キス・オン・ザ・ボトム
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 19:35 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動『キス・オン・ザ・ボトム』 | ||||
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ポール・マッカートニー の カバー・アルバム | ||||
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レーベル | ヒア・ミュージック | |||
プロデュース | トミー・リピューマ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
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ポール・マッカートニー アルバム 年表 | ||||
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『キス・オン・ザ・ボトム』(英語: Kisses on the Bottom)は、ポール・マッカートニーが2012年に発表したアルバム。オリジナルの新曲2曲と、ジャズ・スタンダードのカバー12曲を収録している。
背景
プロデューサーのトミー・リピューマの推薦でダイアナ・クラールが起用され、大部分の曲ではクラールのツアー・バンドのメンバーであるロバート・ハーストとカリエム・リギンス、それにジョン・ピザレリもレコーディングに参加した[18]。一部の曲に参加したジョン・クレイトン、ジェフ・ハミルトン、アンソニー・ウィルソンも、クラールのレコーディングに参加したことのあるプレイヤーである[18]。更に、マイク・マイニエリ、クリスチャン・マクブライド、ヴィニー・カリウタ等のジャズ/フュージョン系プレイヤーに加えて、エリック・クラプトンやスティーヴィー・ワンダーがゲスト参加した。
選曲はマッカートニー、リピューマ、クラールが候補を出し、「もう望めない」等、マッカートニーがそれまで知らなかった曲も含まれていた[19]。本作のためのレコーディング・セッションでは24曲がレコーディングされ[18]、本作にはそのうち14曲が収録された。デラックス・エディション盤には、ウイングスのアルバム『バック・トゥ・ジ・エッグ』(1979年)収録曲「ベイビーズ・リクエスト」のセルフ・カヴァーと、フランク・シナトラの歌唱で知られる「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」の2曲がボーナス・トラックとして追加されている[18]。
マッカートニーのオリジナル曲「マイ・ヴァレンタイン」は、ナンシー・シェベル(2011年にマッカートニーの妻となる)とモロッコで休暇を過ごしていた時にナンシーとの会話が元になって作られた曲で[19]、まだ本作のタイトルが公表されていなかった2011年12月に先行シングルとしてリリースされた[20]。
反響・評価
全英アルバムチャートでは3位に達し、『フレイミング・パイ』(1997年)以来15年振りにトップ3入りした[1]。オーストリアのアルバム・チャートでは4位に達し、『オフ・ザ・グラウンド』(1993年)以来19年振りにトップ5入りしている[3]。
アメリカではBillboard 200で5位に達し、『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートでは1位を獲得[5]。第55回グラミー賞では最優秀トラディショナル・ポップ・ボーカル・アルバム賞を受賞した[21]。
収録曲
- 手紙でも書こう - "I'm Gonna Sit Right Down and Write Myself a Letter" (Joseph Young, Fred Ahlert) - 2:36
- ホーム - "Home (When Shadows Fall)" (Geoffrey Clarkson, Harry Clarkson, Peter Van Steeden) - 4:04
- イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン - "It's Only a Paper Moon" (Harold Arlen, E.Y. "Yip" Harburg, Billy Rose)
- もう望めない - "More I Cannot Wish You" (Frank Loesser) - 3:03
- グローリー・オブ・ラヴ - "The Glory of Love" (Billy Hill) - 3:45
- ウィ・スリー - "We Three (My Echo, My Shadow and Me)" (Dick Robertson, Nelson Cogane, Sammy Mysels) - 3:21
- アクセンチュエイト・ザ・ポジティヴ - "Ac-Cent-Tchu-Ate the Positive"' (H. Arlen, Johnny Mercer) - 2:31
- マイ・ヴァレンタイン - "My Valentine" (Paul McCartney) - 3:14
- オールウェイズ - "Always" (Irving Berlin) - 3:49
- マイ・ヴェリー・グッド・フレンド・ザ・ミルクマン - "My Very Good Friend the Milkman" (Johnny Burke, Harold Spina) - 3:03
- バイ・バイ・ブラックバード - "Bye Bye Blackbird" (Ray Henderson, Mort Dixon) - 4:25
- ゲット・ユアセルフ・アナザー・フール - "Get Yourself Another Fool" (Frank A. Haywood, Ernest Monroe Tukcer) - 4:42
- インチ・ワーム - "The Inch Worm" (Frank Loesser) - 3:42
- オンリー・アワ・ハーツ - "Only Our Hearts" (P. McCartney) - 4:21
デラックス・エディション盤ボーナス・トラック
- "Baby's Request" (P. McCartney) - 3:30
- "My One and Only Love" (Robert Mellin, Guy B. Wood) - 3:50
参加ミュージシャン
- ポール・マッカートニー - ボーカル
- ダイアナ・クラール - ピアノ、リズム・アレンジメント(#1 - #13)
