フニーバオバブ
●マダガスカル島の西部から南部に分布しています。バオバブのなかでは小型で、ふつう高さは4~5メートルほどです。幹は肥大して徳利形となり、枝の下ではっきりした括れがあります。葉は乾季には落葉します。花は鮮やかな黄色から橙黄色で、昼咲きの一日花です。果実は食用や調味料に利用されます。サン・テグジュペリの「星の王子さま」で、星を壊してしまう巨木として描かれているのは「バオバブ(A.digitata)」です。写真の個体の推定樹齢は70年、国内で初めての開花だそうです。
●パンヤ科バオハブ属の落葉低木で、学名は Adansonia fony。英名は Fony baobab。
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