PF管(Plastic Flexible conduit、ピーエフかん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 07:04 UTC 版)
「電線管」の記事における「PF管(Plastic Flexible conduit、ピーエフかん)」の解説
自己消火性がある合成樹脂管で、単層のPFSと複層のPFDがある。屋外での露出配管、家屋の隠蔽配管などに利用される。元々は難燃性であるポリ塩化ビニル製であったが(このタイプは屋外耐候性あり)。CD管と同じポリエチレン樹脂(可燃性)に臭素系難燃剤(ポリ臭化ビフェニル等)を添加することで難燃性を付加したものがあり このタイプは屋外での耐候性が全く無いため取り扱いに注意する(パナソニック製のパナフレキエーススルーが該当する)。複層PFDも2種類あり やはり屋外での耐候性が全く異なる。芯がポリエチレン・外装がポリ塩化ビニルの物=屋外耐候性良好(旧品のパナフレキ 現パナフレキPV ミラフレキ等がこれに該当)。芯・外装ともポリエチレン=屋外での耐候性は大幅に劣る(パナフレキPFDスルーが該当)。
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