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ギ酸

(formic acid から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/18 04:34 UTC 版)

ギ酸
Skeletal structure of formic acid
3D model of formic acid
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
バイルシュタイン 1209246
ChEBI
ChEMBL
ChemSpider
DrugBank
ECHA InfoCard 100.000.527
EC番号
  • 200-579-1
E番号 E236 (防腐剤)
Gmelin参照 1008
KEGG
PubChem CID
RTECS number
  • LQ4900000
UNII
CompTox Dashboard (EPA)
性質
CH2O2
モル質量 46.025 g·mol−1
外観 無色の発煙性液体
匂い 刺激臭
密度 1.220 g/mL
融点 8.4 °C (47.1 °F; 281.5 K)
沸点 100.8 °C (213.4 °F; 373.9 K)
混和
溶解度 ジエチルエーテル、アセトン、酢酸エチル、グリセロール、メタノール、エタノールと混和
ベンゼン、トルエン、キシレンに溶ける
log POW −0.54
蒸気圧 35 mmHg (20 °C)[2]
酸解離定数 pKa 3.745[3]
共役塩基 Formate
磁化率 −19.90×10−6 cm3/mol
屈折率 (nD) 1.3714 (20 °C)
粘度 1.57 cP at 268 °C
構造
平面
1.41 D (gas)
熱化学
標準モルエントロピー S 131.8 J/mol K
標準生成熱 fH298)
−425.0 kJ/mol
標準燃焼熱 ΔcHo −254.6 kJ/mol
薬理学
QP53AG01 (WHO)
危険性
労働安全衛生 (OHS/OSH):
主な危険性
腐食性、刺激性、感作性
GHS表示:
Danger
H314
P260, P264, P280, P301+P330+P331, P303+P361+P353, P304+P340, P305+P351+P338, P310, P321, P363, P405, P501
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド)
Health 3: Short exposure could cause serious temporary or residual injury. E.g. chlorine gasFlammability 2: Must be moderately heated or exposed to relatively high ambient temperature before ignition can occur. Flash point between 38 and 93 °C (100 and 200 °F). E.g. diesel fuelInstability 0: Normally stable, even under fire exposure conditions, and is not reactive with water. E.g. liquid nitrogenSpecial hazards (white): no code
3
2
0
引火点 69 °C (156 °F; 342 K)
601 °C (1,114 °F; 874 K)
爆発限界 14 – 34%[要出典]
18 – 57% (90% 溶液)[2]
致死量または濃度 (LD, LC)
700 mg/kg (マウス, 経口), 1100 mg/kg (ラット, 経口), 4000 mg/kg (イヌ, 経口)[4]
7853 ppm (ラット, 15 分)
3246 ppm (マウス, 15 分)[4]
NIOSH(米国の健康曝露限度):
PEL
TWA 5 ppm (9 mg/m3)[2]
REL
TWA 5 ppm (9 mg/m3)[2]
IDLH
30 ppm[2]
安全データシート (SDS) MSDS from JT Baker
関連する物質
関連するカルボン酸 酢酸
プロピオン酸
関連物質 ホルムアルデヒド
メタノール
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
N verify (what is  N ?)

ギ酸(ギさん、蟻酸、: formic acid)は、分子量が最小のカルボン酸である。IUPAC命名法ではメタン酸 (methanoic acid) が系統名である。カルボキシ基 (-COOH) 以外にホルミル基 (-CHO) も持つため、性質上、還元性を示す。空気中で加熱すると発火しやすい。なお、ギ酸を飽和脂肪酸として見た時は、常温常圧において他の飽和脂肪酸よりも比重が大きいことで知られる。多くの飽和脂肪酸の比重が1を下回っているのに対し、ギ酸の比重は約1.22と酢酸よりもさらに比重が大きい。ギ酸は工業的に生産されており、その水溶液は市販されている。

生成方法

酢酸生産時の副生成物としてギ酸が得られるが、それだけでは不足するため他の方法を用いたギ酸の生成も行われている。

メタノール一酸化炭素を強塩基存在下で反応させると、ギ酸メチルが生成する。

ギ酸イオン

ギ酸の電離により生成するイオンギ酸イオン (

ギ酸メチル

ギ酸とアルコール脱水縮合した構造を持つエステルギ酸エステルと呼び、

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