - 準急列車、陶信号所の廃止、陶駅に交換設備が設置された。
  • 1994年(平成6年)6月26日 - 瓦町駅改良工事着工[41]。志度線は長尾線・琴平線と線路が切り離される[41]。代わりに長尾線の列車が築港線に直通[41]
  • 1996年(平成8年)12月21日 - 瓦町新駅舎(コトデン瓦町ビル)完成。
  • 1997年(平成9年)4月23日 - 350億円の債務保証を行い、コトデン瓦町ビルにそごうグループと提携した百貨店の「コトデンそごう」を開業[42]
  • 2000年(平成12年)7月12日 - そごうグループが破綻。
  • 2001年(平成13年)
    • 1月22日 - コトデンそごうが高松地裁に民事再生法の適用を申請[3](2003年清算)。
    • 4月 - 高松グランドホテル(高松築港駅)閉店。
    • 4月15日 - コトデンそごう閉店[42]
    • 7月23日 - 子会社の琴電商事が自己破産。
    • 8月 - 高松グランドホテルが自己破産。
    • 9月1日 - コトデンそごうの後継テナントとして高松天満屋がコトデン瓦町ビルに入居[43]。ただし賃貸料はコトデンそごう時年間14.5億円[44]の約半分の年間7.5億円で入居保証金0[45]。負債吸収ならず。
    • 12月7日 - 高松地裁に民事再生法適用を申請[5]
  • 2002年(平成14年)
    • 7月 - 高松地裁から再生計画の承認を受ける。
    • 8月8日 - 香川日産自動車前社長の真鍋康彦が社長に就任、新体制が始まる。
  • 2005年(平成17年)2月2日 - 非接触式ICカードシステムIruCa(イルカ)導入[6](これに伴い紙の回数券、及び鉄道における紙の定期券は全廃)。
  • 2006年(平成18年)3月 - 民事再生法に基く再生計画が終了。
  • 2007年(平成19年)7月31日 - 通常営業用車両の100%冷房化を達成。
  • 2011年(平成23年) - 開業100周年。記念電車などが運転、一部列車にヘッドマーク掲出[46]
  • 2013年(平成25年)12月15日 - 全駅に駅ナンバリング導入。
  • 2014年(平成26年)
    • 3月31日 - この日限りで高松天満屋が閉店。
    • 6月18日 - 真鍋康正が社長に就任。
  • 2015年(平成27年)10月23日 - コトデン瓦町ビルに商業施設「瓦町FLAG」がオープン。
  • 2018年(平成30年)3月3日 - 琴平線・長尾線・志度線で始発より全国相互利用サービス対応の交通系ICカード利用開始[47][48](これに備え、IruCa以外のICカードに対応する簡易改札機と自動改札機に更新されている[49])。
  • 2019年(平成31年)4月1日 - ことでんサービスのビル管理事業を譲り受ける。
  • 2022年(令和4年)4月16日 - 志度線のワンマン運転を開始
  • 2023年(令和5年)
    • 3月18日 - 長尾線のワンマン運転を開始
    • 4月11日 - 長尾線内の踏切で、遮断機が下りないトラブルが発生。その後国土交通省四国運輸局は、過去2年以内に類似の事例が4件発生していたことも鑑み、同社に改善を指示[50][51][52]
    • 5月20日 - 運賃改定。初乗り200円、最大100円の値上げ実施[53]
    • 8月21日 - 前述の踏切トラブルを受け、真鍋康正社長の引責辞任を発表[54]
    • 8月30日 - 新体制で安全対策を進めるため、植田俊也専務の新社長昇格と、9月1日付で社長直轄となる「安全対策推進室」の新設を発表[55]


