Conduitとは? わかりやすく解説

conduit

別表記:コンデュイト

「conduit」とは・「conduit」の意味

「conduit」は、一般的には導管」や「伝達路」という意味で使われる英単語である。医療分野では、特に心臓の血管人工血管を指すことが多い。また、「conduit」はフランス語でも同様の意味を持ち、英語においてもそのまま用いられることがある

「conduit」の発音・読み方

「conduit」の発音は、IPA表記で /kάnd(j)uːɪt/ (コンデュイト)と読む。フランス語では「コンデュイ」と発音する

「conduit」の語源・由来

「conduit」の語源は、ラテン語の「conducere」で、「導く」「連れて行く」という意味がある。これがフランス語においても同様の意味で用いられ、英語にもそのまま取り入れられた。

「conduit」を含む英熟語・英語表現

「cultural conduit」とは

「cultural conduit」とは、文化伝達伝播する媒体人物を指す表現である。例えば、映画音楽文学作品などが異文化間で情報価値観伝え役割を果たすことが挙げられる

「conduit」の使い方・例文

1. The doctor used a conduit to bypass the blocked artery.(医師詰まった動脈バイパスするために導管使用した。) 2. The internet serves as a conduit for information exchange.(インターネット情報交換伝達路として機能する。) 3. The cultural festival acted as a conduit for promoting understanding between different nations.(文化祭は、異な国々理解促進するための伝達路として機能した。) 4. The artificial blood vessel conduit was successfully implanted in the patient's heart.(人工血管導管患者心臓成功裏移植された。) 5. The translator acted as a conduit between the two leaders during the negotiations.(交渉中、通訳者二人指導者の間で伝達路として機能した。) 6. The pipeline serves as a conduit for transporting oil from the production site to the refinery.(パイプラインは、生産地から精油所へ石油輸送のための導管として機能する。) 7. The teacher acted as a conduit for communication between the students and their parents.(先生は、生徒とその保護者間のコミュニケーション伝達路として機能した。) 8. The company used a financial conduit to transfer funds between accounts.(その会社は、口座間で資金移動させるために金融導管使用した。) 9. The tunnel serves as a conduit for water from the reservoir to the city.(そのトンネルは、貯水池から都市への水の導管として機能する。) 10. The ambassador acted as a conduit for diplomatic relations between the two countries.(大使は、二国間外交関係伝達路として機能した。)

埋設管


コンデュイット

(Conduit から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/22 14:50 UTC 版)

コンデュイット
2008年ブリーダーズカップ・ターフ
(2008年10月25日)
欧字表記 Conduit
香港表記 水到渠成
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛[1]
生誕 2005年3月23日[1]
死没 2020年6月17日(15歳没)[2]
Dalakhani
Well Head
母の父 Sadler's Wells
生国 アイルランド
生産者 Ballymacoll Stud Farm Ltd.[1]
馬主 Ballymacoll Stud[1]
調教師 Sir Michael R.Stouteイギリス[1]
競走成績
生涯成績 15戦7勝[1]
獲得賞金 3,551,847ポンド(イギリス)
※英ポンド換算[1]
勝ち鞍
G1 セントレジャー 2008年
G1 BCターフ 2008年・2009年
G1 KGⅥ&QES 2009年
G3 ゴードンS 2008年
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コンデュイット (Conduit2005年3月23日 - 2020年6月17日) は、イギリス競走馬種牡馬である。2008年セントレジャーステークスブリーダーズカップ・ターフ2009年キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、ブリーダーズカップ・ターフを制した。

経歴

2007年

2007年8月にデビューし、初勝利に3戦を要しそのまま2歳シーズンを終える。

2008年

2008年は6月に2勝目を挙げると、同月に行われたG2競走キングエドワード7世ステークスで2着と好走し、翌月にはG3競走ゴードンステークスを僅差ながら勝利する。続いて、三冠最終戦セントレジャーステークスに出走し、5番人気ながら早めに抜け出すと、後続を寄せ付けずに3馬身差の快勝。さらにブリーダーズカップ・ターフも快勝し、史上はじめてセントレジャーの勝ち馬がBCターフを制した。同年のエクリプス賞最優秀芝牡馬を受賞した。

2009年

休養を終えて4歳緒戦は5月のブリガディアジェラードステークス (G3)から始動したが、チマデトリオンフのハナ差の2着に敗れた。続く7月4日のエクリプスステークスでは二冠馬シーザスターズの3着だった。そして7月25日のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスでは1番人気に支持され、レースでは2着のタータンベアラーに1馬身3/4差をつけ優勝、G1・3勝目を挙げた。その後、ぶっつけで凱旋門賞に挑んだがシーザスターズの4着に敗れた。

