出発便
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/05 03:14 UTC 版)
デリバリー デリバリーは出発を控えた航空機に出発許可を与える。実際の航空管制では非常に複雑なやりとり(出発経路や無線の設定、飛行高度の通達など)がなされるのであるが、ぼく管2では「出発許可」のボタンひとつを押すだけで済む。ただし、難易度が高いエキスパートモードを選択すると、一つだったボタンが複数に増え、数種類ある出発経路のなかから、適切なものを選ばなくてはならない。このとき、選択を誤ると、誤りに気づいた管制官が訂正を行い、通常よりも交信時間が長くなってしまう。 グランド グランドでは、出発許可を得た航空機に、まずはプッシュバックの許可を与える。プッシュバックの際、航空機がどの滑走路を使うのかを決めることになる。航空機が離陸・着陸するときは、風に向かうように離陸・着陸をする。ゲーム画面に表示される風向きを見ながら、選択肢のなかから適切な滑走路を選んでやる必要がある。なお、#関空CrossOverArea以降の作品では、プッシュバックの際、後退後に左右どちらの方向を向くかを選べる。例えば、左後方にプッシュバックすると、左側のスポットが塞がれてしまい、その航空機が移動するまで、そのスポットは使えなくなる。他の航空機の動向を見極めてプッシュバックをすることになる。プッシュバックが終わると、次に滑走路の端までの地上走行の許可を与える。その際、どの誘導路を使うかを複数の選択肢のなかから選ぶ。他機の邪魔にならないルートを選んでやると良い。また、滑走路へ向かう途中、他機がいるなどの理由で、誘導路を空けてやる必要があるときは、その場で停止するように指示を出すこともできる。グランドの指示通りに航空機が滑走路の近くまできたら、次はタワーにハンドオフ(管制部門の引き継ぎ)を行う。 タワー タワーは、滑走路とその周辺の上空を管理し、離陸・着陸の許可を出す。タワーは滑走路の端で待機する航空機に、滑走路周辺の安全を確認したうえで、次の3つの指示を出すことになる。滑走路に入らずに待機 滑走路に入って待機 離陸許可 例えば、先客の着陸機がいるときは、滑走路に入らずに待機させておき、着陸機が着陸したら、滑走路に入って待機させる。次いで、着陸機が滑走路を出て安全が確認されたら、正式に離陸許可を与える。…などといった手順を踏むこともできる。離陸許可を得た航空機は、離陸滑走を行う。航空機が安定して上昇を始めたら、次にディパーチャーにハンドオフを行う。 ディパーチャー ディパーチャーでは、出発した航空機が安全に空港周辺から離れられるように誘導を行う。こちらも、現実の航空管制では複雑なやりとり(高度や方向などの詳細な指示)がなされるのであるが、ぼく管2ではボタンを押すだけである。 航空機が、ゲームの舞台である空港周辺から離れたら、ディパーチャーからコントロールへハンドオフを行い、プレイヤーの仕事は完了である。
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出発便
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 08:54 UTC 版)
デリバリー デリバリーは出発を控えた航空機に出発許可を与える。ぼく管3では「出発許可」のボタンひとつを押すだけで出発許可を与えることができる。難易度が高いエキスパートモードを選択すると、数種類ある出発経路のなかから、適切なものを選ばなくてはならない。このとき、選択を誤ると、誤りに気づいた管制官が訂正を行い、通常よりも交信時間が長くなってしまう。 (;ランプコントロール#成田ワールドウイングス・、#成田ナイトウイングスのみ。) 成田空港には日本で唯一ランプコントロールと呼ばれるところがある。ここでは駐機場(ランプ周辺)から、グランドの間を管理する。 グランド グランドでは、出発許可を得た航空機に、まずはプッシュバックの許可を与える。プッシュバックの際、航空機がどの滑走路を使うのかを決めることになる。航空機が離陸・着陸するときは、風に向かうように離陸・着陸をする。ゲーム画面に表示される風向きを見ながら、選択肢のなかから適切な滑走路を選んでやる必要がある。また、プッシュバックの際、後退の後に左右どちらの方向を向くかを選べるので、他の航空機の邪魔にならない方向にプッシュバックをすることになる。プッシュバックが終わると、次に滑走路の端までの地上走行の許可を与える。その際、どの誘導路を使うかを選ぶ。ぼく管2では3つ程度の選択肢から選ぶだけだったが、本作では、空港の地図が映し出され、そこをマウスでクリックして選ぶシステムに改善された。どの誘導路を通るかを詳細に指定することができ、ここでも自由度が大きく上がっている。また、地上走行の許可を出した後にも指示を出すことができる。ぼく管2でも、地上走行中にその場で停止するように指示を出すことはできたが、本作ではそれに加え、移動ルートの変更が何度でもできるようになった。また、作品によっては、地上走行の途中で使用する滑走路を変更することもできる(この機能は、急な風向きの変化で滑走路を変更したいときなどに利用する)。グランドの指示通りに航空機が滑走路の近くまできたら、次はタワーにハンドオフ(管制部門の引き継ぎ)を行う。初期の作品では、地上走行する航空機が滑走路の近くまでこないと、タワーへのハンドオフはできなかったが、#新千歳スノーイングデイ以降の作品では、航空機が地上のどこにいてもタワーにハンドオフできるようになった。 タワー タワーの役割は基本的に前作と同じであり、滑走路とその周辺の上空を管理し、離陸・着陸の許可を出す。その際、次の3つの選択肢から選ぶことになる。滑走路に入らずに待機 滑走路に入って待機 離陸許可 離陸許可を得た航空機は、離陸滑走を行う。航空機が安定して上昇を始めたら、次にディパーチャーにハンドオフを行う。 ディパーチャー ディパーチャーでは、出発した航空機が安全に空港周辺から離れられるように誘導を行う。こちらも、現実の航空管制では複雑なやりとり(高度や方向などの詳細な指示)がなされるのであるが、ぼく管3ではボタンを押すだけである。エキスパートモードでは、飛行方位を1度刻みで選ぶことができるなど、自由度が向上している。 航空機が、ゲームの舞台である空港周辺から離れたら、ディパーチャーからコントロールへハンドオフを行い、プレイヤーの仕事は完了である。
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