民事再生法申請後の主な施策

簡易IruCa改札機

民事再生法適用前のサービスはことでんバスとともに良くはなく、バス運転手や車掌、駅員の乗客に対する横柄な態度も問題視されていた。そのため民事再生法適用時も「身から出た錆」「鉄道は要るが琴電は要らない」など住民は琴電擁護や支援に消極的だった(後述するマスコットキャラクター「ことちゃん」がイルカになった理由は、この時に「琴電は要るか[4][56]要らないか」と話し合ったことに由来する)。香川日産出身の真鍋社長就任後はサービス改善を最重要事項とし、以下のような取り組みを行なった。その結果、住民からの信頼も少しずつながら取り戻しつつある。

  • ICカード「IruCa」の導入
  • 企画乗車券「ことでん・JRくるり〜んきっぷ」、「ことでんフリーきっぷ」などの発売
  • 駅の改装
    • トイレのリフォーム(利用者からの改善要望が最も多く、最初に力を入れた)
    • 駅名標の更新
    • 栗林公園駅全面改装
  • ことでんバスとの連携強化
    • 駅近くのバス停留所名を「ことでん○○駅前」に改称し、利用者にわかりやすくした(「円座駅」など)
  • CTCの導入
    • 国土交通省の鉄道軌道近代化設備整備費補助金制度(通称近代化補助)および香川県ほか周辺自治体の補助を受けて実施
  • ATSの更新
    高松築港駅に設置された、過走防止用ATS地上子
    • 同社のATS装置(大同信号製)は、停止現示の絶対信号機直下の地上子を通過(信号冒進)すると即座に非常ブレーキをかける絶対停止機能をもち、保安度の高いATSであったが、2005年の土佐くろしお鉄道宿毛駅衝突事故とATS装置の更新時期を契機に、終端駅の過走防止対策を施したATSへ更新することとなった。このATSは車上時素式速度照査機能をもったATS(従来型と同じく大同信号製)で、頭端式ホームをもつ高松築港・瓦町[注釈 2]・仏生山[注釈 3]・一宮[注釈 4]・琴電琴平駅・長尾駅・琴電志度駅の各駅には、過走防止対策として20km/h、15km/h、10km/h、5km/hの4段階で速度照査を行う車上時素式速度照査地上子を設置した。これらのATSの更新も国土交通省の近代化補助を受けて行われている。
足踏式デッドマン装置を設置した 20形23
  • デッドマン装置の取り付け
  • 「駅長」の呼称は無くなり、運行管理の責任者は運転営業所営業係に一元化される。従来の駅長に相当し駅における運転業務を取り扱う運行管理営業係は、琴平線で高松築港駅・片原町駅・瓦町駅・仏生山駅・琴電琴平駅に常駐勤務している。
  • 有人駅の営業時間短縮および駅員無配置化、駅業務の子会社(ことでんサービス)の業務委託を行っている。
  • 無人駅に簡易型自動券売機を導入し、乗車券発売委託を全廃。
  • 運行管理を除く営業関係の駅員は、ことでんサービスに業務委託化されている。
  • 路線別のイメージカラー(ラインカラー)を制定。
  • 冷房化推進のため新型電車を導入し、旧型の非冷房車を置き換え。
    • 「電鉄倶楽部」などの鉄道ファンの強い要望により、一部の車両はイベント運転用に保存。廃車前には「さよなら運転」を行い、鉄道ファンへのサービスとともに増収にも貢献した。さらに、一部は「さぬきこどもの国」、「玉野市電保存会」、「道の駅源平の里むれ」などの施設に静態保存された。
  • マスコットキャラクター「イルカことちゃん」の誕生。
    • 2002年8月8日に誕生。2003年5月2日には恋人「ことみちゃん」が誕生し、2011年11月18日に金刀比羅宮にて結婚式を挙げる[4]。2013年ご当地キャラ総選挙にて3位入賞を果たし、高松特別ゆめ大使に任命された。さらに2015年10月10日には娘が誕生し[57]、一般公募により「ことのちゃん」と名付けられた[58]
  • ことでん電車まつりの開催
    • 毎年11月3日に、仏生山工場瓦町FLAGでことでん電車まつりを開催しており、ファミリー向けの体験イベントや、鉄道ファン向けの鉄道部品販売や車掌コンテストなどを実施している[59]。それに加えて2018年からは3月に春の電車まつりを開催している[60]