- ジョン・ピザレリ - ギター(#1 - #4, #6 - #9, #11)、アコースティック・ギター(#13)
- ロバート・ハースト - ベース( #1 - #4, #6 - #9, #11, #13)
- カリエム・リギンス - ドラムス( #1 - #4, #6 - #9, #11 - #13)
- マイク・マイニエリ - ヴィブラフォン(#2, #4, #5, #6)
- バッキー・ピザレリ - ギター(#3, #6)
- アンソニー・ウィルソン - ギター(#5, #10, #12)
- ジョン・クレイトン - ベース(#5, #10)
- ジェフ・ハミルトン - ドラムス(#5, #10)
- エリック・クラプトン - ギター(#8, #12)
- アイラ・ネプス - トロンボーン(#10)
- クリスチャン・マクブライド - ベース(#12)
- スティーヴィー・ワンダー - ハーモニカ(#14)
- タミール・ヘンデルマン - ピアノ(#14)
- ジョン・チオディニ - ギター(#14)
- チャック・バーゴファー - ベース(#14)
- ヴィニー・カリウタ - ドラムス(#14)
- ロンドン交響楽団(#2, #8, #9, #11, #12)
脚注
- ^ a b PAUL McCARTNEY | Artist | Official Charts - 「Albums」をクリックすれば表示される
- ^ danishcharts.com - Paul McCartney - Kisses On The Bottom
- ^ a b Paul McCartney - Kisses On The Bottom - austriancharts.at
- ^ lescharts.com - Paul McCartney - Kisses On The Bottom
- ^ a b Paul McCartney - Awards : AllMusic
- ^ dutchcharts.nl - Paul McCartney - Kisses On The Bottom
- ^ ultratop.be - Paul McCartney - Kisses On The Bottom
- ^ norwegiancharts.com - Paul McCartney - Kisses On The Bottom
- ^ swedishcharts.com - Paul McCartney - Kisses On The Bottom
- ^ ultratop.be - Paul McCartney - Kisses On The Bottom
- ^ Paul McCartney | Longplay-Chartverfolgung - musicline.de
- ^ Paul McCartney - Kisses On The Bottom - hitparade.ch
- ^ ORICON STYLE
- ^ italiancharts.com - Paul McCartney - Kisses On The Bottom
- ^ australian-charts.com - Paul McCartney - Kisses On The Bottom
- ^ spanishcharts.com - Paul McCartney - Kisses On The Bottom
- ^ finnishcharts.com - Paul McCartney - Kisses On The Bottom
- ^ a b c d Tommy LiPuma: Paul McCartney Kisses On The Bottom - soundonsound.com
- ^ a b 日本盤CD(UCCO-3038)ライナーノーツ(インタビュアー:ポール・ドゥ・ノイヤー/翻訳:ザ・ビートルズ・クラブ)
- ^ Paul McCartney's new single 'My Valentine' featuring Eric Clapton surfaces online - audio | New Musical Express
- ^ And The GRAMMY Went To… Paul McCartney | GRAMMY.com
外部リンク
「Kisses on the Bottom」の例文・使い方・用例・文例
- MondayはMon.と略される
- 米国のCongressは英国のParliamentに相当する
- バンクーバー― マレーシアに拠点を置くBaronホテルグループはHoward Hotels Internationalを買収する交渉を行っている。
- Baronは、アジアの主要都市に100 を超えるホテルを構える、ビジネスホテルの巨大企業で、高級ホテル市場への進出を目指している。
- Baronが企業買収に成功すれば、同社は、名声を確立したHoward Hotelsブランドやその豪華なおもてなしのノウハウを手に入れることになる。
- 買収がうまくいけば、BaronはHoward Hotelsの株式の65%を所有することになる。
- 同社には、都会の環境に田舎の生活を取り入れたいと思う中流階級の都会人の間に数多くの支持者がおり、最高経営責任者のByron Coxによると、「住宅設計や建設は弊社のような企業にとって当然の結果だ。弊社のお客様は、彼らが所有するPatioの商品と調和する建物を求めている」とのことだ。
- 寄付をしてくださる方はJessie Orbisonまでご連絡のほど、お願いいたします。
- Jackson瓶詰め工場まで、40分間バスに乗車。
- Jackson工場に到着。工場長Otis Cookeによる歓迎の言葉(Cooke氏による工場の歴史の簡単な説明。Cooke氏は見学の案内も担当)
- 工場の食堂にて休憩(Jackson工場で製造・瓶詰めされた飲料の試飲。ほかに軽食を提供)
- 開会の辞:Dotty Powers(議長)が午後6 時30 分に会議を開始し、新会計係のClaire Hudsonを紹介した。
- Hudsonさんは、来年の予算超過を避けるために、経費を慎重に見直すべきだと提案した。
- Jeb Andersonは現在シドニーにいる。
- 2月10日の月曜日付けで、Monica RegisがCarla Yuの後任となりました。
- Monicaは、コピー用紙やプリンターカートリッジからホチキスの針やクリップまで、何か必要になったら連絡すべき人です。
- Monica Regisと直接会って歓迎する。
- Carla Yuの代わりにMonica Regisに連絡する。
- 管理カードは、2 月11 日以降ならいつでも供給部のJasonから受け取ることができます。
- Phil の後任となるMay Hondaが、会の幹事を務めます。
- Kisses on the Bottomのページへのリンク