凱旋門賞後の10月29日、翌2010年から日本のビッグレッドファームで種牡馬となることが発表された。その後、ブリーダーズカップ・ターフでは道中最後方追走から徐々に進出すると、大逃げを打ったプレシャスパッション英語版をゴール前で交わして優勝、史上2頭目の連覇を飾った。引退レースとなったジャパンカップでは同年キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス・BCターフの覇者の参戦ということで大いに注目が集まった。人気もウオッカオウケンブルースリに次ぐ3番人気となった。道中はやや後方待機で直線で追い上げるも、ウオッカ、オウケンブルースリをとらえられず、レッドディザイアに交わされ4着に敗れた。

競走成績

出走日 競馬場 競走名 距離 着順 騎手 着差 1着(2着)馬
2007年08月10日 ニューマーケット メイドン 芝7f 7着 R.ムーア 2 3/4馬身 Tanweer
2007年08月29日 ケンプトン メイドン AW8f 3着 R.ムーア 2 1/2馬身 City of the Kings
2007年09月22日 ウルヴァーハンプトン メイドン AW8f141y 1着 J.スペンサー 3/4馬身 (Oberlin)
2008年04月25日 サンダウン ハンデキャップ競走 芝10f7y 3着 R.ムーア 2 1/2馬身 Colony
2008年06月07日 エプソム ヘリテージH 芝10f18y 1着 R.ムーア 6馬身 (Ramona Chase)
2008年06月20日 アスコット キングエドワードVIIS G2 芝12f 2着 R.ムーア 3/4馬身 Campanologist
2008年07月29日 グッドウッド ゴードンS G3 芝12f 1着 R.ムーア アタマ (Donegal)
2008年09月13日 ドンカスター セントレジャーS G1 芝14f132y 1着 L.デットーリ 3馬身 (Unsung Heroine)
2008年10月25日 サンタアニタ BCターフ G1 芝12f 1着 R.ムーア 1 1/2馬身 (Eagle Mountain)
2009年05月28日 サンダウン ブリガディアジェラードS G3 芝10f7y 2着 R.ムーア ハナ Cima de Triomphe
2009年07月04日 サンダウン エクリプスS G1 芝10f7y 3着 R.ムーア 5 1/2馬身 Sea the Stars
2009年07月25日 アスコット KGVI&QES G1 芝12f 1着 R.ムーア 1 3/4馬身 (Tartan Bearer)
2009年10月04日 ロンシャン 凱旋門賞 G1 芝2400m 4着 R.ムーア 1 3/4馬身 Sea the Stars
2009年11月07日 サンタアニタパーク BCターフ G1 芝12f 1着 R.ムーア 1/2馬身 (Precious Passion)
2009年11月29日 東京 ジャパンカップ GI 芝2400m 4着 R.ムーア 2 3/4馬身 ウオッカ

種牡馬時代

現役引退後は予定通りビッグレッドファームで種牡馬活動に入ったが、2013年よりデビューした産駒の活躍は思わしくなく、中央競馬では東京ジャンプステークスを制したシンキングダンサー以外は、下級条件馬を数頭出す程度の成績に留まった。6年間の種牡馬生活で送り出した競走馬のうち、137頭が勝ち上がりを決めていた[2]2015年北アイルランドからの譲渡オファーに応じて輸出され、ダウン県のタリーレーンハウススタッドに繋養された[3][4]

2020年6月17日、コンデュイットは急性の脳損傷が原因で死亡、15歳であった[5][6]

おもな産駒

血統表

コンデュイット (Conduit)血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ミルリーフ系ネヴァーベンド系
[§ 2]

Dalakhani
2000 芦毛 アイルランド
父の父
Darshaan
1981 鹿毛 イギリス
Shirley Heights Mill Reef
Hardiemma
Delsy Abdos
Kelty
父の母
Daltawa
1989 芦毛 アイルランド
Miswaki Mr. Prospector
Hopespringseternal
Damana *クリスタルパレス
Denia

Well Head
1989 鹿毛 アイルランド
Sadler's Wells
1981 鹿毛 アメリカ
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Fairy Bridge Bold Reason
Special
母の母
River Dancer
1983 鹿毛 アイルランド
Irish River Riverman
Irish Star
Dancing Shadow *ダンサーズイメージ
Sunny Valley F-No.1-l
母系(F-No.) 1号族(FN:1-l) [§ 3]
5代内の近親交配 Never Bend5×5=6.25%、Native Dancer5×5=6.25%(母内) [§ 4]
出典
  1. ^ JBISサーチ コンデュイット 5代血統表2018年9月25日閲覧。
  2. ^ netkeiba.com コンデュイット 5代血統表2018年9月25日閲覧。
  3. ^ JBISサーチ コンデュイット 5代血統表2018年9月25日閲覧。
  4. ^ JBISサーチ コンデュイット 5代血統表2018年9月25日閲覧。


近親など

脚注

注釈

出典

外部リンク



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