ルートの変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 05:30 UTC 版)
「2020年東京オリンピックの聖火リレー」の記事における「ルートの変更」の解説
大阪府:2021年4月1日に吉村知事は、大阪市内の聖火リレーを中止する意向を示した。その後に更に感染が拡大したため、7日に「医療非常事態宣言」を発出し不要不急の外出自粛を大阪府民に求めたことを踏まえ、府内全域の公道での聖火リレーを中止することを決定した。13、14日両日の聖火リレーは万博記念公園の中の周回コースで実施され、無観客であった。 愛媛県:県から国へまん延防止等重点措置の適用を要請している状況であったことから、松山市でのリレーを中止し、松山市で走る予定だった27人が5 mの間隔を取って整列し、順番にトーチの火を移す「点火セレモニー」に変更した。 沖縄県:沖縄本島では公道でのリレーを中止し、1日目は名護市民会館周辺、2日目は平和祈念公園(糸満市)で一般観客を入れずに実施した。1日目の石垣市では公道でのリレーを実施し、2日目の座間味村ではランナーがサバニに乗って聖火をつないだ。 福岡県:緊急事態宣言が発令されたため、5月7日の時点では、1日目に平和台陸上競技場(福岡市)、2日目に関門海峡ミュージアムイベント広場(北九州市)にランナーを集めて整列した状態で聖火をつなぐ形式とすると発表していた。5月10日になり、式典の舞台上で3メートルほど走る形に変更し、聖火ランナーを務める予定だった人のうち、各日希望者約90人が会場入りし、点火セレモニーを開催した。リレーを行わず、点火セレモニーだけにした都道府県は福岡県が初である。 山口県:1日目はリレーを中止し、代表者1名が聖火皿に点火するセレモニーを山口市で開催した。2日目は下関市で中止したほかは公道でリレーを実施した。 広島県:2日間とも公道でのリレーは行わず、1日目は広島平和記念公園でトーチキスを行う点火セレモニーを、2日目は福山市総合体育館周辺を走る点火セレモニーを開催した。 岡山県:2日間とも公道でのリレーは行わず、1日目は岡山城で、2日目は津山中央公園で、ランナーが1列に並んでトーチキスを行う点火セレモニーを開催した。 兵庫県:2日間とも公道でのリレーは行わず、1日目は姫路城三の丸広場のステージ上でトーチキスを行う点火セレモニーを、2日目は篠山城三の丸広場を走る点火セレモニーを開催した。 京都府:2日間とも公道でのリレーは行わず、2日間とも京都府立京都スタジアム(亀岡市)で1人50m走る形に変更した。 石川県:2日間とも公道でのリレーは行わず、1日目は金沢城公園の三の丸広場でトーチキスを行う点火セレモニーを開催した。
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