生活家電とは? わかりやすく解説

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白物家電

読み方:しろものかでん
別名:生活家電

調理洗濯などの、生活に深く関連する家庭用電気製品総称。特に、炊飯器冷蔵庫洗濯機などの製品

2010年から2011年にかけて三洋電機の子会社化進めたパナソニックは、子会社となった三洋電機洗濯機冷蔵庫などの白物家電事業重複するという困難を抱えていたが、中国家電大手メーカーである海爾集団ハイアール)へ三洋電機の白物家電事業売却することで、これを解消することを発表した売却時期2011年内、規模100億円程度見られている。

白物家電

読み方しろものかでん
別名:家事家電,生活家電

白物家電とは、家電製品のうち、炊事洗濯といった暮らし関わる製品のことである。

白物家電の主な例として、炊飯器冷蔵庫洗濯機掃除機電子レンジミシンなどがある。エアコン空気清浄機布団乾燥機なども白物家電に含まれる家事労働負担軽減する点が共通した特徴となっている。

生活に関わる白物家電に対してテレビDVDプレーヤーといった娯楽的要素の強い家電製品は、黒物家電呼ばれている。音響・映像機器などが黒物家電該当する

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白物家電

(生活家電 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/12 03:19 UTC 版)

白物家電(しろものかでん)とは、家庭内の家事の労力を減らしたり、あるいは生活に密着した家電製品の一般名称である。生活家電(せいかつかでん)や家事家電(かじかでん)ともいわれる。普及し始めた当初は娯楽家電(黒物家電)に対し筐体の色が白いものが多かったことからこの名前で呼ばれるようになった[1]が、銀色やパステルカラーなどの製品も一般化して久しい。

製品例

調理機器

冷暖房、空調

普及と成熟

米国ではこれら製品は日本より一足早く、第二次世界大戦前後に普及しており、日本では戦後に米国の映画やドラマを通じて知られるようになった。高度経済成長期三種の神器とまで言われ、現代社会の生活に欠かせないものになり、急激に普及した。白物家電は家庭の家事作業を劇的に軽減させ、生活の余暇が増大した。一方で停電が発生すると社会的影響は大きい。

21世紀日本では冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、掃除機などはすでにほぼすべての家庭に行き渡り、白物家電全般においていわゆるコモディティ化が起こっている。一方でロボット掃除機のような一部の新興ジャンルでは活発な製品開発と競争が続いている。2009年頃から「買わずに借りる」様式も普及しつつある[2]

日本では高度経済成長が終焉した1970年代後半以降、多機能化による差別化を図るメーカーも多く現れたが、2000年代以降は多機能化が限界になってきたこともありシンプル路線に回帰、大メーカーの一世代前の技術を活用してベーシックな家電を提供するジェネリック家電や、海外メーカーの台頭が著しい。また1990年代以降はエコロジーブームの高まりによって低消費電力や廃棄時の低環境負荷を謳った製品が多くなっている。特に冷蔵庫は低消費電力化が著しいが、2005年に冷蔵庫の消費電力表示に関わる問題が注目を集め、カタログスペックと実際の電力消費とが著しく異なっていることが認知されるようになった。

ホームアプライアンス

英語では白物家電に属する家事用具を指してHome applianceホームアプライアンス)と呼ぶ。ホームアプライアンスの示す範囲は電気以外のエネルギーを用いた家事用具も含む。ホームアプライアンスに含まれる製品であっても白物家電とはならないものがあるが、その逆はない。ホームアプライアンスに対する白物家電と同様の発想は、white home appliance(白物ホームアプライアンス)やwhite goodsとして表現されるが、電力を動力源としないものも含む。全世界的には1960年代から国を超えてホームアプライアンスメーカーの統合が進んだ。

脚注

  1. ^ 白物と黒物が曖昧に…家電のボーダーレス化はなぜ進んだ - 日刊ゲンダイDIGITAL
  2. ^ 2009年2月23日付 週刊全国賃貸住宅新聞、2009年3月18日付 日本経済新聞、2009年4月28日発行 TOKYO★1週間 2009年4月号、2009年6月15日放映 TBSニュースバード ドクター月尾・地球の方程式「最新のレンタル事情」、等

関連項目


生活家電

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 15:19 UTC 版)

日立グローバルライフソリューションズ」の記事における「生活家電」の解説

ビッグドラムドラム式洗濯乾燥機全機種で「風アイロン機能備えるため、「風アイロン ビッグドラム」として販売している。品番は"BD-"から始まる。 ビートウォッシュ洗濯機縦型タイプ洗濯乾燥機並びに全自動洗濯機の上機種用いられる品番は"BW-"から始まる。 白い約束洗濯機全自動洗濯機普及機種に用いており、「シャワー浸透洗浄 白い約束」として販売している。なお、2013年モデルまで発売されていた洗濯乾燥機モデル「洗乾白い約束」は「ビートウォッシュ」に統合のため廃止された。「ビッグドラム」や「ビートウォッシュ」同様、2016年モデル型式ルール一新されている。2021年10月時点現行機種は7kgモデルのNW-70Fのみで、三菱電機ストアー向けOEM機種生産している。 青空二槽式洗濯機)他の家電メーカーではすでに撤退、あるいは、現行モデル機種少な二槽式洗濯機だが、日立では2021年10月時点で5機種あり、つけおきタイマーステンレス脱水搭載モデル3機種(PS-55AS2/65AS2/80S)、脱水運転中脱水内ぶたロックする「センサーロックシステム」を搭載した大容量12kgモデル(PS-120A)、現行モデルでは日立のみの採用となる自動二槽式給水オートストップ備え、すすぎまで自動運転する)モデル(PA-T45K5)をラインナップする。 ラクかるスティック(コードレススティッククリーナー)コードレススティッククリーナーの軽量モデル用いられる2021年10月時点現行機種はPV-BL1HとPV-BL2Hの2機種。 パワかるサイクロン/パワかるスティック/パワーブーストサイクロン(サイクロンクリーナー2014年モデルから以前発売されていた「2段ブーストサイクロンの上モデル発展しプレミアムクラスの新ブランド「パワーブーストサイクロン」となり、2015年2月にはスティックタイプ追加2019年モデルでは「パワーブーストサイクロン」のうち、シリンダータイプの上機種軽量化により「パワかるサイクロン」に、2018年モデルまでは「2段ブーストサイクロン」としていたシリンダータイプの下位機種が「パワーブーストサイクロン」へそれぞれ移行された。2021年10月時点現行機種は「パワかるサイクロン」はCV-SP300JとCV-SP900Jの2機種、「パワかるスティック」はPV-BL30Hの1機種、「パワーブーストサイクロン」はCV-SV90HおよびスティックタイプのPV-BH900Jの計2機種。 かるパック紙パック式クリーナー紙パック式クリーナーの上モデル用いられる従来の「パワースター」と「ロボットパック」が統合し一つブランドとなった2021年7月時点での現行機種はCV-KV70H、CV-KP90H、CV-KP900Jの3機種。 minimaru(ミニマル、ロボットクリーナー)2016年11月発売本体幅25cm・厚さ9.2cmの小型ボディ特徴とする。2021年10月時点現行機種はRV-EX1とRV-EX20、RV-X10Jの3機種アッドライ布団乾燥機旧日立コンシューマ・マーケティングで販売されていた製品2021年10月時点での現行機種はHFK-VS2500とHFK-CV1Aの2機種

※この「生活家電」の解説は、「日立グローバルライフソリューションズ」の解説の一部です。
「生活家電」を含む「日立グローバルライフソリューションズ」の記事については、「日立グローバルライフソリューションズ」の概要を参照ください。

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