経営再建後の主な施策

2006年に民事再生法に基く再生計画が終了し、経営再建を果たした後も、以下のような施策が行われている。

  • 毎月最後(12月は毎週)の金曜日に「午前0時便」と銘打ち、高松側ターミナルを午前0時以降に発車する列車を増発して最終列車の時刻を延長。
    • 2010年4月より毎週金曜日(年末年始の12月30・31日と金曜日が祝日に当たる日を除く)に拡大されている[61][62]。当初2011年3月までの予定であったが、利用者が10,000人を越え乗客から好評であることから、2014年3月まで3回延長され、この施策は継続されることになった[63]
    • しかし、2020年の新型コロナウイルス感染症の影響で同年3月から運休となり[64][65][66]、同年11月28日のダイヤ改正で正式に廃止される(通常の終電自体も繰り上げられる)[67]
  • サイクルトレインの実施(2015年7月から)
    • 志度線において、土日祝日の一部ダイヤで、自転車をそのまま持ち込めるサイクルトレインを実施している[68]
  • 車両工場写真集『ことでん仏生山工場』の発売
    • 2011年、開業100周年を記念して香川県の写真家GABOMIによる車両工場の写真展を開催し、その後赤々舎から写真集となって刊行された[69]
  • LINEスタンプ
  • 電車内での演劇
  • 記念映画
  • 文学賞
    • ブックカフェ半空と共同で、「ことでんストーリープロジェクト」と題した文学賞を企画。受賞作品は車内で掲出される[75]
  • 交通系ICカードの全国相互利用サービスを導入(2018年3月から)[48]
    • SuicaICOCAPASMO等の交通系ICカードで乗車することができる。逆にことでんのIruCaを他のエリアで使うことはできない。
  • ロックバンド「くるり」による瓦町駅発車メロディ(2018年3月21日から)[76]
    • 瓦町駅1番ホームの発車メロディは、くるり作曲の「コトコトことでん」である。同曲は2011年のことでん開業100周年を記念して開催された、くるりの仏生山工場でのライブで初披露された[77]

注釈

  1. ^ 店舗は天満屋が譲り受け、2001年に高松天満屋として再発足した。
  2. ^ 頭端式ホームの4・5番ホームのみ設置。
  3. ^ 頭端式ホームの3番ホームのみ設置。
  4. ^ 頭端式ホームの3番ホームのみ設置。
  5. ^ ことでんの営業用旅客車と動態保存車はすべて運転台付きの車両で、2009年度当時は片運転台タイプ車両が80両、両運転台タイプ車両が4両(両運転台タイプ車両はすべて動態保存車)であった。
  6. ^ 1911年9月から1923年6月29日まで愛媛県の旧松山電気軌道線も1435mm軌間を採用していた。なお、香川県内の私鉄線でも琴平急行電鉄琴平参宮電鉄は1067mm軌間を採用していた。
  7. ^ 香川県の鉄道全体で見ても、県境の駅間を除くと、トンネルは高徳線の1箇所(高松市内)しかない。
  8. ^ 琴電成立後に台枠を含めて車体を新製した車両は、10000形と1010形のみである。
  9. ^ しかも、国鉄出身車は買収国電であったり、山形交通から購入した車両は同社が西武鉄道から購入したものであったりなど、さらに前歴を持つ車両が多かった。
    なお、京急、名古屋市営地下鉄、近鉄、阪神、山陽以外は種車の軌間が、名古屋市営地下鉄は種車の集電方式がそれぞれ異なるため、それらの場合は琴電入りの際に台車や集電装置を交換する。
  10. ^ そのため、かつてはクロスシート装備であった車両もすべてロングシート化された。
  11. ^ 1050形・1053形・1060形・1063形

