カポック
カポックは東南アジアの国々を訪ねると、植栽されているのを、かなり頻繁に目にすることがあり、原産地が熱帯アジアのように錯覚しますが、アフリカ原産なのです。アフリカに生育しているのを見ると、アジアに植えられているものに比べて、ずっと直径が大きく、樹高が高くて、堂々としていて、別の木のように見えます。カポックはアジアでは、木材よりもどちらかといれば、種子についている綿毛の方が、枕などに使われていますので、ずっと有名です。シルクコットンツリーという名前がよく使われますし、フランス語ではフロマジェー(チーズ)といっています。 ■木材 |
パンヤのき (木)
●熱帯アメリカが原産です。いまでは熱帯の各地に植栽され、別名の「カポック」はマレー語に由来します。高さは30メートル以上になり、幹から枝を水平に段状に張り出します。白色から淡いピンクの花を咲かせます。若芽や若い果実、種子は食用にされます。果実は紡錘形で、なかにはパンヤと呼ばれる繊維がつまっています。この繊維は、クッションや枕などの詰め物に利用されます。
●パンヤ科パンヤノキ属の落葉高木で、学名は Ceiba pentandra。英名は Kapok tree, Silk cotton tree。
バオバブ: | ザーバオバブ バオバブ フニーバオバブ |
パキラ: | パキラ・アクアティカ パキラ・グラブラ |
パンヤノキ: | パンヤのき |
プセウドボンバックス: | シェービングブラシツリー |
斑枝花
木綿
カポック
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