PersonalizationProviderとは? わかりやすく解説

PersonalizationProvider クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0新しく追加されたものです。

パーソナル化プロバイダ基本機能実装ます。

名前空間: System.Web.UI.WebControls.WebParts
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文構文

Public MustInherit Class
 PersonalizationProvider
    Inherits ProviderBase
Dim instance As PersonalizationProvider
public abstract class PersonalizationProvider
 : ProviderBase
public ref class PersonalizationProvider abstract
 : public ProviderBase
public abstract class PersonalizationProvider
 extends ProviderBase
public abstract class PersonalizationProvider
 extends ProviderBase
解説解説

これは、パーソナル化プロバイダ必要な機能定義する抽象基本クラスです。パーソナル化プロバイダは、WebPartPersonalization インスタンスに代わってパーソナル化データ読み込み格納行います

この基本クラスでは多くメソッド標準的な動作定義されます。基になるデータ ストア具体的に扱うメソッドだけが抽象メソッド指定されています。これにより開発者は、WebPartPersonalization クラス使用される標準機能を再実装することなく特定のデータ ストア対話するカスタム プロバイダ作成できます

継承時の注意 PersonalizationProvider から派生して、このクラス定義され抽象メソッドだけに実装を提供できます抽象メソッドは、特に、物理的なデータ ストアとの間のデータ保存読み込みと、データ ストア管理関係してます。カスタム プロバイダは、Shared データUser データ区別するパーソナル化情報操作できる必要がありますまた、プロバイダは、パーソナル化データページおよびアプリケーションによって区別する必要があります一部パーソナル化プロバイダメソッドは PersonalizationState 派生クラスインスタンス返すため、PersonalizationProvider実装PersonalizationState実装密に結合されています。カスタム プロバイダ開発容易にするため、PersonalizationProvider 基本クラスには、パーソナル化ロジック既定実装WebPartPersonalization クラスによって直接使用されるシリアル化/逆シリアル化ロジック含まれています。そのため、単に異なデータ ストア使用する目的作成するカスタム プロバイダには、次の抽象メソッド以外は実装する必要がありません。

これらのすべてのメソッドで、パスだけが指定される場合は、ページ共有パーソナル化データ有効になっていることを示しますパスユーザー名両方メソッド渡される場合は、ページユーザー パーソナル化データ有効にされる必要がありますLoadPersonalizationBlobs場合、常に、指定したパス共有データ読み込まれます。また、ユーザー名null 参照 (Visual Basic では Nothing) でない場合には、必要に応じて、そのパスユーザー パーソナル化データ読み込まれます。 その他のすべての抽象メソッドは、管理アプリケーションのみで使用されるように設計されており、実行時Web パーツインフラストラクチャ使用されることはありません。パーソナル化プロバイダ実装例については、SqlPersonalizationProvider クラストピック参照してください
.NET Framework のセキュリティ.NET Frameworkセキュリティ
継承階層継承階層
System.Object
   System.Configuration.Provider.ProviderBase
    System.Web.UI.WebControls.WebParts.PersonalizationProvider
       System.Web.UI.WebControls.WebParts.SqlPersonalizationProvider
スレッド セーフスレッド セーフ
この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバ場合は、スレッド セーフであるとは限りません。
プラットフォームプラットフォーム
バージョン情報バージョン情報
参照参照