出典

  1. ^ a b c d e f 第111期決算公告、2023年(令和5年)6月19日付「官報」(号外第128号)98頁。
  2. ^ 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』平成30年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会
  3. ^ a b 「コトデンそごう 営業は継続」『四国新聞』四国新聞社、2001年1月23日
  4. ^ a b c 島脇健史「高松琴平電鉄が開業100周年 破綻から再生、黒字化」『朝日新聞』朝日新聞社、2011年11月19日
  5. ^ a b 「琴電支援固まったが…/記者座談会」『四国新聞』四国新聞社、2002年2月18日
  6. ^ a b 横田香奈(2015年2月3日). “琴電:「イルカ」10周年 記念カード、333枚販売”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  7. ^ a b 『鉄道院年報. 明治42年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  8. ^ 『四水三十年史』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  9. ^ 『日本全国諸会社役員録. 明治44年』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  10. ^ 「軽便鉄道指定」『官報』1911年2月25日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  11. ^ 「軽便鉄道免許状下付」『官報』1911年11月4日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  12. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1911年11月30日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  13. ^ 『四水三十年史』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  14. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1913年11月17日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  15. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1915年4月28日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  16. ^ 『鉄道院年報. 大正4年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  17. ^ 『鉄道院年報. 大正4年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  18. ^ 「軽便鉄道免許取消」『官報』1915年8月13日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  19. ^ 「軌道特許状下付」『官報』1916年9月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  20. ^ 『四水三十年史』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  21. ^ a b 『鉄道院鉄道統計資料. 大正6年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  22. ^ 『地方鉄道及軌道一覧. 昭和18年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  23. ^ a b 『地方鉄道及軌道一覧. 昭和10年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  24. ^ 『日本全国諸会社役員録. 明治44年』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  25. ^ 「軽便鉄道免許状下付」『官報』1912年7月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  26. ^ 「軽便鉄道免許失効」『官報』1916年4月24日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  27. ^ 「鉄道免許状下付」『官報』1920年2月10日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  28. ^ 『鉄道省鉄道統計資料. 大正9年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  29. ^ 『地方鉄道及軌道一覧. 昭和10年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  30. ^ 『日本全国諸会社役員録. 第34回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  31. ^ 「鉄道免許状下付」『官報』1925年10月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  32. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1926年12月28日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  33. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1927年3月23日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  34. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1927年4月28日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  35. ^ 『地方鉄道及軌道一覧. 昭和15年11月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  36. ^ 「鉄道営業廃止」『官報』1941年6月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  37. ^ 10月25日許可「鉄道譲渡許可」、「軌道譲渡許可」『官報』1943年11月1日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  38. ^ 「琴平電鉄、来月十日から列車無線を使用」『交通新聞』交通協力会、1971年2月4日、3面。
  39. ^ 海水浴客ら204人がけが 満員で正面衝突『朝日新聞』1976年(昭和51年)8月2日朝刊、13版、23面
  40. ^ 大島一朗『ことでん長尾線のレトロ電車』JTBパブリッシング、2006年、p.131
  41. ^ a b c 「瓦町駅ビル工事に伴い運転区間変更 琴電志度、長尾線」『交通新聞』交通新聞社、1994年6月20日、1面。
  42. ^ a b 「コトデンそごう4年の短い歴史に幕」『四国新聞』四国新聞社、2001年4月15日
  43. ^ 「高松天満屋がオープン」『四国新聞』四国新聞社、2001年9月2日
  44. ^ 「天満屋、6月にも営業-そごう後継」『 四国新聞』四国新聞社、2001年4月13日
  45. ^ 「天満屋と基本合意締結-琴平電鉄」『四国新聞』四国新聞社、2001年6月12日
  46. ^ ことでん100周年 高松琴平電気鉄道株式会社
  47. ^ ことでん「IruCa」エリアでも「ICOCA」など利用可能に - 3/3から - マイナビニュース、2018年1月23日
  48. ^ a b 交通系ICカードのご利用開始日について - 高松琴平電気鉄道、2018年1月22日
  49. ^ 改札機改修工事のお知らせ - 高松琴平電気鉄道、2018年1月15日
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