Signal to Noise ratioとは? わかりやすく解説

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エスエヌ‐ひ【SN比】

読み方:えすえぬひ

《signal-to-noise ratio》有効な信号成分シグナル)と雑音ノイズ成分との量の比率電子工学音響機材分野使われる信号成分中に含まれる雑音の量を表し、この値が大きいほど信号品質機材性能がよい。単位デシベルdB)。また、品質工学分野においても、製品ばらつきノイズとみなし、同様の評価尺度として用いられる信号対雑音比。S/N比。SNR


エス‐エヌ‐アール【SNR】

読み方:えすえぬあーる

《signal-to-noise ratio》⇒SN比


SN比 【Signal to Noise ratio】

信号強さ雑音強さの比(S/N)で、信号対雑音比ともいう。通常、その比をデシベルで表す。電子回路においては微小な信号を扱うことが多いが、この場合信号レベルそのものよりも信号に対して雑音どのくらいであるかが重要となることが多い。SN比が大であることは、信号に対して雑音が十分小さいことを表す。

SN比

読み方エスエヌひ
別名:DU比
【英】Signal-to-Noise ratio, Desired to Undesired signal ratio

SN比とは、音源音響機器に通すことによって生じた雑音レベルを、信号シグナル)と雑音ノイズ)との比率によって表した単位のことである。デシベルdB)の単位で表す。

SN比の示す値が大きいほど雑音少なく低ければ雑音影響が多い。主に音声信号通信するシステムで、雑音によるシステムへの影響入出力の状態などを評価する際に用いられる。あるいは、元データ対す不純な信号混入という意味で、映像の画質などを表す際にも同じくSN比が用いられる場合もある。

SN比と同じものを示す表現として、「DU比」(Desired to Undesired signal ratio)という呼び名がある。また、信号がとくに搬送波キャリア)である場合には、SN比の代わりにCN比」(Carrier to Noise ratio)という呼び名用いられる場合もある。

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技術・規格:  SACD  SAPI  SDMI  S/N比  S/PDIF  SITM  サウンドボード

SN比

(Signal to Noise ratio から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/17 15:06 UTC 版)

SN比(エスエヌひ)は、通信理論ないし情報理論あるいは電子工学などで扱われる値で、信号 (signal) と雑音 (noise) のである。


  1. ^ Denki denshi keisoku kogaku.. Masasumi Yoshizawa, Norio Furuya, Keiko, Denki denshi kogaku Fukuda, Takumi Yoshimura, 昌純 吉沢, 典雄 降矢. Koronasha. (2020.3). ISBN 978-4-339-01215-6. OCLC 1146562519. https://www.worldcat.org/oclc/1146562519 
  2. ^ 田口玄一 編 『統計解析』丸善、1966年。 



「Signal to Noise ratio」の例文・使い方・用例・文例

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