バスキン・ロビンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 01:05 UTC 版)
展開している国や地域
|
|
|
|
日本での展開
種類 | 株式会社 |
---|---|
機関設計 | 監査役会設置会社[2] |
市場情報 | |
略称 | サーティワン、サーティワンアイス |
本社所在地 |
日本 〒141-0021 東京都品川区上大崎三丁目1番1号 目黒セントラルスクエア |
設立 | 1973年(昭和48年)12月19日 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 8010701008226 |
事業内容 | アイスクリーム専門店のフランチャイズ展開 |
代表者 |
ジョン・キム(代表取締役会長兼CEO) 渡辺裕明(代表取締役社長兼COO) |
資本金 | 7億3,528万6千円(2019年12月31日現在) |
発行済株式総数 |
964万4,554株 (2019年12月31日現在) |
売上高 |
193億1,799万3千円 (2019年12月期) |
営業利益 |
5億1,583万6千円 (2019年12月期) |
経常利益 |
7億7,720万7千円 (2019年12月期) |
純利益 |
4億3,927万6千円 (2019年12月期) |
純資産 |
95億5,883万2千円 (2019年12月31日現在) |
総資産 |
182億5,937万9千円 (2019年12月31日現在) |
従業員数 |
221人 (2019年12月31日現在) |
決算期 | 12月31日 |
会計監査人 | PwCあらた有限責任監査法人 |
主要株主 |
株式会社不二家 43.31% ダンキン ブランズ インターナショナル ホールディングス リミテッド 43.31% (2019年12月31日現在) |
関係する人物 | 尾崎仙次(元社長) |
外部リンク |
www |
日本ではバスキン・ロビンスと不二家の合弁会社のB-Rサーティワンアイスクリーム株式会社[注 1](英: B-R 31 ICE CREAM CO.,LTD.)がチェーン店を展開している。高速道路のサービスエリアにあるような小規模な店舗では31種類以下の品揃えであることもある。また、一部の店舗ではクレープを取り扱っている。
当初は登記上の商号にアルファベットを使用できなかったため、商号は「ビー・アールサーティワンアイスクリーム」であったが、2007年に表記を現在のものに改めた。
本国のアメリカと異なり、日本では「サーティワン アイスクリーム」を屋号にしており、「バスキン・ロビンス」と呼ばれることはほとんどないが、看板は本来の名称である「Baskin-Robbins」を強調したもので、それに「サーティワン アイスクリーム」の文字が併記されている。ロゴマークは、旧来は「31」を強調したものだったが、現在では「BR」と「31」を組み合わせたロゴとなっている。2022年4月11日にバスキン・ロビンスはロゴマークを一新したが、日本を含むアメリカ国外では変更されていない。
本国アメリカでは「バスキン・ロビンス」と呼ばれているため、アメリカ人に「サーティワン」といっても通じず、逆に日本人には「バスキン・ロビンス」は通じにくい[注 2]。
2021年までに提供されたフレーバーは1,300種に上る[3]。
沿革
- 1973年(昭和48年)12月19日 - 不二家が子会社として、ビー・アールジャパン株式会社を設立。
- 1974年(昭和49年)1月 - 第三者割当増資により、アメリカのバスキン・ロビンス社の出資を受けて、合弁会社となる。
- 1974年(昭和49年)4月23日(火曜日) - 東京目黒に直営第1号店及びトレーニングセンターを開設。
- 1974年(昭和49年)4月 - 東京都港区ナショナル麻布スーパーマーケット内にフランチャイズ1号店(現:麻布店)開店。現存する店舗としては最も古い。
- 1985年(昭和60年)7月 - ビー・アールサーティワンアイスクリーム株式会社に商号変更。
- 1987年(昭和62年)12月10日 - 日本証券業協会東京地区協会に登録し、株式を店頭公開。
- 1996年(平成8年)6月 - クレープを商品として正式に導入。
- 2003年(平成15年)12月 - 店舗数500店を達成。
- 2004年(平成16年)12月 - 株式の店頭公開を取り消し、ジャスダック(JASDAQ)に上場。
- 2005年(平成17年)11月 - 台北市に台湾1号店を地元企業とのフランチャイズ契約で開店。
- 2006年(平成18年)12月 - 本社及び富士小山工場で環境ISO 14001認証取得。
- 2007年(平成19年)3月 - 商号をB-Rサーティワンアイスクリーム株式会社に変更(アルファベット商号の解禁に伴う)。
- 2010年(平成22年)4月 - 証券取引所の合併により、大証JASDAQ(スタンダード)に上場。
- 2010年(平成22年)7月 - 店舗数1000店を達成する。
- 2012年(平成24年)4月 - 店舗数1100店を達成した。
ギャラリー
-
FC1号店である麻布店
(及び旧ロゴ) -
東京ドームシティラクーア店
注釈
- ^ 社名の「B-R」は半角文字で表記されるが、日本の商号は半角文字と全角文字を混在して登記することはできないため、登記上は「B-Rサーティワンアイスクリーム株式会社」と全角で表記される。
- ^ 看板に「サーティワンアイスクリーム」と書かれているのは日本だけだが、「サーティワン(31)」の呼称が通じるのは日本と中華民国とフィリピンの3ヶ国のみであり、近隣国である中華人民共和国(特別行政区の香港とマカオを含む)や韓国、ロシアは「サーティワン」ではなく「バスキン・ロビンス」と呼ばれる。なお、台湾とフィリピンへは、日本のB-Rがアメリカの本社との契約によって台湾とフィリピンの民間企業とフランチャイズ契約を結んだことで出店された。
出店
- ^ フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 17』講談社、2006年。
- ^ IR情報内 内部統制基本方針 - B-Rサーティワンアイスクリーム株式会社
- ^ BCN+R. “サーティーワン初の「フレーバー総選挙」実施中! 期間限定キャンペーン”. BCN+R. 2021年4月6日閲覧。
- 1 バスキン・ロビンスとは
- 2 バスキン・ロビンスの概要
- 3 歴史
- 4 展開している国や地域
- 5 提供番組
固有名詞の分類
- バスキン・ロビンスのページへのリンク