新潟薬科大学 新潟薬科大学の概要

新潟薬科大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/19 06:56 UTC 版)

新潟薬科大学
新津キャンパスの位置
大学設置/創立 1977年
学校種別 私立
設置者 学校法人新潟科学技術学園
本部所在地 新潟市秋葉区東島265番地1
北緯37度46分29.7秒 東経139度7分19.7秒 / 北緯37.774917度 東経139.122139度 / 37.774917; 139.122139座標: 北緯37度46分29.7秒 東経139度7分19.7秒 / 北緯37.774917度 東経139.122139度 / 37.774917; 139.122139
キャンパス 新津キャンパス
学部 薬学部
応用生命科学部
医療技術学部
看護学部
研究科 薬学研究科
応用生命科学研究科
ウェブサイト https://www.nupals.ac.jp/
テンプレートを表示

概観

大学全体

新潟薬科大学は、1977年に薬学部のみの単科大学かつ新潟県初の4年制私立大学として新潟市上新栄町(現在の新潟市西区)に開学した。その後、2002年に応用生命科学部が新津キャンパスとともに旧新津市(現在の新潟市秋葉区)に開設され、薬学部も2004年から段階的に同キャンパスに移転。2023年4月からは看護学部と医療技術学部が加わり、新津キャンパス、新津駅東キャンパス、西新潟中央病院キャンパスの3キャンパス体制となっている。

理念

新潟薬科大学を設置する学校法人新潟科学技術学園(法人本部は新津キャンパスに置かれている。)は、建学の精神「実学一体」などに則り、新潟薬科大学の理念を「生命の尊厳に基づき、医療科学及び生命科学の教育と研究を通して、人類の教育の増進と環境の保全に貢献する高い専門性と豊かな人間性を有する有無な人材を育成すると共に、社会の進歩と文化の高揚に有益な研究成果の創出」することとして掲げている。

特色

  • 現在のところ、新潟県で唯一の薬学部を有する大学である。学生の出身地は新潟県をはじめ、首都圏南東北の比率が高い。2006年、上新栄町キャンパス(新潟市西区)から新津キャンパスへ完全移転した。新津キャンパスは、新潟市が進める「新潟バイオリサーチパーク構想」のコア施設となっている。また教員一人当たりの学生数が少ないことが特徴で、その特長を活かした「アドバイザー制度」がある。学生一人一人に学習や就職に関するアドバイスを行ったり、アドバイザー単位でコンパを行ったりと、学生と教員との良好な関係づくりを重視している。
  • また、高度薬剤師教育研究センターでは生涯学習にも力を入れ、県内外から医療分野で活躍される第一人者や著名な講師を招いて、月1回新潟日報メディアシップ(新潟薬科大学メディアキャンパス)において「薬剤師生涯教育講座」を開催しているほか、産官学連携推進センターを中心に企業や地域社会との連携を深める様々なプロジェクトを推進するなど、「社会に開かれた生命科学系総合大学」を目指している。
  • 応用生命科学部は、加工食品や日本酒の開発で地元企業との産学連携に取り組んでいる(郷土料理のっぺ」の洋風レトルト食品化など)[1](「#逸話」も参照)。
  • 2010年4月にはさらに、「高大連携」ならびに保健・医療・福祉専門職による「連携教育」を統括する、教育連携推進センターを設置した。
  • 2023年4月には医療系新学部である医療技術学部と看護学部を開設し、4学部5学科大学院2研究科体制へと発展。「医療・健康系総合大学」として、教育・研究・社会貢献を推進することとしている。