PersonalizationProvider コンストラクタ


PersonalizationProvider プロパティ


PersonalizationProvider メソッド


パブリック メソッドパブリック メソッド

( プロテクト メソッド参照)
  名前 説明
パブリック メソッド DetermineInitialScope 初期パーソナル化スコープが、Shared スコープUser スコープのどちらであるかを判断します
パブリック メソッド DetermineUserCapabilities 現在実行中のユーザー アカウントパーソナル化関連機能を表す WebPartUserCapability のインスタンス含まれているディクショナリを返します
パブリック メソッド Equals  オーバーロードされます2 つObject インスタンス等しかどうか判断します。 ( Object から継承されます。)
パブリック メソッド FindState 派生クラスオーバーライドされると、スコープおよび固有のクエリ パラメータに基づき 0 個以上の PersonalizationStateInfo 派生オブジェクト含まれているコレクション返します
パブリック メソッド GetCountOfState 派生クラスオーバーライドされると、指定したスコープ内に存在する基になるデータ ストア内の行数返します
パブリック メソッド GetHashCode  特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用適してます。 ( Object から継承されます。)
パブリック メソッド GetType  現在のインスタンスType取得します。 ( Object から継承されます。)
パブリック メソッド Initialize  プロバイダ初期化します。 ( ProviderBase から継承されます。)
パブリック メソッド LoadPersonalizationState 基になるデータ ストアから生のデータ読み込み、そのデータを PersonalizationState オブジェクト変換します
パブリック メソッド ReferenceEquals  指定した複数Object インスタンス同一かどうか判断します。 ( Object から継承されます。)
パブリック メソッド ResetPersonalizationState パーソナル化データを基になるデータ ストアの状態にリセットします。
パブリック メソッド ResetState 派生クラス内でオーバーライドされると、指定したパラメータ基づいて、基になるデータ ストアからパーソナル化状態が削除されます。
パブリック メソッド ResetUserState 派生クラス内でオーバーライドされると、指定したパラメータ基づいてWeb パーツ パーソナル化データが基になるデータ ストアから削除されます。
パブリック メソッド SavePersonalizationState パーソナル化データデータ ストア保存します
パブリック メソッド ToString  現在の Object を表す String返します。 ( Object から継承されます。)
プロテクト メソッドプロテクト メソッド
参照参照

関連項目

PersonalizationProvider クラス
System.Web.UI.WebControls.WebParts 名前空間
SqlPersonalizationProvider

その他の技術情報

ASP.NET Web パーツ ページ
Web パーツパーソナル化概要
チュートリアル : ユーザー コントロールWeb パーツ パーソナル化実装する
Web パーツパーソナル化

PersonalizationProvider メンバ

パーソナル化プロバイダ基本機能実装ます。

PersonalizationProvider データ型公開されるメンバを以下の表に示します


プロテクト コンストラクタプロテクト コンストラクタ
  名前 説明
プロテクト メソッド PersonalizationProvider PersonalizationProvider クラス新しインスタンス初期化します。
パブリック プロパティパブリック プロパティ
パブリック メソッドパブリック メソッド
( プロテクト メソッド参照)
  名前 説明
パブリック メソッド DetermineInitialScope 初期パーソナル化スコープが、Shared スコープUser スコープのどちらであるかを判断します
パブリック メソッド DetermineUserCapabilities 現在実行中のユーザー アカウントパーソナル化関連機能を表す WebPartUserCapability のインスタンス含まれているディクショナリを返します
パブリック メソッド Equals  オーバーロードされます2 つObject インスタンス等しかどうか判断します。 (Object から継承されます。)
パブリック メソッド FindState 派生クラスオーバーライドされると、スコープおよび固有のクエリ パラメータに基づき 0 個以上の PersonalizationStateInfo 派生オブジェクト含まれているコレクション返します
パブリック メソッド GetCountOfState 派生クラスオーバーライドされると、指定したスコープ内に存在する基になるデータ ストア内の行数返します
パブリック メソッド GetHashCode  特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用適してます。 (Object から継承されます。)
パブリック メソッド GetType  現在のインスタンスType取得します。 (Object から継承されます。)
パブリック メソッド Initialize  プロバイダ初期化します。 (ProviderBase から継承されます。)
パブリック メソッド LoadPersonalizationState 基になるデータ ストアから生のデータ読み込み、そのデータを PersonalizationState オブジェクト変換します
パブリック メソッド ReferenceEquals  指定した複数Object インスタンス同一かどうか判断します。 (Object から継承されます。)
パブリック メソッド ResetPersonalizationState パーソナル化データを基になるデータ ストアの状態にリセットします。
パブリック メソッド ResetState 派生クラス内でオーバーライドされると、指定したパラメータ基づいて、基になるデータ ストアからパーソナル化状態が削除されます。
パブリック メソッド ResetUserState 派生クラス内でオーバーライドされると、指定したパラメータ基づいてWeb パーツ パーソナル化データが基になるデータ ストアから削除されます。
パブリック メソッド SavePersonalizationState パーソナル化データデータ ストア保存します
パブリック メソッド ToString  現在の Object を表す String返します。 (Object から継承されます。)
プロテクト メソッドプロテクト メソッド
参照参照

関連項目

PersonalizationProvider クラス
System.Web.UI.WebControls.WebParts 名前空間
SqlPersonalizationProvider

その他の技術情報

ASP.NET Web パーツ ページ
Web パーツパーソナル化概要
チュートリアル : ユーザー コントロールWeb パーツ パーソナル化実装する
Web パーツパーソナル化



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