dr5クローム現像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/05 08:32 UTC 版)
dr5クローム現像(ディーアールファイヴクロームげんぞう、英語: dr5 chrome process)は、白黒写真のリバーサル現像の処方で、白黒リバーサルフィルムはもとより、ネガフィルムを含むモノクロフィルムから[1]、スライド用などのポジフィルムが得られる方法である(一般にモノクロフィルムはネガフィルムをリバーサル現像する処方も公表されているが、特に白黒リバーサルをうたっているフィルムは品種にもよるが、リバーサル現像に向いた特性やベースを無色とするなどの違いがある)。開発者は、dr5クローム・ラボのCEOかつ創業者であり、写真家から写真化学者に転身したデイヴィッド・ウッドである[2]。dr5クローム現像は、一般的な光ベースのリバーサル現像というよりも、むしろ、化学的なリバーサル現像である[2]。デイヴィッド・ウッドは、The Darkroom Cookbook (2008年)という評価の高い書籍に貢献した[3]。
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- ^ ただし富士フイルムの「ACROS」をはじめとして、いくつかの適さない白黒ネガフィルムもあるとしている( http://www.dr5.com/blackandwhiteslide/filmreviewdev1.html )
- ^ a b “dr5 Chrome Lab”. Inside Analog Photo Radio (2008年12月13日). 2008年12月22日閲覧。
- ^ “Contributors chapter - Darkroom Cookbook”. 2011年12月2日閲覧。
- ^ “A&I's website”. 2011年12月2日閲覧。
- ^ “Lab Profile: dr5: B&W Chromes Reborn With Proprietary dr5 Process”. Rangefinder (2005年). 2011年12月2日閲覧。
- ^ “Photo Expo-Plus”. 2011年12月2日閲覧。
- ^ “Expo review”. 2011年12月2日閲覧。
- ^ “Dr 5 Chrome”. 2010年11月1日閲覧。
- ^ “Tecnolab's website”. 2011年12月2日閲覧。
- ^ “dr5 Chrome relocates to Denver” (2005年6月30日). 2010年11月1日閲覧。
- ^ “CINE FILM IN dr5 CALL FOR AVAILABLE SERVICE”. 2011年12月2日閲覧。
- 1 dr5クローム現像とは
- 2 dr5クローム現像の概要
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