沿革

年表

  • 1962年4月 新潟高等工学院設立準備事務局を設置
  • 1963年4月 新潟高等工学院の設置認可
  • 1967年3月 学校法人新潟技術学園の設立許可
  • 1977年4月 新潟県新潟市(現在の新潟市西区)に新潟薬科大学開学。薬学部(薬学科・衛生薬学科)を開設
  • 1986年1月 新潟県笹神村(現・新潟県阿賀野市)に附属薬用植物園「五頭分園」を設置
  • 1987年3月 組み替えDNA実験施設を設置
  • 1991年4月 大学院薬学研究科修士課程を開設
  • 1992年4月 法人名を学校法人新潟科学技術学園へ変更
  • 1995年4月 大学院薬学研究科博士課程を開設
  • 1999年9月 首都医科大学(中国・北京)と連携協定を締結
  • 2002年
    • 4月 新潟県新津市(現・新潟県新潟市秋葉区)に応用生命科学部(応用生命科学科・食品科学科)を開設
    • 8月 マサチューセッツ薬科健康科学大学(アメリカ。現, MCPHS大学)と連携協定締結
  • 2003年4月 新津市と県内企業17社(ブルボンなど)の出資により新潟バイオリサーチパーク推進機構が設立[2][3]。初代社長は栗山米菓社長の栗山清[4]
  • 2005年
  • 2006年
    • 3月 薬学部が新津キャンパスに完全移転
    • 4月 薬学部6年制へ移行(薬学科・衛生薬学科を薬学科に統合)。大学院応用生命科学研究科修士課程を開設。高度薬剤師教育研究センターを設置
  • 2007年
    • 4月 産官学連携推進センターを設置。大学院応用生命科学研究科博士後期課程を開設
    • 10月 開学30周年記念式典挙行
  • 2009年10月 薬学部講義研究棟(臨床大講義室、研修室、カフェテリア他)が竣工
  • 2010年4月 大学院応用生命科学研究科博士前期課程に薬科学コース開設、教育連携推進センターを設置
  • 2011年5月 長春中医薬大学(中国・吉林省)と連携協定を締結
  • 2012年4月 応用生命科学部を改組。大学院薬学研究科博士課程(4年制)を開設
  • 2013年
    • 4月 学生支援総合センターを設置。メディアキャンパス「メディ∞キャン」を開設
    • 10月 ニューヨーク州立大学フレドニア校(アメリカ)と連携協定を締結
  • 2014年
    • 4月 健康・自立総合研究機構を設置。健康推進連携センターを設置(現在は両施設とも廃止)
    • 10月 附属薬草・薬樹交流園を設置
  • 2015年
    • 3月 長野県と学生Uターン就職促進に関する協定を締結
    • 4月 聖マリアンナ会との間で包括連携に関する協定を締結。応用生命科学部生命産業創造学科を開設
    • 6月 新潟都市圏大学連合を結成し、新潟市と包括連携協定を締結
    • 9月 カリフォルニア大学デービス校(アメリカ)と連携協定を締結
  • 2016年
    • 4月 新津駅東キャンパス(新津まちなかキャンパス)を開設。ナント大学(フランス)と連携協定を締結
    • 5月 応用生命科学部食品科学科を廃止
    • 6月 長野県上田市に「上田キャンパス」を開設し「長野薬学部」(仮称)を置く基本計画を決定[6]2018年4月開設予定と発表
    • 12月 上記新設計画を1年延期することを決定し、2019年4月の開設を目指すことになった[7]
  • 2017年6月 長野薬学部の開設を断念[8]
  • 2018年
    • 1月 国立忠南大学校(韓国)と連携協定を締結
    • 3月 ランシット大学(タイ)と連携協定を締結
  • 2019年6月 ウィーン大学(オーストリア)と連携協定を締結。オーストリア薬剤師会と連携協定を締結
  • 2020年
    • 1月 国立大学法人新潟大学と包括連携協定を締結
    • 2月 公益社団法人新潟県薬剤師会と包括連携協定を締結
    • 3月 新潟市秋葉区と包括連携協定を締結
    • 4月 新潟駅前キャンパスを開設。旭町イノベーションセンターを開設(現在は両施設とも廃止)
  • 2021年
    • 9月 マニラ・セントラル大学(フィリピン)と連携協定を締結
  • 2023年
    • 4月 医療技術学部臨床検査学科、看護学部看護学科を開設[9][10]
    • 4月 生命産業創造学科を生命産業ビジネス学科に名称変更

  1. ^ 「新潟ゆかりの加工食品 続々」日経産業新聞』2019年7月19日(食品・日用品・サービス面)2019年7月22日閲覧。
  2. ^ “新潟バイオリサーチパーク推進機構会長池川信夫氏―バイオ研究(インタビュー越佐)”. 日本経済新聞: p. 22 地方経済面 新潟. (2003年6月13日) 
  3. ^ “新潟バイオリサーチパーク―機能性食品作り支援(挑戦する企業)”. 日本経済新聞: p. 22 地方経済面 新潟. (2013年2月26日) 
  4. ^ “新潟バイオリサーチパーク、社長に栗山清(栗山米菓相談役)氏。”. 日本経済新聞: p. 22 地方経済面 新潟. (2003年4月3日) 
  5. ^ バイオリサーチセンター開館 産・学連携の場に活用」(PDF)『市報にいがた』第2021号、新潟市、2005年11月20日、3頁。 
  6. ^ 「新潟薬科大、上田に薬学部設置へ。県内初」産経新聞』長野版- 2016年6月25日(2020年2月15日閲覧)
  7. ^ 「新潟薬科大学、薬学部新設計画を1年延期 長野県上田市に2019年4月の開設目指す」日経ドラッグインフォメーション/日経DIオンライン(2016年12月27日)2020年2月15日閲覧
  8. ^ 「新潟薬科大学、断念へ 上田への薬学部設置」[リンク切れ]信毎web(2017年6月2日)
  9. ^ 臨床検査技師科・看護学科および校名変更に関するお知らせ
  10. ^ 新潟薬科大学の新学部(医療技術学部及び看護学部)の設置が文部科学大臣より認可されました。(令和5(2023)年度開設)
  11. ^ 【新潟薬科大/新潟大】創薬研究促進へ連携協定‐大学院で医薬横断教育も 薬事日報ウェブサイト(2020年1月24日)2020年2月15日閲覧
  12. ^ a b 「新潟薬科大、ウィーン大と連携」日本経済新聞』朝刊2019年8月21日(大学面)2019年8月22日閲覧。
  13. ^ 新潟薬科大学新学部設置等に関する調査・準備の着手について | 新潟薬科大学”. www.nupals.ac.jp. 2020年12月4日閲覧。
  14. ^ Nippo, The Niigata. “Cookieを有効にしてください|新潟日報モア”. 新潟日報モア. 2020年12月4日閲覧。
  15. ^ 新潟薬科大学が新津に移転」(PDF)『広報にいつ』第896号、新津市、2000年8月1日、2-3頁。 
  16. ^ a b 『広報にいつ』No.934 2002年5月1日 pp.22-23 新潟薬科大学新津キャンパス開学
  17. ^ “新潟薬科大 新津駅西口の土地売却 サテライトキャンパスなど整備撤退”. 新潟日報. (2021年3月24日). https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/6025 


「新潟薬科大学」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「新潟薬科大学」の関連用語

新潟薬科大学のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



新潟薬科大学のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの新潟薬科大学 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS