DU比とは? わかりやすく解説

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SN比

読み方エスエヌひ
別名:DU比
【英】Signal-to-Noise ratio, Desired to Undesired signal ratio

SN比とは、音源音響機器に通すことによって生じた雑音レベルを、信号シグナル)と雑音ノイズ)との比率によって表した単位のことである。デシベルdB)の単位で表す。

SN比の示す値が大きいほど雑音少なく低ければ雑音影響が多い。主に音声信号通信するシステムで、雑音によるシステムへの影響入出力の状態などを評価する際に用いられる。あるいは、元データ対す不純な信号混入という意味で、映像の画質などを表す際にも同じくSN比が用いられる場合もある。

SN比と同じものを示す表現として、「DU比」(Desired to Undesired signal ratio)という呼び名がある。また、信号がとくに搬送波キャリア)である場合には、SN比の代わりにCN比」(Carrier to Noise ratio)という呼び名用いられる場合もある。

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SN比

(DU比 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/16 05:08 UTC 版)

SN比(エスエヌひ)は、通信理論ないし情報理論あるいは電子工学などで扱われる値で、信号 (signal) と雑音 (noise) のである。

信号雑音比 (signal-noise ratio) または 信号対雑音比 (signal-to-noise ratio) の略。SNRS/Nとも略す。S/N比と書くのは/が比を意味するため、比が二重になり間違いである[1]

desired signal to undesired signal ratioD/U ratio ともいう。

SN比が高ければ伝送における雑音の影響が小さく、SN比が小さければ影響が大きい。SN比が大きいことをSN比がよい、小さいことを悪いとも言う。

定義

SN比は、信号の分散を雑音の分散で割った値である[2]

SN比で考える信号と雑音の定義は、何に着目しているかによる。見方によっては、通常「雑音」とされている成分に着目する場合など、逆転することさえありうる。雑音は確率過程とも限らない。

また、考えるのは、真の信号S と真の雑音N の分散である。真の値が得られず測定値しかない場合は、不偏分散で代用する必要がある(データ数が多い場合はほとんど影響しないが)。実測されるのは S +N であり、これと S を混同しない注意も必要である。

数式では

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