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小松英樹

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/04 09:16 UTC 版)

小松 英樹(こまつ ひでき、1967年昭和42年)3月4日 - )は、日本囲碁棋士愛知県出身、日本棋院東京本院所属、安永一に師事、九段。

NECカップ囲碁トーナメント戦優勝、新人王戦2回優勝など。師の安永の研究した中国流布石に詳しい。夫人は小松英子四段、小松大樹四段は実子。

経歴

福井県敦賀市に生まれ、父の転勤で愛知県に移る。6歳で父から囲碁を学び、1978年に日本棋院中部総本部の院生となり、1979年に神奈川県に移って東京本院に転属。1981年、初段。1985年に二宮英子初段と結婚。同年五段昇段。1988年、新人王戦決勝で鳴沢泰一を2-0で破って優勝。同年、29勝8敗の成績で、棋道賞新人賞受賞。1990年第46期本因坊戦で初のリーグ入り。1992年、棋聖戦最高棋士決定戦ベスト4、43勝20敗の成績で、棋道賞優秀棋士賞、最多勝利賞、最多対局賞を受賞。1994年にはNECカップ囲碁トーナメント戦決勝で趙治勲を破り、一般棋戦初優勝。1995年九段昇段。

日中スーパー囲碁では、第6-9回に出場、第8回には陳臨新馬暁春を破った。1989年には韓国の東洋証券杯戦に招待で出場、2回戦進出。1993年第49期本因坊リーグの林海峰戦で、公式戦史上初の長生による無勝負を記録[1]。2005年から院生師範。

2014年10月9日、通算800勝達成(800勝418敗3持碁1無勝負)[1]

英子夫人と囲碁教室「棋英会」を主催。『碁ワールド』誌2004年7月-2005年12月号連載「碁ワールド・ハイパー検討室」ではホスト役を務めた。

主なタイトル歴

他の棋歴

国際棋戦

国内棋戦

  • 棋聖戦 五段戦優勝 1987年、六段戦優勝 1988、89年、七段戦優勝 1992年
  • 竜星戦 準優勝 1997年
  • 本因坊戦リーグ6期、名人戦リーグ2期、棋聖戦リーグ3期
  • 「圍碁」誌芮廼偉九段VSプロ精鋭三番勝負 1996年 小松 2-0 芮

著作

  • 『中国流の徹底解明』毎日コミュニケーションズ 2004年
  • 『小松流 最先端布石研究』毎日コミュニケーションズ 2007年
  • 『至高の決断-依田、山下、井山の頭脳』毎日コミュニケーションズ 2007年

出演歴

テレビ

脚注

  1. ^ a b 小松英樹九段が通算800勝達成!10/9”. 日本棋院. 2019年2月10日閲覧。

外部リンク




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